
寒中見舞いに使うはがきの種類を考えたとき、喪中の場合はどのようなものを選べばよいのか気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、寒中見舞いの基本的な出し方とはがきの種類、喪中のときに意識したことについてママたちの体験談を交えてご紹介します。
そもそも寒中見舞いとは、いつどのような場面で送るものなのでしょうか。
寒中見舞いは寒い時期の挨拶状として、暑中見舞いと同じような意味として認識している方もいるのではないでしょうか。実は季節の挨拶としてだけでなく、年賀状を出す時期が遅れてしまった方への年始の挨拶や、自身や相手が喪中の場合に年賀状の代わりとして寒中見舞いを送る場合もあるようです。
冬に出す挨拶のひとつ年賀状の送りあう時期は1月7日の松の内までといわれているようです。一般的に寒中見舞いは、年賀状と時期をずらして送るようなので、1月7日に投函することを目安にするとよいかもしれません。
二十四節気では小寒から立春の前日までの30日間を、寒さが厳しい時期という意味で「寒の内」と呼ぶようです。寒さが厳しいときに、相手を気遣うために出す寒中見舞いは、2月4日頃の立春までには届くようにカレンダーを確認しておくとよさそうです。
一般的に寒中見舞いのはがきに書く内容は「寒中お見舞い申し上げます」から始まり、時候の挨拶や相手の健康を気遣う言葉に続くとよいようです。自身の簡単な近況報告を添えつつ、締めの挨拶と日付けも忘れず書くようにしましょう。
また、年賀状を送ってから相手が喪中と知ったときや、急な不幸で喪中はがきが間にあわなかったときに送る場合は、相手への配慮としてお詫びの言葉を添えておくと丁寧かもしれません。
寒中見舞いを出したいときに、はがきの種類はどういったものを使えばよいか気になるママもいるかもしれません。一般的に、挨拶状としても使わているはがきの種類とそれぞれの特徴を紹介します。
通常はがきとは郵便局やコンビニなどでも取り扱いがあり、切手代のみの金額で販売されているはがきの種類を指すようです。宛名を書く面の左上に季節の花の絵や料金が印刷されているため、切手を貼らずにそのまま出せることが特徴となっています。
郵便局ではインクジェット用紙などの取り扱いもあるようなので、寒中見舞いを自宅で印刷して使いたい場合など用途にあわせて選んでみてはいかがでしょうか。
私製はがきとは、通常はがきと同様のサイズで自分で作ったはがきの種類のことを指すようです。一般的に白や淡色の用紙で、切手を貼ることで通常のはがきと同じように送ることができるそうです。
私製はがきで切手を用意する場合、郵便局で販売している弔辞切手にしたほうよいのか気になる方もいるかもしれません。基本的に弔辞切手は、年賀状を欠礼する旨の喪中はがきを出す場合に用いるようなので、喪中であっても寒中見舞いには使わなくてよいそうです。
デザイン年賀状などといっしょに、絵入りの寒中見舞いはがきを取り扱っている店舗もあるようです。絵入りはがきはインターネットショップでも販売されており、季節のイラストや文字が施されたさまざまな種類のなかから、好みのデザインを選ぶことができそうです。
はがきの種類によっては、切手が別途必要になるタイプもあるようなので、購入するときには確認しておくとよいかもしれません。
喪中のときに寒中見舞いを出す場合、はがきを用意する上でママたちが意識したことについて聞いてみました。
「パソコンのソフトを使って寒中見舞いのはがきを自作しました。喪中だったためできるだけシンプルな絵柄のテンプレートを選びました」(30代ママ)
テンプレートを選択して使う場合に、冬らしいモチーフで控えめにデザインされたものを選んだという声がありました。絵入りはがきの種類によっては、かわいらしいキャラクターがデザインされたものもあるようですが、喪中の寒中見舞いには落ち着いたデザインを選ぶとよいかもしれません。
「喪中のため年賀状でなく寒中見舞いを用意しましたが、白黒がメインでなく柔らかい色使いはがきの種類にしたいと考えました。寒い時期に送るこということもあり、春を連想させるあたたかみのある色を選びました」(30代ママ)
喪中の時期に送るといっても、寒中見舞いのはがきの種類は必ずしも白黒でなくてもよいと考えるママもいるようです。派手な配色を避けつつも、受け取った相手の気持ちが和らぐような色選びを意識するのもよさそうですね。
「年賀状を送った相手が喪中であったことを知り、お詫びの挨拶を兼ねて寒中見舞いを出すことにしました。年賀状を作るために買っておいた無地のはがきが自宅にあったのですが、切手の部分に『年賀』と印刷してあったので寒中見舞いとして使えず、郵便局にあらためてはがきを買いに行きました」(20代ママ)
一般的に、喪中のときの挨拶には「おめでとう」や「祝」といった言葉は避けるとされていることから、新年の慶びやお祝いを表す「年賀」という言葉も使わないようです。そのため、寒中見舞いのはがきを用意するときは、宛名の面や切手などに「年賀」の文字が施されている年賀はがきでないか、確認しておくことも大切なマナーになるのかもしれません。
寒中見舞いに使うはがきの種類にはこれといった決まりはないようですが、送る相手が友人か会社関係の方かによって、選ぶデザインも変わってくるかもしれません。
喪中のときに年賀状の代わりとして出す場合は、相手への配慮を大切にしながら絵柄や色使いを考えてみるのもよさそうです。
はがきの種類だけでなく、実際に書く文面にも相手への思いやりを込めて、素敵な寒中見舞いを送れるとよいですね。
2018年08月23日
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