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2017年07月29日

話題の男性保育士、てぃ先生にきく。子どもに自主性をもたせ、周りに目を向かせる方法

話題の男性保育士、てぃ先生にきく。子どもに自主性をもたせ、周りに目を向かせる方法

カリスマ保育士「てぃ先生」の人気連載コラム。今回は、多くのパパとママが気になる「子どもに自主性をもたせることと周りに目を向かせるために必要なことについて教えてくれました。

てぃ先生

こんにちは!てぃ先生です。

前回の「保育士さんが子どもに話をきいてほしいときに使う方法は?」、いかがだったでしょうか?

前回記事:話題の男性保育士、てぃ先生にきく。保育士さんが子どもに話を聞いてほしいときに使う方法

お話を聞ける子どもになってほしいと思うのであれば、まずは楽しいお話から始めてみましょう!

今回は、多くのパパママが気にしていること。「子どもに自主性をもたせたい、周りに目を向かせたい」についてお話したいと思います。

子どもにとってパパとママは「基地」

ママと子ども

よく「うちの子は自主性がない」「周りに目が向かない」と心配なさっている方がいますが、それは急ぎすぎ、または子どもに準備をさせていないことが原因かもしれません。

具体的にどういうことか。専門的な用語を使うと伝わりにくくなってしまうと思うので、噛み砕いてわかりやすく説明します。

子どもにとってパパママは「基地」です。

皆さんご存知の通り、基地は活動の拠点となる場所のことです。

子どもは、身体的にも精神的にも成長してくると、基地から出発していろいろなものに関わろうとします。人との関わりもそう、物に触れてみるのもそうです。

基地から出発しようとしない場合は、性格的なこともありますが、まだその段階にきていないからです。なので、無理やり出発させず、子どもの準備が整うのを待ってあげてください。

ここでいう準備とは、基地が絶対に安心できる場所かどうかの確認、冒険する先がどのようなところなのかを基地から覗いてみることです。

基地が絶対に安心できる場所だと確信がもてない限り、子どもは出発しません。冒険先で何かあったとき、安心して戻ってこられる場所でないとならないからです。

「パパママは絶対に自分の味方だ」「絶対に守ってくれる」

この気持ちをもつには、愛情をもらう以外にありません。
だからこそ、

幼い頃からの目一杯の愛情、スキンシップやコミュニケーションが大切なのです。

その確認ができると、今度は冒険先の下見をします。

基地の近くから「どんな感じなんだ?」と覗いてみるのです。基地の近くは安全ですから、何かあったときはすぐに戻ってきます。そこで無理に「いってきなさい」と押し出されてしまったら安心することができません。

「戻りたい戻りたい戻りたい」

この気持ちでいっぱいになってしまいますから、「いつでも戻っておいで」と戻りやすい環境を整えて待っていてあげましょう。

いよいよ冒険へ出発

冒険する子ども

基地からの下見が終わるといよいよ出発し、今度は基地から離れて冒険をします。それが上手くいくこともありますが、当然、数多くの失敗もあります。

冒険が上手くいってもそうでなくても、どちらにせよ、子どもは基地に戻ろうとします。結果を基地に報告したいからです。

「上手にできたよ!」「できなかった…」

それを聞いてほしい、共感してほしい、そう思ってのことです。

認めることと気持ちに共感することが大切

親子

戻ってきたら、褒めるなり、慰めるなり、とにかく子どもの冒険を認め、気持ちに共感してください。

「なんでもっと上手にできなかったんだ」
「だからダメだって言ったじゃない」

などと言ってしまうと冒険が嫌になってしまいます。

失敗したっていいんです。むしろ失敗こそが、冒険の大きな収穫です。

準備→出発→冒険→基地→準備→出発→冒険→基地

これを何度も何度も繰り返し行うことで、自然と子どもは自信を持ち、さらに大きなフィールドへ冒険に行きたい!という気持ちになるのです。

子どもに冒険をさせるには、まずは基地の整備から。

周りの子と比べる必要なんてありません。
焦らず、子どもの成長に合わせて進めてみてください。

ご参考までに。

執筆:てぃ先生

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てぃ先生のプロフィール画像/KIDSNA

関東の保育園に勤めるカリスマ保育士。保育園の日常をつぶやくツイッターには40万人を超えるフォロワーがいる。著書に『ハンバーガグー』『ほぉ…、ここがちきゅうのほいくえんか。』(ともにベストセラーズ)など。またツイートを原作とした漫画『てぃ先生』も連載中。2017年にはアニメ化も発表された。「保育・子育ては大変なことばかりではなく、楽しいこともいっぱいある」ということを伝えるために、現在も活動中。

てぃ先生 オフィシャルブログ
Twitter(@_HappyBoy)
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