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【現役保育士おすすめ】3月の読み聞かせにぴったりの絵本
絵本の読み聞かせを習慣化している家庭も多いはず。今回は、現役保育士がおすすめする今の季節にぴったりな絵本をご紹介します。卒業や進級がテーマの話や、春らしい暖かさを感じる絵本が揃いました。合わせて、保育士が実践する読み聞かせのコツもお伝えします。「なかなか絵本に集中してくれない」とお悩みのママ、パパはぜひ実践してみてください。
春の訪れを喜ぶ絵本
ぽかぽかした陽気が少しずつ楽しめるようになる3月。
子どもたちが植物や食べ物など身近な変化に気づけるように、絵本を通して季節の移り変わりを教えてあげましょう。
はるがきた
『どろんこハリー』の著者が贈るチャーミングな物語。そぐそばまで春が来ているのに、街は沈んだ雰囲気。
「春が来ないなら、みんなで力を合わせて春にしよう! 」男の子の言葉が、読者も勇気づけてくれます。子どもはもちろん、ママもワクワクしてしまう一冊です。
おなべおなべ にえたかな?
おばあちゃんからニンジンスープの番を任された、キツネのきっこ。味見を繰り返すうちにおなべが空っぽに!慌ててお水、お豆、それからタンポポを入れて…。
おなべを煮るときのセリフがかわいくて、真似をする子どもも多いのだそう!3歳児くらいから楽しめます。
進学や進級。子どもの成長を描いた絵本
3月は卒園や進級の季節。子どもたちの新生活がはじまります。期待はもちろん、不安や緊張を感じる子もいるでしょう。
そんな子どもたちの背中を優しく押して、ちょっと自信を持たせてくれるような絵本をご紹介します。
おおきくなるっていうことは
絵とわかりやすい言葉で「おおきくなる」とはどんなことかを教えてくれます。洋服が小さくなる、歯が抜ける。身近な変化から、生き方に関することまで、おおきくなるよろこびを伝えてくれます。
「こんなことができるようになったね!」とお子さんの成長を振り返りながら読みたいですね。
みんなともだち
みんなで一緒に歌をうたった。みんなで一緒にお散歩をした。そんな園の思い出を振り返りながら参加する、卒園式当日の様子が描かれた絵本です。
同名の卒園ソングは、絵本の言葉がそのまま歌詞になっているため、子どもたちも親しみやすいはず!
おおきくなったら きみはなんになる?
お花屋さんやお医者さん。子どもが憧れる職業やその内容について描かれています。
旅立ちの日を迎える子どもたちに贈りたい言葉がたくさん込められた、力強く温かい絵本です。
子どもたちが夢中になる!現役保育士の読み聞かせテクニック
「読み聞かせを習慣にしたい。でも子供が絵本に興味を持たない」「落ち着きがなく、すぐに他の遊びをしたがる」と困っているママ、パパもいるのでは?
そこで現役保育士の方たちに、絵本の読み聞かせのコツを伺ってみました。
A先生
B先生
小さな声で読みはじめ、注意・関心を引き付けるようにしています。
C先生
声の強弱や声色に変化をつけて読んでいます。あとは自分も一緒に楽しんで読んでいます。
大好きなママやパパに読んでもらうだけで、うれしくて落ち着きをなくしてしまうお子さんもいるでしょう。
ぜひ明日からでも読み聞かせのコツを試してみてくださいね!
動きをつけて読むようにしています。例えば、ガタガタしたシーンの時は本を揺らしたり、パタパタといった表現の時は本を開閉したりしています。