共働き家庭の1日のタイムスケジュール。家事や育児をこなすためにした工夫

無理をせずスケジュールをこなそう

共働き家庭の1日のタイムスケジュール。家事や育児をこなすためにした工夫

共働きをしているママやパパは、保育園の送り迎えや家事育児を大変に感じ、1日のタイムスケジュールを改善したいと考えることもあるかもしれません。他の共働き家庭のスケジュールが気になることもあるでしょう。今回は、共働き家庭の1日のタイムスケジュールや、スケジュールをこなすためにした工夫をご紹介します。

共働き家庭の1日のタイムスケジュールとは

共働きで仕事をしながら家事や育児をこなしていると、忙しくてあっという間に1日が終わってしまうと感じるママやパパは多いのではないでしょうか。

 

思うように家事や育児が進まなかったり、自分の時間が取れず、1日のタイムスケジュールを見直したいと考えることもあるかもしれません。

 

共働き家庭の1日のタイムスケジュールはどのような内容なのでしょうか。また、スケジュールをこなすためにどのような工夫をしているのでしょうか。

共働き家庭の1日のタイムスケジュール

スケジュール
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保育園に通う5歳と3歳の子どもがいる共働きのママとパパに、1日のタイムスケジュールを聞いてみました。


ママ

7:40 起床・子どもを起こして朝食を食べさせる

8:00 入浴

8:30 身支度しながら子どもの着替え見守り

9:00 車で子どもを保育園へ送り1度帰宅

9:20 自宅を出発

10:00 出勤

18:00 退勤

18:40 自宅に到着・車で保育園へお迎えに行く

19:00 帰宅

19:10 夕食準備

20:00 夕食

21:00 洗濯・片づけ等

22:00 寝かしつけ

22:30 自由時間

1:00 就寝 


パパ

7:30 起床・子どもの朝食準備

7:40 入浴・身支度

8:00 夫婦のお弁当作り・ゴミ出し

8:20 自宅を出発

9:00 出勤

19:00 退勤

19:50 帰宅

20:00 夕食

21:00 子どものお風呂・寝る支度

22:00 食器洗い

22:30 自由時間

1:00 就寝

今回話を聞いたママとパパは、朝は交代で入浴しながら子どもを見守ったり、夜は家事を分担して早く終わらせ自分の時間を確保したりするなど、さまざまな工夫をしているようです。

 

ママが残業したい日もあるため、保育園のお迎え担当は、ママとパパで曜日ごとに分けているそうです。

 

お味噌汁や煮物、つけ合わせの浅漬けなどは1度に2日分以上作っておくと、作り置きとして翌日や翌々日のおかずに使いまわすことができ、毎日の献立の準備が楽になるという声もありました。

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共働き家庭の1日のスケジュールをこなすための工夫

1日のスケジュールをこなすためにできる工夫はあるのでしょうか。共働きのママやパパたちに聞いてみました。


寝る時間や体調を管理する

女性
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40代パパ
40代パパ

早寝早起きをして、朝に家事をするようにしています。夜に無理をすると体調を崩しやすいですし、しっかり寝て朝動く方が効率がよいと思います。

30代ママ
30代ママ

子どもの寝かしつけのときにいっしょに寝てしまうと、深夜に目が冴えて翌日の日中眠くなってしまうので、自分のいつもの就寝時間を守るよう気をつけています。

体調を崩してしまうと、1日のスケジュールが乱れてしまうこともあるでしょう。規則正しい生活は、スケジュールをうまくこなすための基本かもしれません。


家族の時間を持てるよう効率を考えて仕事をする

40代パパ
40代パパ

残業しないように、お客さんや上司から出そうな要望を先読みして準備しておきます。

40代パパ
40代パパ

パソコン内のデータが散らかっていると、忙しいときに仕事の効率に影響することがあるので、普段から片づけるようにしています。

30代ママ
30代ママ

お昼の休憩でしっかり休むようにすると、効率的に仕事ができ、残業しなくて済む気がします。

残業せずに定時で上がることができると、1日のスケジュールにゆとりをもつことができ、仕事のモチベーションを保つことにもつながりそうですね。


保育園の連絡を共有したり、前日に登園準備をする

30代ママ
30代ママ

保育園の延長料金の支払い期限や行事がある日の持ちものなど、園からの連絡はパパとメッセージアプリで共有しています。送り迎えに行き、連絡が貼られた掲示板に気づいた方が、そのつど写真に撮ります。

30代ママ
30代ママ

前日に明日着る服やおしぼりなどの登園準備を済ませます。

メッセージアプリで保育園の連絡事項を夫婦で共有しているというママの声がありました。祖父母に保育園のお迎えなどを頼みたいときにも活用できそうですね。


家事や育児を頑張りすぎず分担する

40代パパ
40代パパ

洗濯や買い物は土日にまとめてすることが多いです。着替えや食品などが足りなくなってきたら、平日のすきま時間に洗濯したり買い物するくらいでよいと思っています。

30代ママ
30代ママ

子どもがイヤイヤ期で、1度怒って泣き出すと、その対応で長時間他のことができなくなります。頑張って話しかけるより、少し距離を置いてからそっと寄り添うと泣き止みやすいので、パパにも共有しました。

30代ママ
30代ママ

朝は特に忙しいので、夫婦でうまく家事や育児を分担します。私が朝入浴するときは、パパが子どもの見える範囲にいながら、身支度やお弁当の準備をしたり、子どもに早く準備をするよう声かけしたりしています。

まとめてできる家事は週末にパパと分担しながら済ませると、平日に他のことに使える時間が増えそうですね。

 

朝から家事や育児をうまく分担し、子どもを保育園へきちんと送り届けることも、1日のスタートとして大切かもしれません。

無理をせず共働きの1日のスケジュールをこなそう

家族
Rawpixel.com/Shutterstock.com

今回は、ママやパパたちの体験談をまじえながら、共働き家庭の1日のタイムスケジュールや、スケジュールをこなすためにしている工夫をご紹介しました。

 

仕事の時間が長くならないよう効率を考えたり、家事や育児を分担するなど、スケジュール管理のために工夫している共働き家庭は多いようです。

 

無理をして体調を崩さないように、夫婦で協力しながら1日のスケジュールをこなしていけるとよいですね。

2020年02月02日


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