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4歳頃の子ども向けの絵本。選び方や読み聞かせするときのポイント
絵本に興味がない場合の対応とは
4歳の子どもへの絵本の読み聞かせについて気になっているママもいるかもしれません。今回の記事では、4歳児に絵本を選ぶときや読み聞かせのポイント、子どもが絵本に興味をもたない場合の対応の仕方について、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
4歳頃の子どもの様子
4歳の頃の子どもは3歳の頃とどのような違いがあるのでしょう。ママたちに4歳児の様子を聞いてみました。
「うちの子は4歳になってから興味をもつものが増えてきました。3歳の頃から興味のある動物やキャラクターの他に虫や乗り物などにも興味が出てきたようで、虫の名前などをよく聞かれます」(30代ママ)
「娘は3歳の頃より友だちとの関わりが増えたように感じます。保育園から帰ってくると友だちの話をよくしてくれるようになりました」(40代ママ)
4歳になると興味のあるものが増えさまざまなことに疑問をもつようになる子どもや、友だちや先生との関わり方が変わってくる子どもがいるようです。興味や関心が広がると好きな絵本も変わってくるかもしれません。
4歳児に絵本を選ぶときのポイント
4歳の子どもにはどのような絵本を選ぶとよいのでしょう。ママたちに選ぶときのポイントを聞いてみました。
子どもが興味をもっている内容
「娘は4歳になった頃から私が料理していると興味深そうに見ていることがありました。そこでおやつやご飯作りが楽しく描かれている絵本を選んだところ、とても嬉しそうに何度も絵本を見ていました」(30代ママ)
「うちの子は恐竜がとても好きなので、恐竜が登場する絵本を何冊か選びました。なかには恐竜が飛び出すしかけ絵本もあり、毎日夢中で見ています」(40代ママ)
4歳の子どもに絵本を選ぶとき、子どもが興味をもっている内容の本を選ぶママがいました。4歳になると興味のあるものや好きなものが増えることもあるようなので、子どもの様子を見ながら喜んでくれそうな絵本を選べるとよいかもしれません。
友だちとの関わり方が描かれている
「4歳になった娘が保育園の友だちの話をよくしてくれるようになったので、動物たちが友だちとなかよく遊ぶ絵本を選んでみました。ブランコをゆずりあって乗るお話がお気に入りのようです」(30代ママ)
4歳になると友だちと遊びながら、やさしくすることやケンカをすることなどを経験する子どももいるかもしれません。絵本のなかには仲直りしたりゆずりあったりするなど、友だちとの関わり方が描かれているものもあるようなので、子どもの経験したことにあう絵本を選んでみるのもよさそうです。
子どもが好きな絵
「うちの子はやわらかい雰囲気の絵が好きなので、絵本を選ぶときには子どもといっしょに表紙を見て選ぶようにしています。自分の好きな絵が描かれた本のためか、読んでほしいと何度もせがんでくれます」(40代ママ)
子どもの好みにあう絵の描かれている絵本を選ぶことをポイントとしているママもいるようです。絵本の絵にはさまざまな特徴があるので、好きな絵が描かれていれば絵本を読むたびに喜んでくれるかもしれません。
4歳児への読み聞かせのポイント
4歳の子どもに読み聞かせをするとき、ママたちはどのようなことをポイントとしているのでしょう。
内容がわかるように読む
「子どもに読み聞かせをするときは、はっきりとした口調でゆっくり読むことを心がけています。4歳になってお話の内容にも関心をもつようになったので、子どもにわかりやすく読むようにしています」(30代ママ)
「うちの子は絵本の絵がお気に入りなので、読み聞かせのときには絵がよく見えるようにしています。絵を見ることで登場人物の気もちを想像することもあるようです」(40代ママ)
4歳の子どもに読み聞かせをするときは、わかりやすく読むことや絵をよく見えるようにすることを意識するとよいかもしれません。子どもがお話の内容をわかって楽しんでくれているか、ときどき子どもの顔を見ながら読み聞かせをしているというママの声もありました。
ストーリー通りに読む
「息子は読み聞かせの途中で私が考えた言葉を挟むと、お話の続きを読んでほしそうにするので、書かれている通りに読むようにしています。絵本のお話の雰囲気を壊さないように読むと、とても嬉しそうに聞いてくれます」(40代ママ)
絵本の読み聞かせをするときは、子どもが自由に想像しながらお話を聞くことができるように、書かれているストーリーの通りに読むこともポイントのようです。ママのなかには、読み聞かせの途中で「どうしてかな?」などの質問を挟まないように気をつけているという声もありました。
読み手も楽しみながら読む
「子どもに読み聞かせをするときは私自身も絵本を楽しみながら読んでいます。時間を気にせず親子でゆったりと絵本の世界に親しむように心がけています」(30代ママ)
4歳の子どもはママやパパの読み聞かせを楽しみにしているかもしれません。親子でゆっくり時間を作って絵本を読むことで、子どもも絵本の読み聞かせを楽しいと感じてくれそうです。
絵本に興味をもたない子どもへの対応
4歳の子どもが絵本に興味をもたない場合、どのように対応するとよいのでしょう。ママたちが実践したことを聞きました。
子どもの目線に絵本を置く
「息子はおもちゃで遊ぶことが好きで、絵本を見ることに興味がありませんでした。そこでいつも遊んでいるおもちゃの近くに絵本の表紙が見えるように置いてみると、おもちゃを片づけるときに気になったらしく『これ読んで』と持ってくるようになりました」(40代ママ)
おもちゃや運動が好きで絵本に興味のない子どもの場合、遊び終わったときに見えやすい場所に絵本を置いてみるのもよいかもしれません。さまざまな絵本を置いておくことで、子どもが気に入る本を見つけやすいというママがいました。
読み聞かせ教室に参加してみる
「娘が4歳になった頃に図書館の読み聞かせのイベントにいっしょに行ってみました。あまり絵本に興味がないようでしたが、図書館の方の読み聞かせが楽しかったのか、家でも同じ本を読んでほしいというようになりました」(30代ママ)
4歳の子どもが絵本に興味を示さない場合、図書館や公民館などで行われる読み聞かせ教室に参加してみてもよいかもしれません。ママのなかには、子どもといっしょにお話を聞くことで、読み聞かせをするときの参考になったという声もありました。
4歳の子どもと絵本を楽しもう
4歳の子どもに絵本を楽しんでほしいと考えて、本の選び方や読み方を工夫しているママがいました。4歳になると興味のあるものが変わったり増えたりすることもあるようです。子どもにあう絵本を選んで、いっしょに読み聞かせを楽しめるとよいですね。