「子どもの映画館デビューって何歳からが良いの?」「子ども料金ってどれくらいなんだろう?」と考えるママもいらっしゃると思います。今回は、先輩ママたちの体験談を交えながら、何歳ぐらいから行けるのか、子どもに優しいサービス、確認しておきたい注意点などをご紹介します。
最近の映画館は、赤ちゃんや小さな子ども連れのママが観られる「親子デー」などが設けられていることもあります。また「対象年齢2歳以上」と設定されていたりしますが、
特に「何歳から」という基準はないのかもしれません。
子どもの個人差もあるので、いつデビューさせるかはそれぞれのママの判断によるといえるでしょう。
筆者の息子が2歳のころ夢中で観ていたアニメがあり、もしかしたら映画館に行けるかもしれなと思い、映画館デビュー。
騒いだら帰る覚悟で行ってみたら、ほとんど動かずにずっと静かにスクリーンを観ていました。眠くなるとぐずるタイプなので前日はしっかり睡眠をとって、当日も少し昼寝をしておき、体力を温存させておいたのが良かったのかもしれません。
幼稚園のお友だちのAくんは、ある海外アニメのキャラクターが好きで、その映画を夏休みに息子といっしょに観に行ったのが映画デビューでした。
上映中は2人とも顔を見合わせてケラケラと笑い、楽しそうに観ていました。息子は「Aくんと映画に行ったね」とそのときのことを語っていて、よい思い出になったようです。
息子の友人であるBくんは、普段から暗い廊下や洗面所などを怖がるので、ママは「映画は好きなんだけど、もう少し大きくなってからかな」と言っていました。その子の性格を知っているママの賢明な判断だなと感じました。
Bくんが小学1年生なって好きなアニメ映画を観たいとママに相談して、映画デビュー。一度慣れたら暗さも平気になり、よく映画館に行くようになったようです。
最近の映画館では、子どもを連れたママにも安心して楽しめるサービスがあり、周囲に気兼ねなく利用できる工夫がされているようです。
たとえば、赤ちゃんや小さい子が怖くないように照明を通常よりも明るくしたり、音響のボリュームを抑え、空調も冷えすぎないようにする、などの配慮が。
映画館によってはプレイスペースも用意してあるところもあるので、途中で退屈しても抜けられるというメリットがあるようです。
また、会場は同じような子ども連れの人たちばかりなので、はじめての親子も気楽に映画を観ることができそうですね。
映画館に連れていけそうかどうか、まずは普段の子どもの様子で判断してみましょう。
普段から暗い部屋や夜を怖がる子どもは、映画館の暗さを苦手とすることが多いようです。
少しずつ暗い場所に慣れ始めてから映画館デビューを考えるのもよいかもしれませんね。
映画館の音は初めての子どもにとってはとても大きく感じるでしょう。もしイベントやショーなどで大きな音の舞台を観た経験があるなら、そのときどんな反応だったのかを思い出してみるとよいかもしれません。
家でお気に入りのテレビやDVDを観ているとき、どれくらいの時間集中していられるかを意識して確認してみましょう。歩きまわる癖がある子どもには、事前に映画館のルールを伝えておくといいですね。
対象年齢2歳の、小さな子ども向けの映画には同じような世代の子どもが集まる傾向のようです。
ですから小声で話す親子の声や、たまにぐずる小さな子の声が聞こえることもありますが、「お互いさま」という雰囲気があり、「気楽に観られる」という声も多いみたいです。
もちろん、あまりにもぐずる・騒ぐようなら、一旦退席する覚悟は必要になるでしょう。
当日は、お昼寝を済ませたり、お腹をあらかじめ満たすなど子どもがご機嫌な状態にするととよいでしょう。念のため、席を何度か立つことも想定して端の席にしておくと、出入りが楽になると思います。
また、映画が始まる前にトイレに寄る、ジュースやポップコーンを買う時間を確保する、往復の交通機関の混み具合を確認しておくなど、スケジュールにもゆとりを持てるとよいですね。
子どもがベストコンディションじゃなければ次の週にする、くらいの心構えがあるとよいかもしれません。
子ども料金は、3歳以上から約1000円前後の料金設定をしている映画館が一般的なようです。3歳未満で、保護者の膝の上での鑑賞であれば席料はかからないこともあるようです。
各映画館や上映作品によって料金は異なるため、事前に調べておくと安心でしょう。
最近は映画前に注意事項のアニメーションなどを上映する映画館も多いですが、事前に子どもと「映画を観るためのお約束」をしておくのがよいかもしれません。
「映画館は、たくさんの人が映画を楽しむ場所だから静かにしてね」
「話したいことがあったら、ナイショ話で少しだけ」
「前の席を蹴らない、席の上でドタンバタンと動かない」
「もし静かに座っていられないと、帰らなければいけない」
というようなことを話しておけば、子どもも心の準備をすることができるでしょう。
子ども料金の設定はありますが、映画館デビューは「何歳から」とはっきりとした決まりまなく、事前にしっかり準備をすればはじめてでも充分楽しめるでしょう。
眠いと機嫌が悪くなる子、暗がりを怖がる子など、子どもの個性に合わせて「はじめての映画館」を楽しめたらよいですね。
観終わったあとに映画の感想を話すのも、楽しみのひとつになると思います。
2017年05月01日
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