節分を迎えるにあたり、家の中や壁面などに節分の飾り付けしたいけれども、手作りでできるかどうか気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、節分の飾りの意味やいつから、どこに飾るか、折り紙や画用紙で作る鬼などのモチーフを手作りする方法など、節分の飾り付けに関するアイデアをご紹介します。
節分と聞くと豆まきや恵方巻を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。節分とは何か、どのような飾り付けをするのか、子どもに説明できるように知っておきたいと考えるパパやママもいるかもしれませんね。節分と飾り付けの意味についてご紹介します。
日本には春、夏、秋、冬の四季があり、それぞれの季節の始まりを立春、立夏、立秋、立冬というようです。その季節の始まりの前日を季節を分けるという意味で「節分」と呼ぶそうですが、1年に4回ある節分のうち1年の始まりにあたる立春が最も重要視され、今では節分といえば立春の前日を指すようになったとされています。
節分の日には、1年の始まりにある立春の前に災いを追い払い、1年間福がありますようにという願いを込めて、豆まきをするというのが風習として定着したようです。
節分の飾り付けとしては、昔から柊鰯(ひいらぎいわし)を飾るとされているようです。柊鰯は、鬼を家に寄せつけないために、魔除けの意味で玄関に飾られていたそうです。いつから飾るかは地域によっても違うようですが、小正月である1月15日以降に飾り始めるのが一般的とされているようです。
節分の時期になるとお店などでも節分らしい飾り付けが施されますが、家の中でも節分の飾り付けを楽しみたいと考えるママやパパもいるかもしれません。玄関先に飾る柊鰯以外の飾り付けについて、ママたちに聞いてみました。
「実家や祖母の家では節分が近づくと柊鰯を玄関に飾っていました。用意するのが大変なので、自分の家では柊だけを飾っています」(30代ママ)
柊の葉なら家の中に飾ることもできそうですね。節分の時期になるとスーパーなどで豆の付いた柊が売っていることもあるようです。園芸店やお花屋さんで売られていることもあるようなので、気になる場合はお店に確認してみてもよいかもしれません。
「小さくてかわいらしい赤鬼、青鬼が描かれている置き小物を、窓際のコーナーに飾っています。毎年ひとつずつアイテムを追加して、飾り付けを楽しんでいます」(30代ママ)
「豆まき用の豆を買うとついてくるお面を飾っています。鬼だけだと子どもが怖がるのでおたふくのお面も買っていっしょに飾り付けています」(30代ママ)
鬼やおたふくなど節分をイメージさせるモチーフを飾っているというママがいました。鬼やおたふくにあわせて、「鬼は外福は内」と筆字で書いた紙を飾り付けているというママの声もありました。
「家にちょうどよい升があったので、飾り付けに使っています。子どもといっしょに升の側面に鬼などを書いた絵を貼って飾っています」(30代ママ)
「子どもといっしょに折り紙で三方のような箱を作ったのですが、節分の飾りにするとよいねという話になりました。千代紙で作ると雰囲気もでてよかったです」(30代ママ)
豆を入れる三方を手作りしたり、家にあった升を飾り付けたというママがいました。子袋に入った豆を三方に入れて当日まで飾るのもよいかもしれませんね。
節分の飾り付けは、どのような場所に飾っているのでしょうか。ママたちに聞いてみました。
「イラストや折り紙で作った鬼を壁に貼って飾り付けています。低い位置は子ども、高い位置は私が貼って、壁一面にぎやかな感じにしています」(30代ママ)
壁面を利用して飾り付けをしているというママがいました。ひもに節分のさまざまな飾りをつけてガーランドのようにして飾っているというママや、節分のモチーフが描かれた手ぬぐいを壁にかけているというママの声もありました。
「玄関の下駄箱の上に季節ごとの飾り付けをしているので、節分のときはそこに鬼やおたふく、三方などを飾っています」(30代ママ)
「リビングに写真などを飾っている棚があり、節分のときはそこに飾り付けをしています。普段の生活の中でも目に入りやすいので、飾り付けを楽しんで季節感を味わっています」(30代ママ)
玄関やリビングなどのコーナーに飾り付けしているというママがいました。玄関やリビングなど家族がよく使う場所に季節のものを飾るとそれだけで華やかになり、季節を感じられてよいかもしれません。
節分に、子どもといっしょに飾りを手作りしたいと考えるママもいるかもしれません。簡単に手作りできる節分の飾り付けの作り方をご紹介します。
「柊鰯を実際に用意するのは大変なので、折り紙で柊鰯を作るようにしています。折り紙なら子どもといっしょに作れるので、毎年手作りしています」(30代ママ)
「画用紙に鰯の頭と柊の葉っぱの絵を描いて切り取ったものを、茶色に塗った割りばしに貼り付けて飾っています」(30代ママ)
折り紙や画用紙であれば、柊鰯を簡単に作ることができそうです。柊鰯だけでなく、鬼などのモチーフも折り紙で作っていっしょに飾り付けしているというママの声もありました。
「子どもに鬼の顔を描いてもらって、鬼の体の模様を描いた紙コップに貼り付けて飾っています。赤鬼や青鬼が多いですが、子どもの自由な発想でいろいろな色の鬼を作ることもあります」(30代ママ
)
ママやパパが折り紙や画用紙で鬼の顔のパーツを作り、子どもが紙コップにパーツを貼り付けて鬼の顔を完成させているというママの声もありました。子どもの手が加われば表情豊かな鬼の飾りが作れそうですね。
「牛乳パックの底の部分を使って、豆まき用の升を作りました。折り紙を貼り付けてカラフルにしたり、画用紙をいろいろな形に切って飾り付けています」(30代ママ)
牛乳パックで豆を入れる升を手作りしたというママがいました。かわいく飾り付けして、節分当日までは飾っておいて、当日は紐をつけて首から下げて豆まきしたというママの声もありました。
節分のときの飾り付けには古来から柊鰯があったようですが、今では鬼やおたふくなど、節分らしいモチーフを取り入れて飾り付けを楽しんでいる家庭もあるようです。子どもといっしょに折り紙や画用紙などを使って手作りし、家の壁や玄関などに飾り付けするのもよいかもしれませんね。いつから飾るかや節分の意味を考えながら、子どもといっしょに手作りの節分飾りを作ってみてはいかがでしょうか。
2018年10月01日
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