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【調査】親子のコミュニケーション不足に93.5%がYESと回答
問題や原因をアンケート回答をもとに解説
親子のコミュニケーションが不足していて不安を抱えているパパやママもいるのではないでしょうか。子どもと話す時間が取れないとどのような問題が起こるのか、何が原因なのか、ママたちはどのような方法で親子のコミュニケーション不足を解消したのかなどKIDSNA読者の皆様にアンケート調査を行いました。
親子のコミュニケーション不足を感じている割合
親子のコミュニケーションが不足していると思った瞬間はありますか?という質問をしたところ、93.5%が親子のコミュニケーション不足を感じたことがあるという結果になりました。
ほとんどのパパやママが子どもとのコミュニケーション不足を感じているようです。
親子の会話が不足していると感じた瞬間
続いて、どのような瞬間に親子のコミュニケーションが不足していると感じたのか聞いたところ次のような回答がありました。
子どもの様子がおかしいとき
30代ママ
30代ママ
子どもに話しかけられたときに返した自分のリアクションに対して、『ちゃんと聞いてよ!』と子どもから言われたときです。忙しさにかまけて子どもの話にしっかり耳を傾けられていないことを子ども自身に感じさせてしまっていたことに気づきました。
子どもの様子の変化から親子のコミュニケーション不足を感じているようです。
幼稚園や保育園に通い始めたとき
30代ママ
保育園の連絡帳に家での様子を毎日記入するのですが、書く内容がぱっと思いつかないときが増えたときです。
30代ママ
朝バタバタ保育園に送って仕事に行き、夜は子どもが寝てから家に帰った時に思います。
30代ママ
子どもが登園時にグズった時にコミュニケーションが不足していると感じました。
子どもが幼稚園や保育園に通いはじめると親子での時間が減り、会話する時間も減っていくようですね。
下の子に手をかけているとき
30代ママ
下の子優先になってしまい上の子が気を使っているのを感じた時です。
30代ママ
下の子を抱っこしているときに思います。
下の子ができ、上の子とコミュニケーションを取る機会が減ってしまったと感じるママの意見もありました。
親子のコミュニケーションが不足した原因
子どもとのコミュニケーションが減った原因については以下のような結果になりました。
「時間がない」という回答が68.8%ともっとも多く、続いて「自分自身がスマホを見てしまう」が18.8%という結果になりました。
その他には「イヤイヤ期で疲れてしまう」など、親子のコミュニケーション不足の理由はさまざまな原因があるようです。
親子のコミュニケーションが減ったことによる問題
続いて、子どもとの会話が減ることによって問題に感じたことも聞きました。
子どもに寂しい思いをさせてしまう
30代ママ
イヤイヤ期のため怒ってばかりいた時『〇〇(子どもの名前)ちゃんのこと好き?』と涙目で訴えられたとき。一番困ったし申し訳ない気持ちになりました。
30代ママ
子どもが寂しそうにしている時があります。
コミュニケーションが減り、子どもが寂しさを感じてしまうことが問題となっているという意見がありました。
子どもの気持ちがわからなくなった
30代ママ
子どもが何かしら抱えているときに問題を引き出すことができていないと感じます。
30代ママ
子どもの内心が見えなくなるときがあります。
30代ママ
学校での様子がわからず困ります。
子どもが普段何を考えているのかわからなくなってしまうという意見もありました。
子どもの態度が変わった
30代ママ
息子が暴力的になり、その暴力が親だけでなく下の子や家族以外の人に及んだときまずいなと思いました。
30代パパ
子どもが反抗的になりました。
コミュニケーションが取れない分、子どもが反抗的になってしまうこともあるようです。
親子のコミュニケーションを増やす工夫
では、子どもとのコミュニケーションを増やすためにパパママはどのような工夫をしているのでしょうか。
子どもと話す時間を意識的に作った
寝る前に会話をする時間を作ったり、仕事が休みの日や保育園を休ませていっしょに過ごしたり、休日は子どもと遊びに行くなど、子どもとコミュニケーションをとる時間を意識的にとったという意見が多く見られました。
自分自身がスマホをみないようにした
親子のコミュニケーション不足の原因にも自分自身がスマホを見てしまうことが要因のひとつでしたので、スマホを見る時間を減らすことが親子のコミュニケーション不足を解消する方法になりそうですね。
絵本を読む時間を作った
絵本を読むことで、親子でコミュニケーションを取る工夫をしているママもいました。
パパママの時間がなくて忙しいときでも、絵本も読む時間を作ることで、親子で落ち着いてコミュニケーションを取れるようになるかもしれません。
スキンシップを取るようにした
1日1度はハグするようにしたり、だっこする時間を増やしたりと、子どもとスキンシップを取るようにしたという意見もありました。
この他にも、仕事を変えたり、家事を後回しにするなどの工夫をして親子のコミュニケーション不足を解消しているという意見もありました。
親子のコミュニケーションを増やして良かったこと
最後に、親子のコミュニケーションを増やすことでどのような変化が起こったのか聞いてみました。
30代ママ
子どもが私を見てよく笑ってくれるようになり、たくさんお喋りしてくれるようになりました。
30代ママ
家事や下の子の世話などせず自分だけを見てくれる時間が増えたせいか、前よりもわがままやおふざけが減った気がします。
30代ママ
話す時間があると思ってくれるようになり、こちらからの話や 人の話を聞く(そして待てる)様になり始めています。
30代ママ
こちらから細かく出来事を聞いて行く習慣を作って話しやすい雰囲気を作ると、きちんと話してくれます。
親子のコミュニケーションの問題を解消すると、子どもにとってよい変化があるようです。他にも家族の心が豊かになったという意見もありました。
親子のコミュニケーション不足を解消しよう
親子のコミュニケーションが不足すると、子どもが寂しい思いをしてしまったり、子どもの気持ちがわからなくなるなど、問題を感じてしまうこともあるでしょう。
アンケート調査の結果によると、コミュニケーション不足の原因は時間がないという理由がもっとも多く、パパママは子どもとの時間を意識的に増やしたりとさまざまな方法で親子のコミュニケーション不足を解決しているようです。
【調査概要】
・対象:KIDSNA読者へアンケート調査を実施
・調査期間:2019年5月13日~2019年5月15日
2歳の息子が突然叩いたり蹴ったりしてきた時、構って欲しいのかな、遊び足りないのかなと感じました。