男女でまったく違う…元銀座ホステスNo.1の結婚相談所主宰者「自分をよく見せるプロフィールの最適解」
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人生後半を一人で迎えないためには、今のパートナーとよい関係を築くか、新しいパートナーを見つけるしかない。その術を、結婚相談所「エースブライダル」主宰の関口美奈子氏に聞いた――。
「夫婦関係を取り戻す」妻・夫に感謝…熟年によるマンネリを打破する3つの方法
照れくさいが高効果「カウンセラーごっこ」
恋の賞味期限はわずか3年――。結婚相談所の運営者として、数万人にわたる男女の恋愛模様を見てきた私の経験則です。この持論には裏付けがあり、心理学では恋仲になって3年が経過すると、情熱的な感情が落ち着き、気持ちが冷めてしまうフェーズに移行します。生物学的にも、年齢を重ねるにつれ、男性は男性ホルモンが減少し、女性は女性ホルモンが減少する。つまり男女の性差が薄れていくため、異性にトキメキを感じにくくなってしまうのです。特に、年齢を重ねると、男女ともに更年期障害でホルモンバランスが崩れやすくなり、些細なことでパートナーに苛立ってしまう機会も増えてしまいがちです。
このように夫婦生活が冷え切ってしまうのは、ある意味仕方ない側面もあるため、お互いがパートナーシップを更新する努力が必要です。「これまで仕事や子育てで家庭に貢献してきた」「結婚生活も長いから安泰だろう」というおごりが、水面下でマンネリを深刻化させてしまいます。
かつて私が銀座のホステスだったとき、それまで奥様一筋だった男性が、定年後にお店に入り浸る光景を多々見てきました。そうした男性は決まって「長年妻を支えてきたから(だからハメを外してもいいだろう)」と自分を正当化しがちでした。これはあくまでも一例ですが、人間は何かと自分に言い訳をして楽なほうへ逃げてしまうものです。
長年続いた夫婦関係においても、パートナーとの関係を見つめ直すのは面倒だからと先延ばしにすると、細かい不満やすれ違いが蓄積して修復できなくなってしまうでしょう。マンネリに拍車がかかり、孤独な老後を送らないためにも、パートナーシップを再考してみましょう。
では、具体的にどうすればマンネリが解消されるのか。私のおすすめは「カウンセラーごっこ」です。日本ではまだ馴染みが薄いものの、海外では「夫婦カウンセリング(カップルセラピー)」という習慣が一般化しています。これは文字通り、夫婦でカウンセリングに通い、パートナー間の関係改善を目指す取り組みです。
夫婦間には、育児や金銭面、家庭での役割分担、親族関係、セックスをはじめとするコミュニケーションなど、あらゆる問題がついて回ります。こうした諸問題についてどう向き合っていけばいいのか、双方の価値観を擦り合わせるのは自然なことです。いまではネットやYouTubeで検索をかければ、専門的なノウハウが出てくるので、片方がカウンセラー役に回り、もう片方が患者役に回って、お互いの不満や悩みの種を引き出してみましょう。
とはいえ、専門的な知識を極めようと構える必要はありません。あくまでも重要なのは、お互いの話を聞く習慣を設けることです。先ほどの話ではないですが、男性が水商売の女性にハマってしまうのは、自分の愚痴や自慢話を聞いてもらい、承認欲求が満たされる側面が大きいのです。