幼児食に子どもがよろこぶ鮭フライを作ろう

子どもが食べやすい鮭フライを作るために意識したこと

幼児食に子どもがよろこぶ鮭フライを作ろう

幼児食に鮭フライをおいしく作るにはどうしたらよいのか知りたいママもいるかもしれません。今回の記事では子どもが食べやすい鮭フライを作るために意識したこと、基本のレシピ、鮭フライにあう甘みのある玉ねぎを使った簡単なソースの作り方について、ママたちの体験談をまじえてご紹介します。

幼児食に鮭フライを作ろう

1年中手に入りやすい鮭は、焼きものや揚げものなどさまざまな料理に使えるため、幼児食を作るときに取り入れやすい食材ではないでしょうか。

鮭の料理の中でも、おかずやお弁当に使える鮭フライを作ると、鮭の香ばしさやサクサクした食感を楽しめて子どももよろこんでくれそうですね。

今回は鮭フライを作るときに、ママたちがどのようなことを工夫しているのか、基本のレシピやソースの作り方などをご紹介します。おいしい鮭フライ作りの参考にしてみてくださいね。

幼児食に子どもが食べやすい鮭フライを作るために意識したこと

鮭フライを子どもが食べやすいようにどのような工夫をしているのかママたちに聞いてみました。


鮭の下ごしらえをする

30代ママ
30代ママ

鮭の切り身を使うときは骨を取り除きます。指で骨を取ろうとすると身が崩れてしまったため、ピンセットで取り除いてから調理しています。

30代ママ
30代ママ

鮭の切り身の皮をいっしょに揚げてしまうと子どもが皮を噛みきりにくいため、下ごしらえのときに取り除いています。取り除くときは包丁を使って、皮と身の境目に包丁を入れて身が崩れないように少しずつ切り離しています。

骨が残っていると子どもの喉に引っかかってしまう場合があるため、丁寧に取り除くように気をつけているというママの声がありました。鮭の皮は子どもが食べやすいように、取り除くようにしましょう。


鮭の臭みを取る

鮭
iStock.com/CharlieAJA
30代ママ
30代ママ

魚特有の臭みが残っていると子どもが食べにくいため、下ごしらえのときに刺身や切り身の余分な水分をしっかりとキッチンペーパーで拭きとるようにしています。

30代ママ
30代ママ

塩や酒を振って10分ほど置いてから調理すると、鮭の臭みが取れて子どもが食べやすくなります。

鮭の臭みを取るために余分な水分を拭きとったり、調味料を振りかけるなどさまざまな工夫をしたママの声がありました。鮭を購入したあとにすぐに水分を取り除くと、臭みが取れて食べやすかったというママもいました。


衣のつけ方を工夫する

30代ママ
30代ママ

鮭フライを作ったときにパン粉が剥がれてしまい、子どもが食べにくくなったことがありました。本でパン粉をつける前に、小麦粉と卵をムラなく鮭につけるとパン粉が剥がれないということ知ったので、気をつけて作ってみると剥がれずにきれいに仕上がりました。

鮭に小麦粉、卵、パン粉を順番につけるのではなく、小麦粉と卵を混ぜたものをくぐらせてからパン粉につけると剥がれずにサクサクに仕上がったというママの声もありました。


火加減や加熱時間に気をつける

30代ママ
30代ママ

鮭フライを加熱しすぎて焦げてしまったことがありました。それからは加熱時間が長くならないように気をつけました。

鮭フライを加熱しすぎる鮭が固くなってしまったというママの声もありました。鮭フライを作るときは、火加減や加熱時間に気をつけましょう。


冷凍保存の方法を工夫する

冷凍庫
iStock.com/Christian Horz
30代ママ
30代ママ

お弁当に使う鮭フライを小麦粉、卵、パン粉をつけて冷凍保存しています。冷凍やけするとおいしく食べられないため、空気に触れないようにラップで一つ一つ包んで密閉袋に入れて冷凍しています。小分けにしておくと取り出しやすく便利です。

鮭フライを揚げてから冷凍するときは、解凍の際に水分が出ないようにしっかり冷ましてから冷凍するというママの声もありました。

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幼児食に作る鮭フライのレシピ

幼児食に作る基本の鮭フライと、揚げない鮭フライのレシピを紹介します。


基本の鮭フライの作り方

  1. 下ごしらえした鮭の切り身を子どもが食べやすい大きさに切る
  2. 1に少量の塩コショウと小麦粉をまぶす
  3. 溶いた卵に2をくぐらせて、パン粉をつける
  4. 鍋に油を入れ、2を揚げる

油の温度は170~180度を目安にするとよいようです。鮭を鍋に入れるときは油がはねないようにそっと入れるようにしましょう。


揚げない鮭フライの作り方

  1. 下ごしらえした鮭を食べやすい大きさに切る
  2. 1に少量の塩コショウをして、鮭の両面にマヨネーズを塗り、パン粉をつける
  3. オーブントースターで焼く

マヨネーズを使った揚げない鮭のフライのレシピです。味つけが濃くならないようにマヨネーズは薄く塗りましょう。

鮭フライにあう玉ねぎを使った簡単なソースのレシピ

鮭フライに甘みのある玉ねぎを使ったソースをつけることで子どもたちがさまざまな味を楽しめるかもしれません。

玉ねぎの甘みを楽しめる簡単なソースのレシピをいくつかご紹介します。


タルタルソース

  1. 玉ねぎを細かく刻み、耐熱皿に入れて電子レンジで加熱する
  2. 茹で卵を作って細かく刻む
  3. 1を取り出して冷ましてから2、マヨネーズ、塩コショウを加えて混ぜる

玉ねぎを電子レンジで加熱するときは焦げないように加熱時間に気をつけましょう。玉ねぎが苦手な子どもでも、マヨネーズのまろやかな味とあわせると食べやすいかもしれません。


和風ソース

  1. 玉ねぎを細かく刻み、耐熱皿に入れて電子レンジで加熱する
  2. 小鍋に1と醤油、砂糖を入れて煮詰める

玉ねぎと砂糖の甘さや醤油の香ばしさを味わえる和風ソースです。とろみをつけたい場合は最後に少量の水溶き片栗粉を入れて煮るとよいでしょう。


トマトソース

  1. 玉ねぎを細かく刻み、耐熱皿に入れて電子レンジで加熱す
  2. トマトを細かく切る
  3. 小鍋に1、2を入れ、少量の砂糖、ケチャップを加えて煮詰める

トマトの酸味が気になる場合はケチャップと砂糖を加える量を調整しましょう。チーズや生クリームを入れるとまろやかになり、違った味を楽しめるかもしれません。

おいしい鮭フライを幼児食に作ろう

食事をする親子
yamasan - stock.adobe.com

今回は幼児食の鮭フライをおいしく作るために意識したことや鮭フライの基本レシピ、玉ねぎを使った簡単なソースの作り方についてご紹介しました。

鮭フライを作るときには鮭の下ごしらえが必要ですが、鮭の刺身など骨や皮がないものを使うと下処理の手間が省け、調理時間の短縮につながるかもしれません。

鮭フライはそのままでもおいしいメニューですが、子どもの好みに合わせて洋風や和風のソースをつけるとさまざまな味つけを楽しめるでしょう。

おいしい鮭フライを作り、子どもがよろこぶ幼児食を作れるとよいですね。


※今回の記事でご紹介したものは、幼児食の一例です。新しい食材・料理を取り入れる際は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

2019.10.15

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