子育てを学ぶ。子育てから学ぶ。ママ・パパのための情報メディア「KIDSNA」

2017年01月04日

お年玉をもらったら教えよう。子どもと楽しく学ぶお金のこと

お年玉をもらったら教えよう。子どもと楽しく学ぶお金のこと

お正月は子どもにとってお年玉がもらえる楽しい時。でもお金の大切さを子どもに伝えるのは意外とむずかしい…。「小さいから教えても無駄なような気がする」「小さい時からお金の話をするとガメつくなりそう」と避けている人も多いのではないでしょうか。そこで、幼児期の子どもに楽しくお金の大切さを教える方法をご紹介します。

まずは「お金」の流れを説明

大人にとっては当たり前のことでも、子どもにとってはわからないことってたくさんありますよね。まさに「お金」もその1つ。

お金はどんな時に必要?

子どもは、お金がどういう役割をするのかわかっていないことが多いんです。なので、まずは「お金は物を買うために必要な大切なもの」ということを教えましょう。でも、そのまま言っても子どもには伝わりにくいもの。

そこで、身近な物を例にあげます。たとえば、子どものお気に入りのお洋服などを指して「これもお金がないと買えないんだよ。買えないってことは●●ちゃんは着られないってこと」と伝えましょう。

どうしたらお金がもらえる?

でもそれだけだと、「じゃお金たくさんもらってきて♪」となってしまうので、次にお金の入手方法もきちんと説明しましょう。

「大人(ママやパパなど)が一生懸命働くことで、ちょっとずつお金がもらえるんだよ。好きなだけもらえるわけじゃないから大切に使おうね」

と伝えることで、まずは「お金」がどういうものなのか、子どもが理解できるのではないでしょうか。

お札と硬貨の違いも教えて

100円玉10枚と1000円札2枚を見せて「どっちのほうが金額が多い?」と聞くと、お札と硬貨の違いがわかっていないと多くの子どもが「100円玉10枚の方が多い」と答えます。その理由は、子どもにとって枚数や個数がたくさんある=多いとなるからです。

そこで、硬貨とお札の違いを教えましょう。全部教えるのが大変な場合は、「お札のほうが、硬貨に比べて高いものを買うことができる」程度でもOKです。

子どもがお金のことを知るメリットとは

お金の大切が理解できると、一見関係ないと思われる以下のような感覚が磨かれることも!

水や電気の無駄遣いなどを減らせる

水や電気なども使うことでお金がかかることを伝えれば、水の出しっぱなしや電気のつけっぱなしを減らすことができます。

「この水の出しっぱなしをやめると、その分お金が節約できるから、その分、●●ちゃんのおやつをたくさん買えるかも」など、身近な例を出すとよりいっそう子どもの心に響くはずです。

さらに、水や電気の無駄遣いを減らすことで、資源の節約にもつながるということも伝えられたら、なおいいですね。

がまんが身につく

次は、お金を見せながら「今、100円しか持っていないから、200円するこのガチャガチャはできないよ」と伝えてみましょう。

実際にお金を見せることで、言葉で「お金がないからガチャガチャはダメ!」と言うよりも、子どもは目と頭の両方で理解できるようになり、「お金がない→買えない→がまんするしかない」と納得できるようです。

創意工夫する心を育む

欲しいおもちゃをがまんした後は、いろいろな工夫を考えることができます。地道にお年玉やお小遣いを貯めるのも1つの方法ですが、「ほしいおもちゃの代わりになるものを作ってみる?」と促してみるのもいいでしょう。

おもちゃを作ることによって、創造力を育むことができるだけでなく、親子コミュニケーションを深めることもできそうですね。

お家で簡単にできる!お金にまつわる遊び

「お金のことを教えたので実践させたい!」と思っても、お金を持たせて一人で買い物に行かせるのはちょっと不安ですよね。そこで、楽しみながら金銭感覚を身につけられる方法があります。お家でぜひやってみてください。

全部でどっちが多い

まずは折り紙や画用紙などで作ったお札(1000円×5枚)と、コイン(100円×10枚)を用意。

まず、ママがお札とコインをランダムにとり、2つに分けます。そして子どもに「どっちのお金のほうが、たくさんあると思う?」と問いかけるゲームです。

最初は個数が多い=金額が多いと思っていた子どもも、「1000円1枚のほうが、100円3枚よりも多いんだ」とお札とコインの違いについて理解を深められます。

お店屋さんごっこで買い物ゲーム

「全部でどっちが多い」で使ったお札とコインを用意。さらに家にあるおもちゃなどにそれぞれ値段をつけ、お客さん役と、お店屋さん役にわかれてごっこ遊びをしながら、買い物ゲームをします。

包装紙や紙袋などを使ってラッピングや、ポイントカードを作って買った分のスタンプを押すなどのアレンジを加えると、よりリアルさを楽しめます。

タイミングと身近な話題にリンクさせるのがコツ

お年玉など、まとまったお金をもらった時が、お金の流れや価値を伝えるいい機会です。さらに身近な話題に置き換えたり、ゲーム感覚で楽しく学ぶと、よりいっそう理解を深められます。子どものうちから少しずつ、正しい金銭感覚を身につけてほしいですね。

レクチャーの関連記事
  • 子どもの教育費はどれくらい必要?FPに聞く、就学前に知るべき必要な貯金額

    子どもの教育費はどれくらい必要?FPに聞く、就学前に知るべき必要な貯金額

    子どもの教育にかかる費用が気になるママも多いと思われます。実際、何にどれくらいかかるか、貯金はどれくらい必要か、知りたいところですよね。今回はファイナンシャルプランナー(FP)の伊達有希子さんに、小学校を受験する場合も含め、子どもに必要な教育費の目安を聞いてみました。

    伊達有希子(ファイナンシャルプランナー)

  • 共働き夫婦の家計管理方法。FPに聞く、1日300円からはじめるお金の節約

    共働き夫婦の家計管理方法。FPに聞く、1日300円からはじめるお金の節約

    共働き家庭では家計の管理はどうしてるのか?どういう管理の仕方が一番節約できてお金が貯蓄できるか、気になるところです。今回はファイナンシャルプランナー(FP)の滝本博文さんに、節約できる家計の管理方法を聞いてみました。

    滝本博文(ファイナンシャルプランナー)

  • 子どもの学資保険はいつから入る?FPに聞く、必要な学費や保険の種類

    子どもの学資保険はいつから入る?FPに聞く、必要な学費や保険の種類

    子どもの学資保険は子供が何歳のころに入るのが適切なのか、最終的にどれぐらいあればいいかなど知りたいと思いませんか?今回は、必要な学費や確実な積み立て方をファイナンシャルプランナー(FP)の滝本博文さんに聞いてみました。

    滝本博文(ファイナンシャルプランナー)

  • 5~6歳のうちに体験しておきたい「お金の教育」。お金を貯める方法

    5~6歳のうちに体験しておきたい「お金の教育」。お金を貯める方法

    みなさんは、学校でお金の使い方を習ったことはありますか?おそらく、「習ったことがない」もしくは「生活科や社会科でお買い物体験はしたけれど、何かを教わった記憶はない」という人がほとんどではないでしょうか。では、子どもを将来お金に困らないように育てるには、どうすれば良いのでしょう。今回は、家庭でできるお金の教育として、「5~6歳のうちに体験しておきたいお金を貯める方法」をお伝えします。

    島田 綾 (一般社団法人 金融学習協会)

  • 3人家族の生活費。FPに聞く、赤字にならないベストな内訳と2つの改善方法

    3人家族の生活費。FPに聞く、赤字にならないベストな内訳と2つの改善方法

    家計管理において一カ月の生活費を把握しておくことはとても大切ですね。今回は、ファイナンシャルプランナー(FP)の伊達有希子さんに、家計収支に関しての改善方法や気をつけたいこと、そしてベストな生活費の内訳について伺ってみました。

    伊達有希子(ファイナンシャルプランナー)

  • 【お中元のマナー】地方による時期のちがい、のし紙の書き方やお返しの方法とは

    【お中元のマナー】地方による時期のちがい、のし紙の書き方やお返しの方法とは

    夏が近づくにつれて気になるのがお中元。スマートな対応が大人のマナーだとはわかっていても、いざ準備をしようとするとよくわからないことがたくさんありませんか?「お中元の時期って?」「何を贈ったらいいの?」そんなさまざまな疑問を解消すべく、今回はお中元のマナーや基礎知識についてご紹介していきます。

カテゴリ一覧