ホリエモン「これをケチる人はアホ」…仕事のパフォーマンスに差が出る1回30円の「投資」、数千円の「サービス」
疲れが溜まる現代人の「負のスパイラル」を断ち切る
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仕事の疲れを翌日に持ち越さないためにはどうすればいいのか。実業家の堀江貴文さんは「疲れが溜まったままだと翌日の仕事のパフォーマンスにも影響する。とりわけ1回30円の光熱費と数千円程度のサービスは絶対にケチらないほうがいい」という――。 ※本稿は、堀江貴文『体力が9割 結局、動いた者が勝つ』(徳間書店)の一部を再編集したものです。
数十円の冷暖房代をケチるのはアホ
「昨夜は8時間しっかり眠ったはず。でも疲れが取れない」「睡眠の質が悪い気がする。でもどうすれば改善されるのかわからない」
そんな悩みを抱えている人は“睡眠の環境”を疑ってほしい。
意外と見落とされているのが「室温」だ。人間は就寝時に体の深部体温が少し下がると寝つきがよくなるようにできている。だから寝室は暑すぎても寒すぎてもダメだ。体が無意識のうちに緊張して眠りが浅くなってしまう。
睡眠研究の第一人者である柳沢正史教授によれば、睡眠に適切な室温の目安は23〜25度だという。夏場に冷房を効かせた場合、人によっては肌寒く感じる温度だろう。
だから最低1枚はかけ布団をする。睡眠中の体温調整のためにもかけ布団は必須だ。夏だからといって何もかけないのはNGだ。
冷房をタイマーで止めてしまうのもNG。冷房のつけっぱなしが体に悪いというのは都市伝説である。良質な睡眠のためには快適な室温を朝まで保つのがマストだ。
電気代がかさんでしまう? 冷静に損得を考えてみてほしい。夜間に冷房を8時間つけっぱなしにしたとしても電気代は20〜30円程度だ。ぐっすり眠って活力あふれる1日を送るか。熟睡できずにどんよりした1日を過ごすか。たった数十円で明暗が分かれるのである。日中、しんどくなってドリンク飲料を飲めば数百円かかってしまう。
冷房の電気代をケチるのはアホだ。





























