哺乳瓶の卒業はいつ?寝かしつけや夜泣きへの対策

哺乳瓶をやめた時期や卒業の仕方

哺乳瓶の卒業はいつ?寝かしつけや夜泣きへの対策

年齢や離乳食の進み具合によって哺乳瓶の卒業時期を考えたり、なかなか卒業できないと悩んだりするママやパパもいるのではないでしょうか。今回の記事では、いつ哺乳瓶を卒業したのかやマグの使用などママたちが考えた卒業の仕方、卒業後の寝かしつけや夜泣きへの対応について、体験談をまじえてご紹介します。

哺乳瓶の卒業に関するママの悩み

哺乳瓶でミルクをあげているママたちの中には、哺乳瓶とのつきあい方や卒業時期について考える方もいるかもしれません。哺乳瓶でミルクをあげているママたちに哺乳瓶卒業についての悩みを聞いてみました。

「新生児期からお風呂上がりに哺乳瓶でミルクを飲んで寝るという流れができていたので、哺乳瓶がないと寝かしつけができません。夜泣きのときにもついつい頼ってしまい、母子ともになかなか卒業できないのが悩みです」(1歳児のママ)

「我が子は離乳食を毎回しっかり食べてくれるのですが、哺乳瓶でミルクを飲むのも大好きです。他の飲み物やマグでは飲まないので、いつ卒業させたらよいのかがわかりません」(11カ月の赤ちゃんのママ)

ママたちは哺乳瓶卒業の時期や子どもがなかなか卒業できないこと、卒業の仕方に悩んでいるようです。哺乳瓶卒業後の寝かしつけや夜泣きの方法がわからずに不安だというママの声もありました。

哺乳瓶を卒業したのはいつ?

哺乳瓶
iStock.com/stevanovicigor

哺乳瓶をいつ頃卒業させたらよいのか悩むママもいるかもしれません。哺乳瓶を卒業した時期をママたちに聞いてみました。

「離乳食をよく食べる子だったので、1歳の誕生日を機に哺乳瓶の卒業を目指しました。夜泣きにも対応できるよう、夫が休みの日にあわせて実行しました」(1歳児のママ)

「1歳半のときに受けた歯科健診で、哺乳瓶のことについて相談しました。歯もたくさん生えてきたので、検診をきっかけに哺乳瓶を卒業しようと決意しました」(2歳児のママ)

「1歳頃に哺乳瓶の卒業を考えましたが、夜泣きのときに何をしても泣き止んでくれなかったため子どものペースに任せることにしました。夜泣きの回数が減るにしたがってミルクをあげることも少なくなり、1歳3カ月くらいで卒業しました」(2歳児のママ)
  
ママたちは離乳食の進み具合や子どもの様子などによって哺乳瓶の卒業時期を決めているようです。いつから卒業させるのかを決めず、子どもが自然に卒業をするのを待ったというママの声もありました。

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ママたちが考えた哺乳瓶の卒業の仕方

ママたちはどのように哺乳瓶の卒業を促していたのでしょうか。哺乳瓶の卒業の仕方をママたちに聞いてみました。


マグやストローを使う

「哺乳瓶でミルクを飲みながらを寝てしまうことが多かったので、マグやストローであげるようにしました。哺乳瓶でないと違和感があるのか、徐々にミルクを飲む量が減っていきました」(1歳児のママ)

哺乳瓶からマグやストローに切り替えたというママもいるようです。中身がミルクのまま容器を替えたママや、ミルクを牛乳や麦茶に変えたというママの声がありました。


ミルクの量を徐々に減らす

「子どもが離乳食を3回きちんと食べており牛乳も飲み始めていたことから、ミルクは必要ないのではと考え徐々に量を減らしていきました。足りないと催促されたときは、ミルクの代わりにマグで牛乳をあげていました」(1歳児のママ)

哺乳瓶を卒業するために、ミルクの量を徐々に減らしていったというママもいるようです。ミルクの代わりに牛乳をあげるときは、ミルクの温度に近づくように少し温めてからあげるようにしたというママの声もありました。


言葉でくり返し伝える

ママと子ども
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「2週間後を哺乳瓶を卒業させる日を決め、カレンダーを指さしながら『この日になったら哺乳瓶バイバイね』と毎日伝えていました。卒業後にミルクを欲しがっても、『バイバイだよ』と寝るまで伝え続けました」(2歳児のママ)

言葉でくり返し伝えたというママもいるようです。当日にいきなり卒業させるのではなく、前もって伝えておくようにしたというママの声がありました。

哺乳瓶卒業後の寝かしつけや夜泣きへの対応

哺乳瓶卒業後の寝かしつけや夜泣きはどのように対応するとよいのでしょうか。哺乳瓶卒業後の寝かしつけや夜泣きへの対応方法をママたちに聞いてみました。


入眠儀式を作る

「就寝時間の30分ほど前から寝室を暗くし、ゆったりした音楽を聴きながら子どもと布団の上でゴロゴロしていました。うまく寝れずに泣くこともありましたが、部屋が暗いことで眠くなるのかそのまま寝入ってくれることもありました」(1歳児のママ)

部屋を暗くする、絵本を読む、音楽を流すなど、寝る前の入眠儀式を作ったというママもいるようです。これをすると眠るという習慣ができると、子どもも入眠しやすいかもしれませんね。

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昼間にたくさん遊ぶ

「疲れている方が深く眠れるかもしれないと考え、夜泣きへの対策も兼ねて昼間にたくさん遊ばせました。お昼寝が終わったあとにいっしょにスーパーに買い物に行ったり、散歩や公園に出かけたりすることで体を動かせるようにしました」(2歳児のママ)

昼間にたくさん遊ぶことで夜ぐっすり眠れるように工夫したというママもいるようです。保育園に通うようになったことで夜通し寝るようになり、自然と夜中の哺乳瓶を卒業したというママの声もありました。


麦茶や白湯をあげる

「口寂しいことが原因かもしれないと考え、夜泣きをしたときは麦茶や白湯をあげていました。もともと昼間はマグでお茶を飲んでいたので、飲んだら落ち着いて寝てくれることもありました」(1歳児のママ)

夜泣きをしたときは麦茶や白湯をあげたというママもいるようです。子どもが口にしやすいように、哺乳瓶を卒業する前に何度かあげて慣れておくとよいかもしれません。

哺乳瓶の卒業は子どもの様子をみながら

離乳食を口にする赤ちゃん
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ママたちは、離乳食の進み具合や子どもの様子を見ながら哺乳瓶卒業の時期を考えているようです。いつまでに哺乳瓶を卒業させなけらばならないという決まりはないので、卒業できないと悩むときは、マグを使うなど卒業の仕方を工夫できるとよいかもしれません。子どもにあった寝かしつけや夜泣きの対策をみつけられるとよいですね。

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2019.02.02

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