教育熱心はどこまで?
この連載を見る
不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
2022.09.22
お話をつくるのが大好きな子どもたちを募集し、子どもたちの自由な発想のお話を KIDSNA STYLE 動画チームがアニメ化。そのアニメを東大名誉教授で教育学が専門の汐見稔幸先生に分析していただきました。
一つ目はぶんやひでとも君(8歳)のお話。普段からお話を考えて作るのが大好きというひでとも君。自分自身を主人公にし、『ぶんちゃんの世の中が一番良いことが起こる日』と題したお話には、随所に自分が叶えたいことが表現されていました。
このお話を微笑ましい表情で聞いていた汐見先生。8歳の子どもが作ったお話から読み取れることを解説していただきました。
続いては、きたざわみくちゃん(5歳)のお話。いじわるな魔女が登場する子どもらしいお話です。
このお話を聞いた汐見先生は、みくちゃんの現実から抽象世界へと広がりつつある思考を感じ取ったと言います。
子どもがお話を自分で作って自由に語り、聞いた大人が面白いねと感想を言う。そういう関係の中で子どもを育てることはとても有意義だと言う汐見先生。
自分の思っていることを自由に表現するということは、その子のその子らしさを形にすることでもあり、それを一番近くの親が受け入れてあげることは、子どもの自己を肯定してあげることにもつながるのではないでしょうか。
Profile
広告の後にもおすすめ記事が続きます
共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。