
卒園式に保護者代表で挨拶をする場合、どのような謝辞を作成するとよいのか考えるママもいるのではないでしょうか。今回は、卒園式の保護者代表の謝辞の書き方やポイント、謝辞の例文と保護者の服装について体験談を交えながらご紹介します。
卒園式の流れは園によってさまざまなようですが、卒園児の入場の後に開会の言葉があり、卒園証書授与が行われてから園長先生や来賓の挨拶、保護者の謝辞を読む流れがあるようです。
保護者代表として子どもの卒園式で謝辞を読むとき、構成の立て方や文章の書き方が気になるママもいるのではないでしょうか。保護者代表の謝辞は、どのように作成するとよいのでしょう。
子どもが卒園することに関して感謝の気持ちを綴ったものを謝辞というようです。卒園式の謝辞はどのように書くとよいのでしょうか。保護者代表の謝辞の書き方の構成をご紹介します。
最初に季節にあわせた挨拶を入れるとよいようです。卒園式の頃は暖かい地域やまだ寒さが残る地域などさまざまなようで、住んでいる地域の気候にあわせた内容にするとよいかもしれません。
入園式から卒園式の期間、園ですごしたエピソードをいくつか振り返る文章を入れるようです。運動会や遠足、音楽会など季節の行事を振り返ると、参列した保護者や卒園生も具体的に思い出しやすくなるかもしれません。
担任の先生や園長先生、園の職員や来賓の方々へ感謝の気持ちを伝えるお礼の言葉を入れるとよいようです。入園時と現在の子どもの成長や様子を織り交ぜながら、子どもたちを見守り指導していただいたことへの感謝の文章を入れるとよさそうです。
文章の最後は園での生活のまとめと、子どもの今後についての言葉で締めくくるようです。子どもたちの今後の飛躍を期待するような内容を締めくくりの言葉にしたというママの声もありました。
終わりに、日付と保護者の氏名を書くようです。日付は謝辞を書いた日ではなく、謝辞を読む卒園式の日付にし、氏名はフルネームで書くとよさそうです。
卒園式に読む謝辞の書き方にはどのようなポイントがあるのでしょうか。ママたちに謝辞の書き方のポイントを聞いてみました。
「年少や年長という表現ではなく、子どものクラスの名前を入れました。親しみを込めて具体的な名前を入れると、挨拶を聞いてくれる子どもや保護者の方にも伝わりやすいと思いました」(30代ママ)
「園の行事を振り返るとき、『◯月の運動会』のように数字を入れました。複数のイベントを振り返るときは、早い月から時系列になるように意識しました」(20代ママ)
思い出のエピソードを振り返るとき、子どものクラス名など具体的な名前や数字を入れたママもいるようです。「印象に残っているエピソードが3つあります」という書き方をし、これから話す内容を数字にして伝えてからエピソードを話したというママの声もありました。
「保護者の挨拶は子どもたちも聞くので、子どもにもわかるような言葉を選ぶように意識しました。聞き慣れない難しい言葉を使わないようにして謝辞を書きました」(40代ママ)
卒園式に出席している子どもにも伝わるような文章を意識したママもいるようです。園の職員への感謝の気持ちは大人向けの文章、思い出を振り返る部分は子どもにもわかりやすい文章にして書きわけたというママの声もありました。
園の雰囲気によって謝辞の書き方も違ってくるようですが、文例を参考にしたいと考えるママもいるのではないでしょうか。卒園式の保護者代表の謝辞の例文をご紹介します。
「やわらかな日差しを感じ、桜の花が咲く春がやってきました。
本日は、このように盛大で心温まる卒園式を開催していただき、ご準備いただいた園の先生方に厚く御礼申し上げます。また、ご来賓の皆様におかれましても、日頃より子どもたちのためにご尽力いただき深く感謝致します。
初めて園の門をくぐった入園式、少し大きめの制服に袖を通し◯◯組に集まった子どもの姿を昨日のことのように思い出します。3年という月日が経ち、今では大きかった制服が小さく感じられるようになり、今日卒園という日を迎えることができました。
◯◯組になった今年の運動会のマーチングでは、4月から練習を重ねた成果を見事に発表してくれました。
このような子どもたちの成長も、園長先生をはじめ先生方のご指導の賜物であると感じ、深く感謝しております。また、子どもたちが安全に通園できるように見守り続けてくださった園の職員の方々、通園バスの運転手の方にも心から御礼申し上げます。
たくさんの思い出ができた◯◯保育園(幼稚園)とも、今日でお別れです。園での思い出を胸にそれぞれの小学校へと進み、大きく羽ばたいてくれるでしょう。
最後になりますが、◯◯保育園(幼稚園)のますますのご発展と本日参列いただきました皆様のご健勝をお祈り申し上げますとともに、私からのご挨拶とさせていただきます。
平成◯◯年◯月◯日
保護者代表 ◯◯◯◯」
園やクラスの名前、感謝を伝える相手について具体的に書いた例文をご紹介しました。例文をもとに、園の雰囲気や自分の読みやすさにあわせてアレンジすると、自分らしい文章の謝辞を作成できるかもしれませんね。
卒園式で謝辞を読むときや、参列するとき、保護者はどのような服装をしていたのでしょうか。卒園式の保護者の服装をママたちに聞いてみました。
「シンプルで落ち着いたデザインのワンピースの上にジャケットを羽織りました。紺色のワンピースは暗くなりすぎないので、翌月の入学式でも使いやすかったです」(20代ママ)
卒園式の服装に、ジャケットにワンピースなどのフォーマルな洋装を選んだママもいるようです。黒やネイビー、ダークグレーなど暗めの色を選び、主役の卒園生よりも華美にならないように意識するとよいかもしれませんね。
「着物で卒園式に参列したいと考え、つけ下げを選びました。濃いめのグレーの着物に、重厚感と華やかさがある帯をあわせ、格式の高い卒園式らしい落ち着いた印象を意識しました」(40代ママ)
和装で卒園式に参列するとき、落ち着いた色味のつけ下げを選んだママもいるようです。紺色の色無地に錦糸の入った帯を締めるなど、暗めの着物に華やかさのある帯をあわせたというママの声もありました。
子どもの卒園式で保護者代表の挨拶をするとき、謝辞の構成や書き方をどのようにしたらよいのか考えるママもいるのではないでしょうか。時候の挨拶や園の職員へのお礼の言葉、園でのエピソードなどを入れた書き方をし、具体的な名前や数字を入れた文章を作ると伝わりやすくなるようです。
卒園式に参列する服装は、暗めのカラーのスーツや着物を選ぶと落ち着いた印象になるかもしれません。卒園までの感謝の気持ちや思い出を綴り、記憶に残る謝辞を作れるとよいですね。
2018年10月24日
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