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バイトでダブルワーク。履歴書や志望動機の伝え方のコツ
社会保険や所得税など意識したこと
バイトでダブルワークをしようと考えるママのなかには、仕事の探し方など就職活動の仕方について気になる方もいるかもしれません。今回は、ダブルワークのバイト探しのコツと履歴書や志望動機について、社会保険や所得税などダブルワークをするときに意識したことなどを体験談を交えてご紹介します。
バイトでダブルワークをするとき
子育てをしながらバイトやパートの仕事をしているママのなかには、空いた時間を有効に使いたいときや収入面から、ダブルワークをしようと考える方もいるようです。ダブルワークを始めようと考えたとき、バイトの探し方のコツや履歴書の書き方、志望動機の伝え方などが気になることもあるかもしれません。
そこで今回は、ダブルワークのバイトについてお伝えします。
ダブルワークのバイトを探すときのポイント
ダブルワークのバイトを探すときは、どのようなことを意識するとよいのでしょうか。ママたちに、バイト探しのコツについて聞いてみました。
ダブルワークが可能な職場かどうか
30代ママ
ダブルワークを受け入れている職場かどうかを意識して、バイト先を探したというママの声がありました。ママのなかからは、求人広告にダブルワークについて記載されていない場合でも、電話で確認して了承を得ることができたという声も聞かれました。
無理のない範囲で働けるかどうか
30代ママ
子どもが学校や幼稚園に行っている平日に、9時から13時までのバイトで働いています。週に5日働いていており平日はこれ以上働くことが難しいので、土曜日にダブルワークできるバイトを探しました。
ママがダブルワークを始めるときは、無理なく働けるかどうかを考えてバイト先を探すことも大切かもしれません。ママのなかからは、派遣会社に登録しておき、家事や育児、現在のバイトのすき間の時間ができそうなときに、単発でできる1日単位の仕事を紹介してもらっているという声も聞かれました。
目的にあった仕事かどうか
40代ママ
少しの時間でもよいので介護職に携わってみたいという気持ちから、ダブルワークの仕事を探し始めました。週に2日、1日3時間のバイトですが、以前から介護の知識を身につけたかったのでやりがいを感じています。
やりたい仕事がある場合は、希望の職場が見つかるまでじっくりとバイト先を探すことも大切かもしれません。結婚前に美容院で働いていたママからは、子どもが大きくなったら正社員として働きたいと考えて、美容院で短時間だけのダブルワークのバイトを始めたという声も聞かれました。
ダブルワークの履歴書や志望動機について
バイトでダブルワークをするときの履歴書の書き方や志望動機の伝え方のポイントについて、ママたちに聞いてみました。
履歴書は正直に書く
40代ママ
履歴書の職歴欄に、働いている会社名と「現在、在職中」という文言を記載しました。ダブルワークを希望していることを隠したりせず、ダブルワークでしっかりと働きたいという熱意を伝えることが大切だと思います。
ダブルワークを希望していることを、履歴書に正直に書いたというママの声がありました。ダブルワークであることをしっかりと伝えておくことで、実際に働き始めてからもシフトなどの相談がしやすくなるかもしれません。
具体的な志望動機を伝える
30代ママ
面接で志望動機を話したときは、子どもの将来の学費のために働きたいということを伝えました。働きたい理由を具体的な内容で話すことで、やる気が伝わったように思います。
ダブルワークを希望する理由を具体的に伝えることで、相手にやる気が伝わったと感じたママもいるようです。仕事に自分がどのように携わっていけるのかなどのアピールポイントも、いっしょに伝えられるとよいかもしれません。
ダブルワークをするときに意識したこと
バイトでダブルワークをするときは、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。ダブルワークをするときに意識したことをママたちに聞いてみました。
社会保険や所得税について
30代ママ
ダブルワークでバイトを始める前に、社会保険への加入が必要になったり夫の扶養から外れて所得税が課せられたりしないように、労働時間や賃金などを確認しておきました。勤務先が2つになるので、両方の労働時間や賃金をトータルで管理するように気をつけています。
ダブルワークの収入の合計金額によって、所得税が課せられたり住民税が増えたりすることもあるかもしれないため、労働時間や賃金が扶養の範囲内でおさまるように意識したというママの声がありました。所得税は収入の合計金額が基準となるようですが、社会保険に関してはダブルワークのバイト先のどちらか一方でも社会保険への加入条件を満たしている場合、加入の手続きが必要になることもあるようです。
ダブルワークでバイトを始めるときは、社会保険や所得税についても意識して、事前に扶養の範囲内で働くのかどうかなどの働き方についても考えておくとよさそうです。
スケジュールの共有
30代ママ
家事と育児にバイトを2つ掛け持ちすると、スケジュールの管理がとても大変です。2つのバイト先が両方とも変動シフト制で勤務時間が日によって違うので、カレンダーに勤務時間を書き込み家族みんなでスケジュールを共有するようにしています。
ダブルワークのスケジュールを家族みんなで共有しているママもいるようです。スケジュールを共有することで、時間がないときに家事を手伝ってくれることもあったというママの声も聞かれました。
ダブルワークのバイトは目的を大切に
ダブルワークで掛け持ちするバイトを探すときは、ダブルワークが可能な職場や無理のない範囲で働ける職場を選ぶようにしたというママの声がありました。
就職活動をするときは、ダブルワーク希望であること履歴書に記載することや、具体的な志望動機を伝えるようにすることも大切かもしれません。ママのなかからは、社会保険や所得税についても意識して、扶養の範囲内で働くのかどうかを事前に決めておくようにしたという声も聞かれました。
働く目的やママの気持ちを家族にしっかりと伝えて、みんなの理解を得た上で無理なくダブルワークができるとよいですね。
求人広告にダブルワーク可能と書いてあるバイトを探しました。働いている会社にもダブルワークを始めたいことを伝えてから、掛け持ちするバイトを探し始めるとよいと思います。