お宮参りで和装をする場合、自分で簡単にできる髪型のセルフアレンジが気になるママもいるでしょう。赤ちゃんの祝い着の着せ方が知りたい場合もあるかもしれまんせん。和装にあわせてアレンジしたママたちの髪型や授乳するときの工夫、男の子と女の子の赤ちゃんに用意した和装と着せ方を体験談を交えながらご紹介します。
お宮参りでは、伝統的な行事であることを意識して和装をしようと考えるママもいるのではないでしょうか。男の子や女の子の赤ちゃんにも和装をさせたいときは、祝い着を用意することもあるかもしれません。
お宮参りの衣装として和装を選ぶ場合、ママたちの髪型や赤ちゃんへの祝い着の着せ方はどのようにすればよいのでしょうか。
お宮参りで和装をするとき、どのような髪型があうのか知りたいママもいるかもしれません。ママたちが和装にあわせてアレンジした髪型とセルフアレンジの方法を、ショート、ボブ・ミディアム、ロングの長さ別にご紹介します。
「お宮参りの日は忙しかったので、自宅でヘアアレンジをしました。両サイドの髪をそれぞれ編み込みにして、耳の後ろでピンでとめるだけで簡単に仕上がりました」(30代ママ)
髪の長さが短い場合は、髪飾りをつけたり、編み込みをしたりしてアレンジするママが多いようです。自分で簡単にできる編み込みのヘアアレンジの方法をご紹介します。
1.トップから両耳の後ろまでのサイドの髪を編み込みする
2.拾える毛束がなくなったら、三つ編みをして細いゴムで結ぶ
3.後ろの髪で隠せる位置に、三つ編みをピンで留める
4.髪で隠して完成
時間があるときは、ヘアアイロンで毛先をはねさせたり、軽く巻いたりするとおしゃれになるようです。編み込んだ部分の毛束を引き出して崩すと、華やかな印象になるでしょう。
「お辞儀をしたときなどにサイドの髪が落ちてこないように、ハーフアップにまとめました。」(20代ママ)
ボブの長さの髪をハーフアップにしたというママがいました。ボブやミディアムのハーフアップのヘアアレンジは、簡単にできるようです。
1.トップの髪の毛を取り、細めのゴムで結ぶ
2.両耳の上の髪を取り、1の毛束の上で結び、くるりんぱする
3.2の下の毛を取り、同じようにくるりんぱする
4.トップと、2と3の毛束をほぐす
5.おくれ毛を巻く
くるりんぱは、結んだ毛束を結び目の上の割れている部分にくるんと入れ込むだけで簡単にできるようです。結び目のゴムを締めなおすときれいに仕上がるでしょう。
「髪が長いので、着物にあうようにすっきりとまとめるようにしました。お宮参りのときは、低めの位置で作ったお団子にかんざしを刺し、上品な髪型にアレンジしました」(30代ママ)
髪が長いときは、お団子ヘアや夜会巻きなど、一つにすっきりとまとめた髪型にしたママがいました。自分でできる低めのお団子の作り方をご紹介します。
1.ヘアアイロンで髪全体を軽く巻く
2.低めの位置で折りたたみ、毛先部分を残して根元をしっかり結ぶ
3.毛先を2つに割り、それぞれの束をねじってくるくると交差しながら1つの束にする
4.1のゴムを隠すように、2を根元に巻きつける
5.3を固定するようにピンで留める
1つに結び、毛先を結び目に巻きつけてピンで留めると、ボブやミディアムでも簡単にお団子が作れるようなので、試してみてはいかがでしょうか。
ワックスやヘアスプレーを使うと、お宮参りの間も髪型が崩れずに赤ちゃんのお世話ができたというママの声もありました。
着物など、和装をしていると、赤ちゃんへの授乳はどのようにすればよいのか気になるママもいるかもしれません。実際に、ママたちがお宮参りで和装をするとき、授乳に対してどのような工夫をしたのでしょうか。
「母乳とミルクの混合育児でした。着物では授乳がしにくいと思ったので、お宮参りのときは哺乳瓶とキューブ型の粉ミルクを用意し授乳しました」(30代ママ)
「うちの子どもは、母乳しか飲みませんでした。和装に着替える前に搾乳しておき、お宮参り中に授乳するときには、搾乳した母乳を哺乳瓶であげました」(20代ママ)
お宮参りで和装をするときは、哺乳瓶を用意したというママもいました。母乳しか飲んだことのない赤ちゃんの場合は、事前に哺乳瓶で飲ませる練習をしておいたというママの声もありました。
「着物を着て授乳するのは大変だったので、ご祈祷と写真撮影のときだけ和装することにしました。着物を着る直前に授乳をしておくと、赤ちゃんも機嫌よくすごしてくれました」(30代ママ)
着物を一日中着るのではなく、短時間だけと決めて和装したママもいるようです。お宮参りの頃は、授乳の回数が多い赤ちゃんもいるかもしれません。フォトスタジオで写真撮影をするときだけ和装したというママの声もありました。
お宮参りで和装をするとき、赤ちゃんにどのような祝い着を選んだらよいのか知りたいママもいるかもしれません。男の子と女の子の赤ちゃんに用意した和装を、それぞれご紹介します。
「私の両親から贈られた祝い着をお宮参りで着せました。黒地に鷹柄の祝い着で、金糸での刺繍も入っていたので、たくましくて豪華な印象になってよかったです」(30代ママ)
「神社に併設された写真館で、祝い着を貸してもらいました。5月だったこともあり、男の子の節句にあわせて紺地に兜柄の祝い着を選びました」(20代ママ)
男の子の赤ちゃんには、黒地や紺地、白地などの祝い着を選んだママがいました。たくましく育って欲しいという願いを込めて、鷹柄や兜柄、龍柄や虎柄など強さを象徴する柄を選ぶと男の子らしい印象になるかもしれません。
「春先にお宮参りに出かけました。季節感のある祝い着を着せたかったので、地がピンクで、桜や牡丹、梅などたくさんの花模様が描かれた祝い着を選びました」(20代ママ)
「私が赤ちゃんのときに着た祝い着を、娘にも着せました。赤地に桜や手毬などが描かれていたので、伝統的な装いになってよかったです」(30代ママ)
女の子の赤ちゃんには、赤やピンク、水色や黄色などさまざまな色のなかから、好みの色の祝い着を選んだというママがいました。桜や牡丹などの花柄、鼓や手毬など、古典的でかわいらしい柄を選ぶのもよいかもしれません。
お宮参りで和装をするときは、祝い着の他にもさまざまなアイテムを用意する必要があるようです。赤ちゃんに和装をするときに用意したものや祝い着の着せ方をご紹介します。
赤ちゃんが和装するとき、ママたちは次のようなものを準備したようです。
・祝い着
・白羽二重
・よだれかけ
・大黒帽子
・肌着
上記のものに加え、涼しい季節に行くときは靴下やおくるみなどを用意したママもいるようです。地域によっては、祝い着の紐に犬張子、でんでん太鼓などをくくりつけることもあるかもしれません。
「赤ちゃんに羽二重の内着を着せ、よだれかけをつけて抱っこします。その状態で祝い着を掛けてひもを後ろに回し、背中でしっかりと蝶結びにしました。最後に小物を後ろのひもにくくりつけました」(30代ママ)
祝い着を掛けるときは、抱っこしたときに赤ちゃんの頭がない方の肩に掛けるとよいようです。祝い着のメインの柄が正面にくるように調整したら、写真に残したときもきれいだったというママの声もありました。
赤ちゃんのお宮参りに和装で行くとき、着物に合うように髪型をセルフアレンジしたママがいました。ミディアムやボブのママは、普段自分でアレンジすることが少なく慣れていない場合もあるかもしれません。簡単にできるアレンジを調べて練習しておくとよいでしょう。
授乳の回数が頻繁な場合は、哺乳瓶を用意したり、着物を着る時間を決めておくとよいかもしれません。
赤ちゃんの和装を用意するときは、男の子と女の子によって、用意する祝い着の色や柄を変えたママもいるようです。事前の準備をしっかりと行い、家族で和装をしてお宮参りに出かけられるとよいですね。
2018年09月22日
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