
子ども習い事にもたくさんの種類がありますが、最近は体を鍛えながら、さらに礼儀作法を身につけることができる「空手」を習わせたいというママが増えているといわれています。男の子はもちろん、護身術として女の子の習い事としても浸透してきているようです。何歳から習わせるのがベストなのか、先輩ママの体験談とあわせてご紹介します。
空手の基本練習では、主に「立ち方」「突き技」「蹴り技」「呼吸方法」などを学びます。手技・足技などをそれぞれ分解して練習することで、苦手な技の克服にもつながるでしょう。一通り基本練習を終えたら、前後に動きながら技を繰り返す「移動稽古」を行うケースが多いようです。
基本技を組み合わせ、反復して練習することによって技が身につき、バランス感覚も養われるでしょう。
型は一人でも練習することができるので、年齢や性別、体格などに関係なく自分のペースに合わせて練習することができます。型の練習では、普段使わない筋肉を動かすため、バランスの取れた体への成長が期待できるでしょう。
組手練習とは、実際に相手と向き合い、お互いに技を掛け合いながら行う練習方法です。種類として、練習相手とどの型にするのかを決めてから技を掛け合う「約束組手」や、お互いが自由に技を掛けることができる「自由組手」、勝敗を目的とした「組手試合」があります。
空手はあいさつや正座など基本的な礼儀作法をはじめ、技や型なども学ぶので、3歳前後の子どもにはまだ早いといわれています。ママや先生の言っていることがしっかりと理解できるようになる5歳くらいから習い始めるのが望ましいでしょう。
5歳ともなれば体を動かしたり、バランスを取ったりすることもできるようになる時期なので心配ないといわれています。
基本技や型などを覚えようと努力することで、自然と集中力がつくといわれています。空手は静と動の切り替えを繰り返し行うため、集中力なしでは行うことができないでしょう。
また、少しでも気を抜くと怪我につながることもあるため、危険に対する回避や防護意識が高まるので、集中力が養われていきます。
礼儀作法を身につけることができるため、子どものうちから空手を習わせたいというママもたくさんいるといわれています。空手教室に入るときのあいさつは必須で、座り方の作法も学ぶので姿勢も良くなるでしょう。
また、空手は先輩や先生、師範もいるため縦社会といわれています。大人と接する機会が増え、自然と敬語が使えるようになるため、礼儀作法が身につくようです。
空手は全身運動が特徴で、手技や足技なども多いため体幹を鍛えるのに効果が期待できるといえるでしょう。体が丈夫になると同時に、子どもも体を動かすことが楽しくなるでしょう。
また組手では、相手の動きを見て瞬時に判断する必要があるため、反射神経や判断力が磨かれるというメリットもあります。
まずは、気になるところが見つかったら体験見学をするのがおすすめです。多くの空手教室では実際に体験練習をさせてくれるため、生徒の年齢層、教室の雰囲気、先生の教え方などを確認しておくことが大切でしょう。
子どもが空手に興味があり、教室や周りの生徒と馴染んでいれば、長続きするといわれています。また、なるべく自宅付近の教室を探して通うのが良いでしょう。
空手教室を流派によって選ぶ人が多いようです。流派は「松濤館流」「剛柔流」「糸東流」「和道流」の4種類です。それぞれ特徴があるので事前に調べておくと良いかもしれません。
月謝は5,000~8,000円が相場で、入会時には入会金が必要な教室もあるので、事前に確認しましょう。入会金は5,000~10,000円が目安でしょう。兄弟割引や家族割などが適用される教室もあるようです。
道着は上下セットで10,000円前後といわれています。練習で着用するサポーターは3,000~6,000円くらいです。道着は自由に購入可能ですが、サポーターは基準を満たしていないと大会出場が不可になる場合もあるので、あらかじめ確認してから購入しましょう。
空手には昇級審査があり10級~1級へ昇級するごとに試験があります。その試験料は5,000~10,000円が相場です。級ごとに帯の色も変わります。
幼稚園のお友だちといっしょに遊んでいても、なかなか輪に入ることができない気が弱い息子でした。少しでも活発になってほしいという思いで空手教室に通わせました。最初は馴染めずにいましたが、通っているうちに楽しくなってきたようで、今となっては空手教室の日が楽しみで仕方なくなっています。
おとなしかった性格も、見違えるほどたくましくなり、元気いっぱいの息子に成長しました。(4歳・男の子のママ)
どこに連れて行っても、あちこち暴れまわって手が付けられず悩んでいました。娘なので礼儀正しく育ってほしいと思い、知人に相談したところ空手を勧められ入会することに。めげずに通い続けた結果、いつの間にか娘は人前では暴れなくなり、しっかりあいさつもできるようになっていたことに感動しました。
空手と聞くと男の子のイメージが強いですが女の子もたくさん習っていて娘も楽しいようです。(7歳・女の子のママ)
空手を習うと体が丈夫になったり礼儀作法が身についたりとメリットがたくさんあるでしょう。子どもの成長のために空手を習わせて良かったというママの声も多いようです。
空手教室によっては練習風景や先生、生徒たちの様子、費用も異なるため、あらかじめ体験に行っておくことをおすすめします。習い事を通して子どもが強くたくましく育つといいですね。
2017年08月17日
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