夜のおむつがとれないとき。おねしょをするときの対策や子どもとの関わり方

夜のおむつがとれないとき。おねしょをするときの対策や子どもとの関わり方

夜のおむつがなかなかとれなくて悩むとき、おねしょが染みにくいズボンや防水グッズなどが必要なのかと気になるママもいるのではないしょうか。今回の記事では、ママたちがおねしょ対策で工夫したポイントや、汚れた布団の処理方法の他に、子どもとの関わり方で意識したことについて体験談を交えてご紹介します。

夜のおむつがとれないとき

トイレトレーニングを始めて、昼のおむつは取れているけれど、夜のおむつがとれないことに悩むママもいるかもしれません。夜だけおむつをしている子どものママたちに、気になっていることや悩みについて聞いてみました。

「夏からトイレトレーニングを始めて、昼は順調におむつが外れてきましたが、夜寝るときはおむつを履いています。朝起きたらおむつが濡れていることが多いので、夜のおむつ外しのタイミングを迷っています」(30代ママ)

「おねしょをしてしまった後の布団の処理などを考えると、なかなか夜のおむつが外せません。夏になり布団やズボンなども乾きやすくなったので、そろそろ夜もパンツで寝かせてみようかと悩んでいます」(40代ママ)

ママたちに聞くと、昼は順調におむつが外れてきていても、夜はまだおむつにしているという声や、夜のおむつ外しを始めるタイミングに悩んでいるという声がありました。夜のおむつを外したいけれど、布団の処理を考えるとどのようにすればよいのかわからないということもあるかもしれません。

実際にママたちは、夜のおむつ外しでどのように対策しているのでしょう。

おねしょ対策で工夫したポイント

夜のおむつを外すときに、おねしょの対策が気になるママもいるかもしれません。ママたちの工夫やアイデアを聞きました。


寝る前にトイレに行く

トイレを流す子ども
iStock.com/PeopleImages

「我が家では、寝る前に必ずトイレに行くようにしています。子どもが『おしっこ出ない』と言って行きたがらないときも、実際に行けば出ることもあるので、トイレに行ってから寝るという習慣作りを意識しています」(20代ママ)

夜のおむつを外す対策として寝る前のトイレを習慣にしていたというママがいました。寝る前にスムーズにトイレに行けるように、ママが声をかけながら自然に誘ってみるのもよいかもしれません。


寝る前の水分を控える

「寝る前にたくさん水分を取った日は、朝起きたらおむつが濡れていることが多かったです。夜のおむつを外すときは、寝る前に飲む水分の量やタイミングを気をつけるようにしています」(30代ママ)

寝る前の水分の量や、水分を取るタイミングを気をつけるのもポイントのようです。子どもの様子や気温などをみながら、寝る前の水分の量を調節できるとよいかもしれません。


おねしょ対策グッズを使う

「トイトレ用のパンツの上に、防水タイプのおねしょズボンを履いています。見た目もパジャマのズボンと変わらないし、子どもの好きな柄を用意したところ、喜んで履いてくれました」(20代ママ)

「暑い夏の季節は、子どものパジャマは薄着にして、敷布団の上に重ねて使える防水シーツを使っていました。おねしょをしてしまっても、子どもの服やタオルケットの洗濯で済むので助かりました」(30代ママ)

防水タイプのズボンやシーツを使っておねしょの対策をするというアイデアもあるようです。おねしょ対策のズボンは、柄やデザインの種類も豊富にあるようなので、子どもの好みや夏など季節にあわせて選べるとよさそうです。

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おねしょをした布団の処理方法

布団にくるまる子ども
iStock.com/Artfoliophoto

おねしょ対策をしても布団が汚れてしまったときに、季節によっては干すことが難しいことや、洗えない場合もあるかもしれません。ママたちに聞いたおねしょをした布団の簡単な処理方法をまとめました。


おしっこの水分を吸い取る

まずはおしっこの水分を吸い取るとよいようです。乾いたタオルでたたいて水分を取る他に、子ども用の紙おむつをあてておしっこを吸い取る方法もあるそうです。子ども用のおむつは吸い取ったおしっこを逃さないだけでなく、使い捨てできるので手軽に処理ができるかもしれませんね。


消臭する

おしっこの水分が取れても臭いが残ってしまう場合があるかもしれません。臭いを取る方法として、市販の消臭スプレーの他に、重曹やクエン酸を使って消臭スプレーを手作りすることもできるようです。臭いが気になる場合、夏などの布団が乾きやすい季節には、自宅のお風呂のシャワーで布団の部分洗いしたというママの声もありました。


乾燥させる

おねしょの水分をとり、消臭や消毒がすんだら、最後はしっかり乾燥させるとよいようです。夏の暑い季節や天気がよいときは外で天日干しがしやすいかもしれません。布団が乾きにくい季節や天気が悪くて外に干せないときは、ドライヤーや布団乾燥機などを使って乾燥させたというママの声もありました。

おねしょした布団の処理方法。敷布団、掛け布団の洗濯の仕方や対策など

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子どもとの関わり方で意識したこと

子どもがおねしょをしてしまったとき、子ども自身もショックを受けていることもあるかもしれません。ママたちに、おねしょをした子どもとの関わり方で意識したポイントを聞きました。


声掛けを工夫する

「子どもがおねしょをしてズボンを濡らしてしまったときは、子ども自身も失敗を十分わかっているようだったので、『だいじょうぶだよ』と安心するような言葉がけをするようにしています」(30代ママ)

子どもがおねしょをしたときに、子どもが気にしないように声掛けを工夫していたママがいました。子どもの気持ちを大切にしたさり気ないフォローや声掛けができるとよいかもしれません。


焦らず見守る

「私自身が子どものおねしょに戸惑ったり焦ることで、子どもがよりプレッシャーを感じてしまうかもしれないと思いました。上の子も一進一退しながら夜のおむつは外れたので、笑顔で見守るようにしています」(40代ママ)

子どもがおねしょをすることに対して、プレッシャーを感じることのないようにママ自身が焦らないこともポイントのようです。夜のおむつがスムーズに取れないことで悩むこともあるかもしれませんが、子どものペースにあわせて笑顔で見守っていけるとよいかもしれません。

子どもがおねしょをしたときは焦らず見守ろう

寝ている子ども
iStock.com/Yuki KONDO

子どものトイレトレーニングを進めていくなかで、夜のおむつが取れないことや夏などの始めるタイミングに悩むことがあるようです。おねしょ対策として、トイレに行く習慣を意識したり、防水タイプのズボンなどの便利グッズを使ったアイデアがあるようでした。

おねしょをしてしまったときの処理の方法を知り、子どもの気持ちを大切にしながらゆっくり見守っていけるとよいですね。

2018.11.12

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