5歳の子どもと外食を楽しもう!食事マナー守るための工夫や伝えるコツ

外食の頻度やお店の選び方で変化したこと

5歳の子どもと外食を楽しもう!食事マナー守るための工夫や伝えるコツ

子どもが5歳くらいになってから以前よりも外食する機会が増えた、外食に行くのが大変ではなくなったというママやパパもいるようです。外食の頻度やメニューの選び方など5歳の子どもがいる家庭の外食事情、外食時に気をつけたいマナーや子どもに食事マナーを伝えるコツについてご紹介します。家族で外食を楽しむためにママやパパはどのようなことを工夫しているのでしょうか。

子どもが5歳に成長してから外食で変化したこと

小さな子どもがいるママにとって外食はなにかと大変なことがありますよね。ですが、子どもが5歳をすぎる頃には外食が以前よりも大変ではなくなったというママの声も聞こえてきました。
実際にどんなことが変化したのか、赤ちゃんの頃と比べて外食の頻度やメニュー選びなど変わったことはあるのでしょうか。5歳以上の子どもがいるママたちに聞いてみました。


外食の頻度

30代ママ
30代ママ

子どもが幼稚園に入ってから以前より外食の頻度が増えました。週に1度は家族で外食に行きます。

20代ママ
20代ママ

お給料日の後、月に1度の外食を楽しみにしています。

30代ママ
30代ママ

パパが仕事で遅くなる日は、夕飯作りをお休みして子どもたちと外食に行くことがあります。

外食の頻度は各家庭でさまざま違うようですが、赤ちゃんの時よりは外食の頻度が多くなった気がするという意見や5歳をすぎたあたりから以前はできなかったママと子どもだけの外食にも気軽に行けるようになったという声もありました。


お店の選び方

カフェ
iStock.com/shapecharge
30代ママ
30代ママ

子連れでの外食は、ファミリーレストランや回転寿司が多いです。以前は待ち時間があると外食を諦め家に帰ることもありましたが、子どもが少し大きくなり多少の待ち時間は家族で待てるようになりました。

30代ママ
30代ママ

子どもが幼稚園の年中さんのころ、家族で初めてホテルのランチビュッフェに行きました。我が家で一番外食が大変だった時期は子どもが1~2歳くらいのときでしたね。

30代ママ
30代ママ

ラーメン屋さん、焼肉屋さん、ファーストフード店、お好み焼き屋さんなどパパや子どもたちの好きな物があるお店に行きます。

子どもが5歳くらいになると外食のお店選びの選択肢の幅も広がるようです。子どもが幼稚園に入園する年齢くらいから、焼肉屋さんでの食事をゆっくり楽しめるようになったというママの声もありました。


子どものメニューの注文

30代ママ
30代ママ

5歳の長男は大人と同じくらい食べるので1人前、私と2歳の娘で1人前をシェアします。

30代ママ
30代ママ

お子様メニューがあれば1人前頼みますが、無いときは主人と私の分を少しずつ取り分けてあげます。

お子様メニューがないお店では、ママやパパの分を大盛りにして子どもに取り分ける、兄弟や姉妹で一人前を頼みシェアさせるなど、ママたちは子どもが残さず食べられるようにいろいろ工夫しているみたいです。最初から多めに頼むよりは、様子を見ながら追加注文するほうがよいというアドバイスも教えてもらえました。


家族構成や子どもの性格によっても個人差がありますが、今回お話を聞いたママたちの意見では、子どもが5歳くらいになると子連れでの外食が以前よも楽しめるようになったとのことでした。

幼稚園や保育園での集団生活がスタートし、椅子に座って落ち着いてごはんを食べられるようになったり、ママの話をしっかり聞くことができるようになる3歳~6歳くらいの年齢から、少しずつ外食の仕方も変化していくのかもしれません。

外食を楽しむためにママやパパが気を付けていること

お子様ランチ
© zyagariko - Fotolia

5歳の子どもと一緒に外食を楽しむためには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。普段の外食時にママやパパが気を付けていることを聞いてみました。


子どもから目を離さない

30代ママ
30代ママ

以前よりも外食は楽になりましたが、食べ終わった後に立って歩こうとしたリ、大きな声でお話ししてしまうことがまだまだあります。他の人の迷惑にならないようになるべく目を離さないようにしています。

大人同士が会話に夢中になり、子どもから目を離してしまうと、周囲の迷惑をかけることや、思わぬ事故やケガに繋がることもあるかもしれません。外食時は子どもから目を離さないようにしましょう。


汚したら片づける

30代ママ
30代ママ

ごはんを食べ終わった後は、床に食べこぼしがないか、テーブルやいすが汚れていないかをチェックします。子どもが汚してしまったところはできる範囲で綺麗にし、店員さんに一言かけてから退店します。

子どもが汚してしまった際は、ママやパパが子どものお手本になれるよう、できる範囲で片づけるのがよいでしょう。ただしお店によっては、片づけ方や拭き取り方が決まっている場合もあります。どうしたらよいのかわからない場合は、店員さんに声掛けしてみましょう。


必要以上に怒らない

20代ママ
20代ママ

外食のときは、楽しい雰囲気で食事ができるようになるべく叱らず、言い聞かせるようにしています。

家族での外食時、子どもは普段とは違う環境での食事に戸惑ったり、楽しくなりすぎてしまうこともあるかもしれません。

周りのお客さんに迷惑をかけないようにというママやパパの配慮は大切なことだと思いますが、大きな声で叱ったり、必要以上に食事マナーを厳しくしすぎると子どもを不安にさせてしまったり、周りに不快感を与えることもあるようです。

こちらの記事も読まれています

5歳の子どもに楽しく食事マナーを習慣付けるためのコツ

家族で外食を楽しむために食事マナーを身に着けて欲しいと思うママも多いのではないでしょうか。5歳の子どもに楽しく食事マナーを習慣付けるためのコツをご紹介します。


テーブルや椅子の高さを調節する

食事中のマナーを身に着けるためには、正しい姿勢で食事ができるように子どもの身長に合わせ、テーブルやいすの高さを調節してあげることから始めましょう。

座る場所が安定していると自然と正しい姿勢が習慣付いていきます。足がブラブラしないよう、家族と同じ目線になるように椅子の高さを合わせ、テーブルと椅子の隙間に握りこぶしひとつ分くらい間隔をあけるのがよいようです。


ママやパパがお手本になる

食事中のマナーは、その都度言い聞かせたり、子どもにわかりやすい言葉で伝えてあげることも大切ですが、ママやパパがお手本になれるとよいかもしれません。お箸の使い方、音を立てて食べない、バランスよく食べるなど、子どもに食事マナーを身に着けて欲しいときは、ママやパパがお手本になってあげましょう。


食生活のリズムを整える

お腹がすいているときは、食べることに一生懸命取り組むことができ、食事を残さないという習慣に繋がっていくようです。毎日決まった時間に食事を取れるように生活リズムを整えてあげましょう。

5歳の子どもと外食を楽しもう

© Monet - Fotolia
© Monet - Fotolia

子どもが5歳くらいになると、ママやパパの負担が減ることもあり、外食の頻度やお店選び、メニュー選びの選択肢が広がるようです。家族でより外食を楽しむためには、子どもに正しい食事マナーを教えてあげるとよいかもしれません。

「ご飯を残さず食べれるようになったらお外にご飯を食べに行こうね」と子どものモチベーションを高めてあげたり、ママやパパの息抜きや食事マナーの実践と練習を兼ね家族で外食に出かけるのも良い方法ではないでしょうか。

普段とは違う環境での食事は、子どもにとっても良い経験になるでしょう。家族で外食を楽しみながら、少しずつ食事マナーを覚えてもらえたらよいですね。

2019.07.10

レクチャーカテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
夫婦2人で全部は無理?「子育て・家事・仕事」現代子育てに素敵な選択肢を

共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。