
産後や妊娠中に感じる不安や、感情の乱れがいつからいつまで続くのか心配に思うママもいるかもしれません。マタニティーブルーをいつからいつまで感じていたのか、そのときに感じたことをママたちに聞いてみました。マタニティーブルーを乗り切る方法についてもご紹介します。
赤ちゃんが生まれたり、赤ちゃんを授かったとき幸せなはずなのになぜか悲しくなったり、イライラすることがあるかもしれません。
産後や妊娠中に、いつもは気にならないことで傷ついたり、わけもなく落ち込んでしまい感情が不安定になるのは、もしかすると「マタニティーブルー」の可能性があります。
マタニティブルーは、一般的に産後の感情の乱れのことで一過性のもののようです。気持ちが回復するはずの時期を過ぎても、安定しないときは専門家に相談するとよいかもしれません。
ママたちはいつからいつまでマタニティーブルーを感じていたのでしょうか。
産後2週間程で徐々に気持ちが安定したママもいるようですが、3カ月ほど続いたという声もありました。妊娠中にマタニティーブルーを感じていたというママの声もありました。
マタニティーブルーになったとき、ママたちはどのようなことを思っていたのか聞いてみました。
ママたちはマタニティーブルーになったとき、不安やイライラした感情を抱いていたようです。他にも涙もろくなったり、体のだるさを感じたり、家事などのやる気が減退したという声もありました。
話していないだけで、もしかしたら周囲の他のママもマタニティーブルーを感じたことがあるのかもしれません。
気持ちが落ち込んだり、感情が不安定になるマタニティーブルーをどのようにして乗り切ればよいのでしょうか。
不安を感じていることを一人で抱え込まず、パパや両親、友人など周囲の人に話してみましょう。話すことで気持ちが晴れることもありますよね。周囲の人も話を聞いて初めてママの不安な気持ちに気づくという場合もあるかもしれません。
ウォーキングやストレッチなど軽い運動をすると気分転換になるかもしれません。赤ちゃんが寝ている間に家でできるヨガをしたり、パパに赤ちゃんを見てもらっている間に散歩をするなどしてリフレッシュすると気持ちが落ち着くことがありそうです。
周囲の人には相談できないことでも専門家が相手なら話せる場合もありますよね。落ち込みがひどい場合や、症状が長引くときは専門家に相談しましょう。
カウンセラーのほか、子育て支援センターなどの職員、妊娠中であれば妊婦検診時に先生に不安を感じることを話すとよさそうです。
マタニティーブルーは一時的なもので、時間が経てば気持ちが安定するようです。今はこういう感情になる時期なんだ、と割り切ることも不安感を軽くするポイントかもしれません。
マタニティーブルーを感じたときは、周囲の人に話したり、軽い運動をするとよさそうです。長引く場合は専門家に相談しましょう。
マタニティーブルーを乗り切って赤ちゃんとの生活を穏やかな気持ちで楽しめるとよいですね。
2019年10月29日
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