お七夜は家族そろってすてきなお祝いにしたい、そう思うママも多いのではないでしょうか。最初に行う赤ちゃんのお祝い行事ですから、すてきな写真や手形を残してみるのもよさそうですよね。お七夜だからできる写真撮影方法や、手形をとるためのインクなど、思い出作りのコツをご紹介します。
妊娠したり、ママやパパになってから初めて「お七夜」を見聞きした方も多いのではないでしょうか。お七夜の習慣についてご紹介します。
お七夜は赤ちゃんが社会の一員になったことを祝い行われる行事の一つです。産まれた日を0日目として数え8日目にお祝いする場合や、産まれた日を1日目として数え7日目にお祝いする場合があるようです。一般的に、生後6日ごろまでは赤ちゃんの命は産土神(うぶすなかみ)さまの委ねられ、生後7日ごろに赤ちゃんと赤ちゃんの名前をお披露目することで、社会の一員、人として存在している証明になったと考えられているようです。
お七夜での過ごし方に明確な決まりはないようですが、赤ちゃんの名前を命名書に残すことは今でも受け継がれている習慣のようです。真っ白な奉書紙を自分たちで折って名前を書くのが正式とされていますが、鶴や戌などがデザインされているような、略式の命名書を利用している場合も多いようです。赤ちゃん用品店などで探してみてもよいかもしれませんね。
昔の習わしとしては、親族を集めて命名式を行いその後にお祝い膳を囲むのが正式な過ごし方と言われています。地域によって異なりますが、現代ではママとパパ、赤ちゃんだけで過ごしたり、両家の祖父母だけを呼んで食事をする場合が多いようです。産後7日前後はママの体調が万全ではなかったり、赤ちゃんとの生活にまだ慣れていない時期ではないでしょうか。命名書を書いて写真を撮るだけにしたり、お祝い自体を延期してもよいかもしれませんね。
お七夜をするなら、その思い出を写真に残しておきたいと思うママやパパもいるかもしれません。すてきな写真を撮るには何を意識すればよいのでしょう。
お七夜の定番ともいえる命名書は、必ず写真に残しておきたい要素ではないでしょうか。命名書と赤ちゃんを撮影したり、パパやママも加わってもよいでしょう。いっしょにお祝いをする人みんなで撮るのも、後から見返したときによい思い出話ができそうですよね。パパやママ以外の人の名付け親がいるなら、命名書といっしょに赤ちゃんと並んで撮るのもよいかもしれませんね。
お七夜にお祝い膳を用意するなら、食卓の様子を写真に収めるのもよいでしょう。楽しそうに食事をしている様子を写真に残せば、「みんながお祝いしてくれたんだよ」と子どもが大きくなったときに伝えやすそうですよね。実母などがお祝い膳を手作りしてくれているなら、料理している様子を撮るのもよいでしょう。お祝い膳だけではなくその周りの様子もあわせて撮影すれば、暖かみのある写真になるかもしれませんね。
出産祝いをいただいているなら、赤ちゃんといっしょに写真に撮るのもよいでしょう。スタイやガラガラなど、ベビーグッズは写真でみてもかわいい物が多いですよね。赤ちゃんといっしょに撮ることで、よりすてきな写真になるのではないでしょうか。
お七夜の記念として、赤ちゃんの手形や足形をとる場合もあるようです。記念品などを用意するなら、記念写真も忘れずに撮っておけるとよいですね。
よりきれいな写真を撮れるよう、プロの人に出張撮影をお願いする方法もあるようです。プロの人にお願いするからこそ、赤ちゃんの表情をより柔らかく、お祝い膳をより美味しそうに撮影できる場合もあるでしょう。ママやパパが写真を撮る手間も省けるので、当日は心おきなく楽しめるかもしれませんね。
お七夜では命名書やお祝い膳の他に、手形や足形を記念に残す場合もあるようです。当時の子どもの手や足の大きさを残せる記念品、検討してみてはいかがでしょう。
家にある紙に手形や足形を残すこともできますが、記念品として長期間保管するなら、額縁に収められるサイズや、画用紙などの材質が硬い紙を選べるとよいでしょう。赤ちゃん用品店では、手形や足形を残すためのキットもあるようです。手形などをおすスペースがついた命名書もあるようなので、どのような形で飾りたいか、保管したいかを明確にイメージできるとよいかもしれませんね。
手形などをとるために手足に塗るものは、できるだけすぐに落ちるものがよいかと思います。水性絵の具でもよいようですが、100円均一ショップなどでは手形用の専用インクの取り扱いもあるようです。誤って赤ちゃんがなめてしまわないよう、気をつけながら塗ってあげるとよいでしょう。
せっかく手形をとるなら、きれいな手形、足形を残したいですよね。赤ちゃんが一番落ち着いているときに取りたいなら、寝ているときがよいかもしれません。お七夜をする前の晩にとっておき、お祝いのときに飾っておくのもよさそうですね。一つのイベントになるよう、お祝い膳を囲んでいるときなどにみんなの前で手形や足形をとるのでもよいでしょう。赤ちゃんを抱っこする人、手形をとる人の二人でできるとスムーズにできるようです。赤ちゃんの機嫌や体調を気にかけながら、思い出を残してみてはいかがでしょうか。
お七夜は子どもが産まれて最初に行うお祝い行事と言われています。お七夜の様子がわかる写真や、手形や足形を残して思い出作りをしてみてはいかがでしょう。手形などを残すときは、使うインクを気にかけられるとよいようです。ママや赤ちゃんの体調を優先しながら、家族で思い出深いお七夜にしてみてはいかがでしょうか。
2018年08月15日
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