「間違ったら解説を読んで次の問題へ」より断然効果的…最短でリスニング力を爆上げする英語実践ワークの中身
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英語のリスニング力を向上させるにはどうすればよいか。最速英語習得の専門家である川﨑あゆみさんは「『なぜ聞き取れなかったか』の理由を見つけ出し、どう克服するかを考えることが必要だ。自分のつまずきポイントを把握するには実践ワークが効果的だ」という――。 ※本稿は、川﨑あゆみ『英語が日本語みたいに出てくる頭のつくり方』(日本実業出版社)の一部を再編集したものです。
「聞き取れた」「聞き取れなかった」の2択で判断しない
最短でスムーズに聞き取れるようになる秘訣は、「分解して学ぶこと」です。分解することで、英語のつまずきポイントを具体的に把握できるようになります。
あなたは英語を聞き取れなかったとき、その理由を深掘りせずに「聞き取れた」「聞き取れなかった」の2択で片づけていませんか?
それでは、自分がつまずいているポイントが曖昧なままになってしまいます。
私のスクールに通っているユウスケさんという受講生は、リスニングのトレーニングを何度も受けたものの、実際の英語の会議では相手の早口やなまりが原因でまったくついていけないと感じていました。
彼のリスニング力について詳しく確認してみると、「聞き取れない」という表現の奥に、じつは、「知っている単語でも理解に時間がかかる」「英語を英語のままとらえるのに慣れていない」「速い会話のスピードについていけない」などの課題がありました。
実際に海外の方とコミュニケーションをとると、「英語を話せない」ことよりも「リスニングができない」ことに悩む人が多い傾向にあります。自分の言いたいことはなんとか伝えられても、聞き取りとなると、相手の話すスピードやアクセント(なまり)、使われる単語や文法、内容など相手に依存することが多くなります。
そのため、うまく聞き取れず、会話に思うように参加できないという事態が起こるのです。
「聞き取れなかった」理由を見つけ出す
よくある「リスニング」の学習法では、まるでテストのように「聞き取れた」「聞き取れなかった」の2択で判断し、正解すれば安心し、間違っていたら解説を読んで理解し、次の問題に進む。
多くのリスニング学習がこのパターンの繰り返しです。
しかし、効果的にリスニング力を向上させるには、まず、スクリプトをしっかり読むことからはじめましょう。
スクリプトを読むことで、どの部分でつまずいたのかを具体的に把握するのです。そうでなければ、いつまでもリスニングの課題が曖昧なままで、つまずいている部分を改善することができません。
表層的な結果ではなく、「なぜ聞き取れたか」「なぜ聞き取れなかったか」の理由を見つけ出し、どう克服するかを考えることです。
最短・最速で英語を習得するために、次の実践ワークで、まずは、自分のつまずきポイントを把握しましょう!