
子どもが幼児期から始められるピアノなどの楽器の習い事。いつから始め、楽器の種類は何がいいか迷う方は多いのではないでしょうか。教室の選び方の参考となる送迎や月謝、時間帯の他に、続かない場合の対処など体験談を交えご紹介します。
幼児期から始められる楽器の習い事の種類はたくさんあるようです。主な楽器の種類と特徴を紹介します。
ピアノは音楽の基礎を学ぶために始める場合が多いようで、幼児期から習う子どもも多い楽器のひとつでしょう。音階や音程などをこれから学ぼうとする幼児には取り組みやすい習い事かもしれません。
電子鍵盤楽器とは電子ピアノやキーボード、上下2段の鍵盤と足元にあるペダル鍵盤の、3つの鍵盤を使って演奏する楽器などの相称です。さまざまな楽器の音を出すことができ、幼児にとってはピアノよりも鍵盤が軽く、音が出しやすいのも特徴でしょう。
正しく音を出すまでにテクニックが必要で、幼児など早期から始める方が身につきやすいと言われています。マンツーマンレッスンができる楽器教室の他に、グループでアンサンブルができる教室など、レッスンの形態は教室によって異なるようです。
楽器教室によっては、幼児期からでもギターを始めることができるようです。一般用のギターは手の小さい子どもには構えにくいなどの問題があるようですが、音楽教室の子ども向けのギターは体格に合わせて小さめになっているようです。
楽器教室は3歳から入学できる場合が多いようです。しかし、子どもの性格によってはいつから行かせたらよいのか悩むところ。3歳になってすぐに子どもを音楽教室に通わせているママと、子どもが5歳になってから入会したママのそれぞれの体験談を見てみましょう。
「何歳から行かせるか悩んだ末、3歳になってすぐにピアノ教室に入会。教室のカリキュラムがピアノだけでなく、音楽に合わせて体を動かしたり踊ったりすることを取り入れているので、楽しくレッスン時間を過ごせたようです」(5歳男の子のママ)
「子どもがじっとしているのが苦手だったので、椅子に長く座れるようになった5歳でピアノを始めました。子どものタイミングをはかって教室通いをスタートしたためか、すんなり教室になじみ、今では自分からピアノ教室の日を楽しみにしています」(6歳女の子のママ)
楽器の習い事は音楽性と思いやりを育ててくれるという体験談や、電子鍵盤楽器を習っている子どもに変化があったというママの体験談をご紹介します。
「多くの子どもたちと交流ができればと考え、ピアノのグループレッスンに入会。みんなでいっしょに弾いたりするため、誰かができてないと“大丈夫?”などと声かけができるように。音楽性だけでなく、人が困っているとき手を差し伸べられるような、人として大切な気持ちが育っていることをうれしく思います」(4歳女の子のママ)
「教室で電子鍵盤楽器を弾いたり歌ったりすることが多いせいか、使う言葉の種類が多くなり表現が豊かになったように思います。歌の歌詞から学んでいるのかもしれません」(3歳女の子のママ)
楽器を学べる習い事の費用はどのくらいかかるのでしょうか。月謝について調べてみました。
楽器や教室によっても異なりますが、3〜5歳で週1回程度のレッスンの場合、月額5000〜9000円が多いようです。
音楽教室によっては教材費が月額2000円前後、入会金が5000〜10000円程度必要な場合があります。発表会がある場合は、衣装代もかかるようです。発表会の服装は、上はえりつきの白のブラウスかシャツ、下は黒か紺のシンプルなスカートかズボン、ときにはドレスなどの場合もあるようです。
多くの楽器教室がある中で、どのように教室を選ぶのがよいのでしょうか。
子どもが小さいうちは、安全のために親の送迎が必要でしょう。交通手段が自家用車であれば駐車場があるかどうか、公共交通機関の場合は乗車時間や駅から教室の距離がどの程度か事前に確認しておきましょう。
平日に通うなら送迎にかかる時間や夕食時間、就寝などを考えた時間帯選びが大切でしょう。最近は週末に習い事をしている家庭も多いようです。その場合は家族のお出かけの予定なども考慮して時間帯を選ぶとよいかもしれません。
子どもが行くのを嫌がる場合や、習い事が続かないかもしれないと感じたときの対処法について考えてみました。
まずは、子どもの嫌がる理由を聞いてみましょう。例えば、理由のひとつにお友だち関係で教室通いを嫌がるなどのケースもあるかもしれません。その際は、時間帯の変更が可能か先生に相談してみましょう。子ども自身が飽きたなどの理由がある場合、どうすれば嫌でないのか、子どもといっしょに考えることが大切かもしれません。
嫌な習い事を無理に続けるのは幼児にとって辛く感じてしまうかもしれません。どうしても続かないならば、辞めるという選択肢もありますが、発表会目前などタイミングによっては先生や周囲に迷惑がかかることもあります。時期を見極めて計画的に辞めるようにしましょう。
幼児期の子どもが楽器の習い事を始めるにあたり、ピアノなど楽器の種類や何歳から始めるのが良いかを紹介しました。その他にも、教室の選び方で重要となる月謝や送迎、時間帯、続かない場合の解決法など、ママが気になることは多いかもしれません。長く続けるのも大切なことですが、まずは子どもが楽しめる楽器や教室に出会えるよう、親子のペースでじっくり探してみてはいかがでしょうか。
2018年04月25日
礼儀作法や美しい所作が習得できると言われる「日本舞踊」。日本固有の伝統文化であることから、グローバル教育の一環として子どもに習わせたい気持ちはあるものの、敷居が高いイメージがあり「やってみない?」と積極的に声かけできない親御さんも多いのではないでしょうか。そこで、今回は日本舞踊を習うための気になる費用や実際に習った方の体験談をご紹介します。
子どものメンタルを強くするにはどうしたらよいか悩む方もいるのではないでしょうか? 子どもが打たれ弱かったりすぐ泣いたりすることが多いと、将来的に大丈夫か心配になりますよね。今回は、メンタルが強い子と弱い子の違い、メンタルが強いことによるメリットや強くする方法、強くする際の注意点、おすすめの習い事やスポーツ、ママたちの体験談をご紹介します。
古荘純一
子どもに歌の才能があるか、気になっているママやパパもいるのではないでしょうか。本格的に歌手を目指すために事務所などと契約した方がよいのか悩む場合もあるでしょう。今回は、子どもの歌の才能とはそもそもなにか、才能がある子どもの特徴や引き出し方、歌に取り組むメリット・デメリット、歌手を目指す方法、ママたちの体験談をご紹介します。
汐見稔幸(しおみとしゆき)
日本の伝統文化に触れる機会として子どもに日本舞踊の習い事を考えるご家庭もあるのではないでしょうか。今回の記事では、日本舞踊を習うメリットについて、実際に日本舞踊を子どもに習わせたことのあるママの体験談と合わせてお伝えします。
子どもに音楽の早期教育をしたいと検討しているママやパパは多いのではないでしょうか。色々な楽器や教室があり、進め方に悩んでしまう方もいるかもしれません。今回は、音楽の早期教育についてメリットやデメリットのほか、音楽の早期教育で何を習うか、早期教育のポイント、ママたちの体験談についてご紹介します。
早期教育にはどのようなメリットがあるか、気になるママやパパは多いのではないでしょうか。子どもの特性に合わせて取り組むことで能力を高められることがありますが、逆にデメリットがある場合も。今回は、早期教育のメリットやデメリットのほか、早期教育の分野、注意したい子どものストレスサイン、早期教育のポイント、ママたちの体験談についてご紹介します。
古荘純一
共働き世帯の増加などを背景に、幼児教育の重要性が増しています。小学校入学に向けて家庭での学習習慣を身につけさせる保護者も少なくありません。今回の記事では、子どもに学習習慣を身につけさせることに成功した先輩ママの実体験をインタビュー取材してきました。
株式会社学研エデュケーショナル
PR
子どもが習い事に行きたくないと言うとき、どのように対応しますか。多少無理やりでも連れていく、疲れていそうなら休ませる、など家庭によっても方針が異なるでしょう。今回は、子どもが習い事を休みたがる理由や先輩ママの対応を紹介。また、習い事を休むときのマナーやメールの文例なども合わせて紹介します。
今回の記事では、未就学児の習い事について脳科学者の瀧先生にお話を伺います。将来の学業成績にどう影響するのでしょうか。また、実際に子どもたちがはじめてのスイミング体験をした様子もレポートします。
株式会社ルネサンス
PR
親子で楽しむ教育エンターテインメント、KIDSNA for Kids。今回は光の不思議についての実験。太陽や電球の色が、何色でできているか確かめてみました!
親子で楽しむ教育エンターテインメント、KIDSNA for Kids。これまでの回で超低温の液体チッ素を使っていろいろなものを冷やしてきましたが、今回はその液体チッ素を外に出すとどうなるか実験してみました!