【男性の育休制度】取得条件や期間、パパが受けられる制度

【男性の育休制度】取得条件や期間、パパが受けられる制度

出産を控え、育休制度を利用したいと考えている夫婦もいるでしょう。産後に体をゆっくりと休めるため、パパにも育休を取得してほしいと考えるママも多いかもしれません。男性が育休を取得するとき、女性と異なる点はあるのでしょうか。育休の取得条件や期間、パパが受けられる育休制度についてまとめました。

育休とは

新生児の赤ちゃん
szefei/Shutterstock.com
育休とは、育児・介護休業法に定められた両立支援制度のひとつで、1歳(一定の場合は最長で2歳)に満たない子どもをもつママやパパが、育児のために仕事を一定期間休業することができる制度です。男女ともに利用できる制度で、ママが専業主婦であってもパパは育休を取得することができます。
出典: Ⅱ 育児休業制度/厚生労働省

育休は男女ともに利用できる制度

育休を取得したいと考えるとき、気になる育休取得の条件や期間についてご紹介します。

育休取得の条件

以下の条件を満たせば、性別を問わず男性も育休を取得することができます。

・同一の事業所に引き続き1年以上雇用されている
・子どもの2歳の誕生日の前々日までに、労働契約の期間が満了しており、かつ、契約が更新されないことが明らかでない

以前は延長の期間が子どもの1歳6カ月の誕生日の前日までとされていましたが、平成29年10月より2歳の誕生日の前日まで延長が認められました。

育休の期間

育休の期間は、男女ともに原則として「出産日当日から1歳の誕生日の前日」まで取得することが可能です。しかし、子どもが保育園に入所できないなどの理由がある場合は、最長で2歳の誕生日の前日まで延長が可能になります。
出典:あなたも取れる!産休&育休/厚生労働省
出典:育児・介護休業法における制度の概要/厚生労働省
出典:育児・介護休業法のあらまし/厚生労働省

パパが受けられるさまざまな育休制度

赤ちゃんをあやすパパ
iStock.com/Yagi-Studio
パパが受けられる育休制度にはどのようなものがあるのでしょうか。

育児休業給付金の交付

育休中の賃金が会社によって支払われなかったり、育休開始前の賃金と比べて80%未満に減額したりした場合など、一定の条件を満たしたときにハローワークへ支給申請することで育児休業給付金を受け取ることができます。

支給対象の条件を満たしているかどうかや支給される金額、期間などについては、事前にしっかりと確認しておくとよいでしょう。
出典:育児休業給付について/厚生労働省
出典:育児休業や介護休業する方を経済的に支援します/厚生労働省

社会保険料の免除

育休期間は、事業主が日本年金機構へ申出をすることで、健康保険や厚生年金保険の保険料が免除されます。免除されている期間も保険者資格に変更はないので、育休前の医療費の負担と同じ割合で病院などを受診できます。

保険給付には育休取得直前の標準報酬月額が用いられ、年金額の計算をする際は、免除期間も保険料を納めた期間として扱われます。将来受け取れる年金もしっかりと保証されているので、安心して利用できる制度かもしれません。
出典:育児休業保険料免除制度/日本年金機構
出典:厚生年金保険料等の免除/日本年金機構

パパ休暇

パパ休暇とは、原則1回までの育休の取得が、特別な事情がなくても再び取得できる制度です。

・子どもの出生後8週間以内に育休を取得していること
・子どもの出生後8週間以内に育休が終了していること

上記の条件を満たしていれば、育休を2回に分けて取得できます。出産後8週間はママにとって心身ともに負担の大きい時期。この期間に家庭で育児や家事、ママのサポートのためにパパが育休を取得することは、ママにとって大きな支えになるでしょう。

ママが職場復帰するタイミングで、パパが2回目の育休を取得する夫婦もいるようです。出産後8週間以内にパパが育休を取得しておけば、家族のスタイルにあわせて制度が活用できそうです。
出典:両親で育児休業を取得しましょう/厚生労働省

パパママ育休プラス

パパママ育休プラス制度とは、夫婦ともに育休を取得する場合に、子どもが1歳2カ月になるまで延長できる制度です。

・配偶者が子どもが1歳に達するまでに育休を取得していること
・本人の育休開始予定日が子どもの1歳の誕生日以前であること
・本人の育休開始予定日が、配偶者が取得する育休の初日以降であること

上記の条件を満たしているとき、本来延長する場合の条件である、保育園に入所できないなどの理由がなくても、子どもが1歳2カ月になるまで延長することが可能です。

ママの育休が終わるタイミングでパパが開始して、夫婦で休暇が途切れないよう取得したり、パパとママでいっしょに子育てできる期間が長くなるよう、同時に取得したりする夫婦もいるようです。
出典:両親で育児休業を取得しましょう/厚生労働省

男性の育休制度を利用して家族の時間を増やそう

笑って遊ぶパパと赤ちゃん
iStock.com/Yagi-Studio
育休制度は、条件を満たせば女性はもちろん、男性も同じように利用することができます。ママが専業主婦であってもパパは育休を取得することが可能です。

育休を取得する夫婦のために、経済面や期間の延長などさまざまなサポート制度が整っており、パパのための制度もあります。職場によって条件や受給できる金額などが異なる制度もあるので、事前にしっかりと確認しておくとよいでしょう。

パパが育休を取得できるか、できるとしたらいつから育休を取るかなどを出産前に夫婦でよく話し合い、家族みんなにとってよりよい形で育休制度を利用できるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2020年3月16日時点で作成した記事になります。

2020年04月04日

専門家のコメント
42
    りお先生 保育士
    育児休業、大抵の会社でパパも1年の取得が可能だと思います🤗
    ただ、お給料が全額出るわけで
    めい先生 保育士
    私の夫は出産後に数日分けて取っていました。男性の友人は職場の理解も高く、上司が環境を整えて
    わい先生 保育士
    子育てを考えて、旦那さんの会社の育児制度を調べてもらってます。小泉大臣も取得したので、今後
    あーちん先生 保育士
    育休というと長く休むイメージでしたが、短期間でも取れるようで、1歳になるまでに夫も育休を数
    まあ先生 保育士
    パパも育休を取れる会社は増えてきていますが、まだまだ馴染みなかったりすることが多いですよね
    せおみ先生 保育士
    男性の育児休業は法律上可能ですが、なかなか取得が難しいと言われていますよね。我が家も育児休
    こいまま先生 保育士
    育児休暇を取って終わりでなく、肝心なのはその中身です。
    育児のための休暇です。
    そのことを
    みぃ先生 保育士
    1年取得する事が可能な会社が多いかと思いますが、1〜6ヶ月ほど育休取得する方をよく聞きます
    さと先生 保育士
    保育園の同僚の男性保育士は育休申請したものの園長に圧力をかけられ取り下げるはめになっていま
    いちご先生 保育士
    主人の職場も、育休制度を設けていますが、私が出産当時専業主婦だった為、入院日数分のみ休暇を
    ひで先生 保育士
    園に通ってる子どもでもお父さんが育休取ってる方を初めて会いました。福利厚生しっかりしてる企
    のの先生 保育士
    男性も育児休暇取得の権利がありますが、女性ほど長い期間とることは少ないですね。取得して欲し
    のんの先生 保育士
    子供が4人いますが上の子3人の時は、出産時と翌日のみ産休をとってくれました。
    会社的には、
    ゆきな先生 保育士
    パパの育休いいですよね〜、、仕事内容や周りの理解が本当に大事ですよね。また、周りの理解はあ
    みー先生 保育士
    長く続けて取ってもらう事もできるようですが、1歳を迎えるまでに分けて取る事も可能なようです
    まい先生 保育士
    育休があるのですが使いにくのが現状ですよね、、、
    基本里帰りする場合は使わなくてもいいと思
    cocoまま先生 保育士
    papaさんが育休をとれるようになるなんて最高ですよね^ ^まだまだ難しい職場も多いと思い
    いちぽ先生 保育士
    男性の育休取得率はまだまだ低いですよね。
    2人目妊娠中ですが、里帰りせずに出産予定のため旦
    ぺち先生 保育士
    3月に子どもが生まれましたが、旦那が会社に育休とる?と聞かれたそうです。断りましたが、、笑
    なつまる先生 保育士
    育休を1日でも取ると
    1ヶ月分の社会保険料が無料になったりするので、うまく制度を活用できる
    くじら先生 保育士
    男性の育休制度、素敵ですよね。自分の旦那さんをはじめ、周りの男性で育休を取っている人はいな
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