夫婦の部屋は一緒、別々?部屋のレイアウトや使い方

夫婦の部屋の広さや部屋割り

夫婦の部屋は一緒、別々?部屋のレイアウトや使い方

夫婦で部屋をどのように使うか考えるとき、部屋の広さや部屋割りが気になるママや、夫婦で部屋が別な家庭はいるのかが気になるパパもいるのではないでしょうか。今回は、夫婦の部屋はどのように分けているかや部屋を分ける理由、1つの部屋を夫婦が別々に使うレイアウト例などをママやパパの体験談を交えてご紹介します。

夫婦の部屋はどのように分けている?

夫婦の部屋について考えるとき、夫と妻それぞれの部屋を用意したいと考える方もいるようです。子育て中のママやパパたちに、夫婦の部屋をどのように分けているのかを聞いてみました。

30代パパ
30代パパ

家を建てるとき、夫婦それぞれに個室を用意したいと思いました。狭くてもよいので、プライベートな空間があると、考え事をしたり勉強したりするときに集中しやすいのではないかと考えます。

20代ママ
20代ママ

うちの場合は、将来の子ども部屋に間仕切りをして夫婦の部屋として使っています。お互いの行動を干渉せず自由なスペースとして活用するというルールを作りました。

夫婦それぞれのプライベートなスペースとして、個室や仕切りをつけた部屋を用意したママやパパがいるようです。他にも、使いたい時間にあわせて1つの部屋をレンタルルームのように共用しているというパパの声もありました。

子育て家庭の部屋の使い方

子どもと暮らす家庭では、どのような部屋の使い方をしているのでしょうか。ママやパパたちに聞いた、子育て家庭の部屋の使い方をお伝えします。


全ての部屋を共用している

20代パパ
20代パパ

住んでいるアパートの部屋割りを考えたとき、部屋の広さや数から夫婦がそれぞれの部屋をもつことが難しいと感じました。今は全ての部屋を共用していますが、子どもが成長して引越しをするときは個室のある家に住みたいと考えます。

家の中の部屋は夫婦や家族で共用しているというパパがいるようです。別々の部屋がない場合でも、夫婦それぞれの収納スペースを用意することで趣味の雑貨などを保管しやすいと考えるママの声もありました。


夫婦それぞれの部屋がある

夫婦それぞれの部屋
Markus Gann/Shutterstock.com
30代ママ
30代ママ

うちは夫婦それぞれに3畳の個室を用意しました。最初は3畳では狭いかなと思いましたが、寝室は同じ部屋を使っているので、個人の荷物や趣味のものを保管する部屋として充分の広さだと感じています。

夫婦に別々の部屋がある家庭があるようです。在宅ワークをしているママのなかからは、寝る部屋が別にあるため、夫婦で部屋を分けていてもコミュニケーションがとりやすいという声も聞かれました。


目的にあわせて部屋を分ける

40代パパ
40代パパ

我が家の場合、用途にあわせて部屋を分けて使っています。夫婦どちらかの個室という分け方ではなく、持ち帰ってきた仕事や読書などを楽しむ書斎と、ヨガマットや自転車型トレーニング器具を置く運動部屋に分けました。

使用目的にあわせて部屋を分け、ママとパパが使いたいときに交代で使うのもよさそうですね。部屋の広さにあわせて、どのような使い方をするかを夫婦で相談したというパパの声もありました。

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夫婦が部屋を分ける理由

仲のよい夫婦でも、部屋を別々に使いたいという家庭も少なくないのではないでしょうか。ママやパパたちに聞いた、夫婦が部屋を分ける理由をお伝えします。


生活リズムが違うから

20代ママ
20代ママ

子育てをしていると、夫婦でも生活リズムが違ってくることがありました。うちの子は夜泣きをする時期なので、子どもが眠った朝方に私が体を休められるように、起床時間の早い夫とは別の部屋で寝ています。

子どもにあわせた生活をするママと、仕事にあわせた生活をするパパがどちらもすごしやすいように部屋を分けている家庭があるようです。他にも、日勤と夜勤を交代でしているため、寝入った子どもを起こさないように寝室とは別の部屋で寝起きしているというパパの声もありました。


寝室の環境の好みが違うため

寝室
PlusONE/Shutterstock.com
40代パパ
40代パパ

うちの子は少し灯りがついていないと「怖い」と言って寝てくれません。私は明るくても眠れるのですが、妻は真っ暗でないと眠れないタイプなので、子どもを寝かしつけた後に別の部屋で寝ています。

就寝時の環境の好みが違うことから、寝る部屋を分けている家庭もあるようです。ママのなかからは、エアコンの設定温度の好みが夫と違うことから、寝室を夫婦で分けているという声も聞かれました。


プライベートな場所が欲しいから

30代ママ
30代ママ

子育てと家事、仕事をしていると自分の時間を作りにくいと感じました。ときどき自分だけの時間をすごしたいと感じ、家の中にプラベートルームが欲しいと思ったことがきっかけです。

家の中に自分の部屋がある場合、子育てや家事が落ち着いたタイミングで1人の時間を作りやすそうですね。他にも、趣味の読書や手芸に没頭しやすいプライベートな部屋が欲しいというママやパパの声もありました。

1つの部屋を夫婦が別々に使うレイアウト例

1つの部屋を夫婦で使いたいとき、プライベートな空間を作りやすいレイアウトが知りたいママやパパもいるかもしれません。ママやパパたちに、1つの部屋を夫婦が別々に使うレイアウト例を聞いてみました。


家具で仕切る

30代パパ
30代パパ

部屋の真ん中に収納家具を置き、両側を夫婦それぞれのスペースにしました。家具を配置するだけなので、別のレイアウトにしたいときにサッと変えられるところが気に入っています。

家具を使って部屋を仕切るレイアウトがあるようです。他にも、ダブルベッドを部屋の真ん中に置き、ベッドサイドを個人の空間として活用しているというママの声もありました。


部屋の両端に家具を配置する

20代ママ
20代ママ

部屋のレイアウトを夫婦で相談した結果、我が家は部屋の中央を広く開けた使い方をすることになりました。家具は部屋の両端に配置し、中央にラグを敷いて共用スペースとして使っています。

壁沿いに家具を置いて自分だけのスペースを作り、中心部を開けておくと部屋が広く見えるかもしれません。パパのなかからは、机を配置する位置を考えるときに、お互いに背中を向けた状態を意識することで、自分の時間に集中しやすいという声も聞かれました。

夫婦で使う部屋のレイアウトはそれぞれ

リビングでくつろぐ夫婦
iStock.com/recep-bg

夫婦で使う部屋を分けるかどうかは、家庭によってそれぞれ違うようです。夫婦の部屋が別々の場合、考え事に集中できる他に、プライベートな空間を作りやすいと考えるママもいました。

1つの部屋を夫婦で使うときは、部屋の広さにあわせたレイアウトを意識するとよいかもしれません。住んでいる家の部屋割りにあわせて、生活しやすい使い方ができるとよいですね。

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