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主婦のアルバイト探し、面接での服装や想定される質問とは?
子育てが一段落して時間に余裕ができたら、アルバイトをしようと考えている主婦の方もいるのではないでしょうか。久しぶりの面接で戸惑うことがないように、今回の記事では面接時の服装やどんな質問をされるかなど体験談などを交えてご紹介します。
面接で大切なこと
アルバイトの面接では第一印象が大事といわれていますよね。服装や身だしなみはもちろん、履歴書の出し方や受け答えまで、注意すべき点をまとめてみました。
清潔感のある服装
面接時の服装はスーツ、もしくはジャケットを着用し、清潔感のある白シャツを組み合わせるとよいでしょう。
カバンや靴などの小物も落ち着いたトーンでまとめると、きちんとした印象を与えます。髪が長い場合は後ろでまとめて、前髪は顔に掛からないようにすると明るく清潔感ある印象になります。メイクはナチュラルが基本。地味にも派手にもなりすぎず、好感の持てるメイクを心がけましょう。
履歴書の提出方法
せっかく書いた履歴書が、折れたり汚れたりしないように履歴書は封筒やクリアファイルに挟んでからカバンに入れましょう。
A4サイズが入るカバンを用意すると、さらによいですね。実際に人事を担当する筆者の知人は、「履歴書を両手で手渡ししておじぎをしてくる人は、ていねいな人だなと感じる」と言っていました。
履歴書を提出する際は、必ず封筒やファイルから出して、広げて両手で渡せるとよいでしょう。
質問の答え方
面接では、話す内容も大事ですが、ハキハキとした話し方や、気持ちのよい挨拶、テキパキとした受け答えができているかどうか、というところも見られています。
背筋をしっかりと伸ばして声のトーンは高めにし、笑顔で受け答えをするとよいでしょう。
積極的に意見を話すことで、その仕事やアルバイトへの意欲をアピールすることもできますね。受け答えの仕方や姿勢、話し方などからは、書類の内容から見えない人柄や意欲を見られているかもしれないので、気を抜かずていねいに対応しましょう。
面接でされやすい質問と回答例
アルバイトの面接で、主婦の方がされやすい質問と印象のよい回答例をご紹介します。
志望動機
「子育てが一段落して働ける環境が整ったので、自分のスキルアップのためにアルバイトをしたいと考えました」
面接の担当者に働きたいという意欲をアピールすることが大切です。
長所と短所
「長所はどんなことでも地道に努力し続けることです。単純な作業なども楽しみながら取り組むことができます。短所は熱中すると他のことを忘れてしまうところがあるので、メモを取って記録するようにしています」
自分の長所と短所を具体的に説明することと、長所の活かし方や短所の補い方を付け加えるとよりよいでしょう。
追加出勤について
「事前に分かっていれば残業や追加出勤は可能です。幼稚園の送迎があり難しい場合もありますので、そのときは早出などで対応できればと考えております」
可能な限り協力できる方が理想的ですが、主婦だとどうしてもできない場合もありますよね。納得できる理由を添えて、できない旨を具体的に伝えましょう。代替案を提案するなどの誠意を見せると好印象です。
子育てと仕事の両立について
「子どもの体調不良時は祖母に預ける予定ですが、難しい場合は病児保育なども併せて利用する予定です」
主婦に子どもの体調不良などで休まれることは、雇う側としては対応に困る出来事のひとつかもしれません。「いざというとき、子どもの預け先を確保している人なら安心」という雇い主の声もありました。できれば、預け先があると安心ですが、預け先がなく休むしかない場合は「他の人が休んだときはフォローします」などと伝えるとよいかもしれませんね。
面接までにしておきたい準備
面接までに準備しておきたいことを紹介します。
志望動機や自己分析をしておく
志望動機を明確にし、自分がどう企業に役立つかなど自己分析をするとよいかもしれません。面接で聞かれそうな質問を想定し、それに対しての受け答えがスムーズにできるよう、声に出して練習してみましょう。
通勤手段や通勤ルートを確認
面接日までに、アルバイト先までの通勤手段や通勤ルートを確認しておきましょう。時間帯や平日・土日どちらに行くかによっては、かかる時間が異なる場合も。実際に通勤する時間に合わせて、一度行って確認しておくと安心でしょう。
【体験談】主婦の面接
ここからは、面接が上手くいった主婦のママたちの体験談を紹介します。面接では、書類で見ることのできない人柄や意欲を見せるチャンスでしょう。明るくハキハキと、自分をアピールできるとよいですね。
給食の調理員の面接
「小学校給食の調理員のバイトの面接を受けました。子どもとかかわる機会が多いので、子どもが好きかという質問や、自分の子どもに関する質問が多かったです。子どもが熱を出したとき見てくれる人がいますか?という質問があり、両親が近くに住んでいることを伝えて仕事に対する意欲をアピールできました」(2児の主婦)
不動産屋の事務の面接
「近所の不動産屋の事務だったので、紺のスーツできれいめを意識した服装で行きました。志望動機や以前の職歴などを聞かれた後、雑談のような笑いのある会話で面接は終わりでした。企業としては社交的な人を探していたそうで、自分の適性を活かせたのかもしれません」(1児の主婦)
面接を成功させるためには
主婦がアルバイトの面接を受けるうえでのポイントは、清潔感のある服装であることと、質問に笑顔で簡潔に応答できることなのではないでしょうか。さらに、子どもの緊急時など、どうやって対応するのかを考えて面接に臨めたらよいですね。
面接は、最初の印象が大切だといわれているので、事前の準備と練習をしっかりして採用を目指しましょう。