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主婦がパートに応募するときの履歴書の書き方。職歴や本人希望欄の記入の仕方など
主婦でパートに応募するための履歴書の書き方が気になっている方もいるかもしれません。今回の記事では、学歴や職歴などの書き方、本人希望欄などを書くときに意識したことや写真を用意するときのポイントについて、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
主婦が履歴書を書くときに気になること
パートに応募しようと考えている主婦のなかには履歴書の書き方で迷うことがあるかもしれません。実際に、どのようなことが気になったのかママたちに聞きました。
「私は職歴欄の書き方が気になりました。出産前に勤めていた会社のことや主婦の仕事について、どのように書くとよいのかを知りたいです」(30代ママ)
「私は志望動機や本人希望欄の書き方がよくわからず不安に感じています。自分で考えて書く必要がある分、どのように書けば受かりやすいのか知りたいです」(40代ママ)
「履歴書に貼る写真の服装は私服でよいのか、スーツを着て撮った方がよいのか気になっています。また、メイクや髪型に気をつけるポイントがあるのかも知りたいと思います」(40代ママ)
パート用の履歴書には学歴や職歴など決まった内容を書く項目の他に、本人希望欄など自身で考えて記入する項目がいくつかあるために、書き方を迷う主婦ママもいるようです。実際に、パートをしている主婦が書いている履歴書はどのようなものでしょう。
パートの履歴書の書き方
パートの履歴書の住所氏名、学歴、職歴の書き方のポイントをママたちに聞いてみました。
住所氏名欄
「住所については、都道府県名から正確に記入しました。番地などの細かい部分の書き方が心配だったので、住民票を確認して同じ表記にしました」(40代ママ)
「氏名欄は、ふりがなとのバランスを考えながら楷書で書きました。文字の大きさや間隔を揃え、相手に見やすくなるよう意識しました」(30代ママ)
住所氏名欄を書くときのポイントとしては、正しくていねいに書くことと考えたママがいました。また、誤字脱字などの記入ミスがあった場合、修正するのでなく改めて書き直すことが履歴書を書くときのマナーのようです。
学歴欄
「学歴欄の中学校卒業から最終学歴までを書くときに、年月に間違いがないよう学年早見表を参考にして記入しました。学校名も正式名称で書くことを心がけました」(40代ママ)
学歴欄は、学校名や卒入学の年月に間違いがないよう正確さを意識したママもいました。中退や休学などがある場合、理由は書かず事実だけを書くとよいようです。ママのなかには、年号を書くときは生年月日の年号と統一することも意識したという声もありました。
職歴欄
「職歴欄には学校を卒業してから経験した職歴全てを正式名称で書きました。書ききれない職歴については職務経歴書を使いました」(40代ママ)
「私はしばらく主婦に専念していたので、職歴欄に主婦として自治体で行った仕事やPTA活動で経験したことなども記入しました」(40代ママ)
職歴欄は自分がどのような仕事を経験してきたかをアピールするための重要な記入欄なので、携わった仕事の内容も書くとよいかもしれません。ママのなかには、短期間で退職をしたことで不利になるかもしれないと感じたので理由も記入したという声もありました。
履歴書を書くときに意識したこと
履歴書の志望動機や本人希望欄を書くときに、どのようなことを意識したのかママたちに聞いてみました。
志望動機は具体的に書く
「志望動機を書くときに、自分がその職場でどんな仕事をしたいかを具体的に書くように意識しました。履歴書から担当者にしっかり働けるというイメージをもってもらえるように考えて書きました」(30代ママ)
志望動機は、自分がどのような仕事をしたいかを具体的に伝えられる欄のようです。受ける会社のことをよく調べてから志望動機を具体的に書くことで、仕事に対する姿勢や人柄が伝わることもあるかもしれません。
本人希望欄はポジティブな表現にする
「私は本人希望欄の書き方をできるだけポジティブな表現にするように意識しました。『◯時までしか働けない』という書き方でなく『◯時まで働けます』と書き方を少し変えるだけで、仕事への意欲が伝わるのではないかと思いました」(40代ママ)
「私は本人希望欄に『特にありません』ではなく、自分にできそうなことを書くように意識しました。受ける職種がアパレル系だったので、主婦の経験を活かして服の収納や陳列の仕事を希望していることを書きました」(30代ママ)
本人希望欄には希望する職種や時間、勤務地などについて記入することになっているようです。他には、勤務地の希望の他、〇〇線沿線の勤務地はほとんど通勤できると書いたというママの声もありました。
取得予定の資格も記入する
「免許・資格の欄には現在もっている資格の他にこれから取得する予定の資格も記入しました。私は服飾関係のパートに応募するために色彩検定を受ける予定だったので、受験予定と記載しました」(30代ママ)
免許・資格欄には運転免許や10年以内に取得した資格を記入するとよいようです。また、資格取得に向けて勉強を始めたものについても、取得予定とつけ加えて記入することで採用を判断するときの目安になるかもしれません。
写真を用意するときのポイント
主婦がパートに応募するための写真はどのように用意すればよいのでしょう。ママたちにポイントを聞きました。
服装
「襟のついた服装はよい印象をもたれやすいと聞いたので、普段着ではなく襟のついた白いシャツで写真撮影をしました」(40代ママ)
履歴書に貼る写真を撮影するときに、きちんとした印象になるよう襟つきの服装で撮影したママがいました。ママのなかには、人事担当者が写真から人柄などを判断することもあるかもしれないと考えて、服装だけでなくメイクや髪型も清潔感にある印象になるよう意識したという声もありました。
写真の貼り方
「私は貼った写真がきれいに見えるように、液体のりではなくスティックタイプののりを使いました。また、写真を真っ直ぐに貼ることにも気をつけました」(30代ママ)
履歴書に写真を貼る場合はテープのりのように剥がれやすいタイプは避けたほうがよさそうです。貼る際に写真が曲がってしまった場合は、誤字脱字のときと同様に作り直して全体的に整った履歴書の提出を目指しましょう。
パートの履歴書は書き方をていねいに
主婦がパートに応募する履歴書を作るときには、書き方だけでなく写真にも気をつけるポイントがあるようでした。職歴や本人希望欄には仕事に対する意欲が伝わるような書き方ができるよう工夫して、人事担当者に好感を持たれるような履歴書を作ることができるとよいですね。