だからいくら仲が良くても人付き合いの距離は「6割」がベスト…長くいい関係が続く心地よい距離感

だからいくら仲が良くても人付き合いの距離は「6割」がベスト…長くいい関係が続く心地よい距離感

人付き合いを良好に保つ秘訣は何か。コミュニケーション・アドバイザーの森優子さんは「私には20年以上も長く良好な関係が続いているママ友がいるが、会うのは1年に1・2回だ。良好な人間関係には、一見さっぱりしているような6割という、ほどほどの距離のとり方が丁度いい」という――。 ※本稿は、森優子『敵をつくらないホンネの伝え方』(三笠書房)の一部を再編集したものです。

良好な人付き合いの距離は6割

人付き合いの距離は6割くらいが丁度いい、ということを、私はもうずいぶん前、子どもが幼稚園に通っていたときに、ママ友との付き合いで学びました。

「6割って、少し距離があり過ぎない?」

「職場の人とは毎日会っているのだから、10割じゃないの?」

このような声が聞こえてきそうですが、ここで言う6割とは、会っている頻度ではなく、相手との距離のとり方のことです。

会話をし始めたらいきなり相手の顔が目の前にあって、思わず「近い!」と叫びたくなる距離のことではなく(もちろんそれも大切な距離ですが(笑))、相手が心地よいと感じる許容度とでも言いましょうか、それは距離を縮める際のスピード感にも比例しているような気がします。

例えば皆さんは、友人や気の合う仲間と、頻繁に1日の大半を一緒に過ごしたいと思いますか? もちろん個人差はあるとは思いますが、仕事をしていてもしていなくても、プライベートな時間のほとんどを始終一緒にいたら、やらなくてはならないことが後回しになって精神的に疲れないでしょうか。

良好な人付き合いを心得ている人は、一見さっぱりしているような6割という、ほどほどの距離のとり方がお互いに心地よさを感じていくことを知っているのです。

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https://kidsna.com/magazine/article/entertainment-report-250116-37045404

2025.05.27

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