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家族の住民票の写しを取得するときや住居を移動するときの手続き
住所の移動により住民票を異動する方法
住所の移動などで家族の住民票を取得したいとき、どのような準備が必要なのかや代理人でも手続きができるのかが気になるママもいるかもしれません。今回は、住民票の写しを取得する準備やマイナンバーカードを利用した取得方法、住民票を異動する方法について体験談を交えてお伝えします。
家族の住民票を取得するとき
住民票とは、区市町村の住民について個人か世帯単位で氏名や生年月日、世帯主の氏名と世帯主との続柄、戸籍の表示、住民となった年月日と住所などを記載したもののようです。
住民票が必要になるのはどのようなときか、ママたちに聞いてみました。
20代ママ
30代ママ
1歳の娘を連れて家族で海外旅行へ行くことになりました。娘のパスポートを作るときに住民票の写しが必要になるようなので、どのような方法で取得できるのか知りたいです。
ママたちに話を聞いてみると、引越しなどで住所が移動したときや家族のパスポートを作るときに住民票の写しが必要になったという声がありました。
今回は、住民票の取得方法や異動する時の手続きについてご紹介します。
家族の住民票を取得するための準備
家族の住民票の写しを取得するためにはどのような準備が必要なのでしょう。住民票取得の手続きを大田区の例を交えてご紹介します。
交付に必要なものを用意する
20代ママ
住所のある自治体のホームぺージを見て、手続きに必要なものを調べました。保険証やマイナンバーカードなど本人証明ができるものと手数料が必要になるようです。
大田区のホームページによると、住民票の写しを受け取るには運転免許証やマイナンバーカードなど本人確認のための書類が必要になるようです。取得の仕方によって必要なものが異なるため、詳しく知りたい場合は事前に自治体窓口へ確認しておくとよいかもしれません。
役所の受付時間を確認する
20代ママ
手続きに必要なものが準備できたので、住民票を取得できる時間を調べました。土日も交付してもらえるのかどうかを確認した上で、窓口に行く日時を決めようと思います。
スムーズに手続きができるよう、あらかじめ住民票の写しを取得できる時間を確認しておくことも大切かもしれません。担当窓口の混み具合を役所へ確認してから、実際に行く時間帯を考えたというママの声もありました。
誰が申請するのか決める
20代ママ
夫の住民票が必要になったのですが、仕事が忙しいので私が家族の代理人として市役所へ行くことになりました。区役所に確かめたところ、同一世帯なので委任状などは必要ないそうです。
住民票を必要とする本人が役所へ行けない場合は、代理人として家族が取得することもできるようです。大田区のホームページによると、家族以外の代理人が取得する場合は、委任状が必要になるそうです。
住民票の取得方法
住民票の写しを取得するには、どのような方法があるのでしょう。住民票の写しの取得方法について大田区の例を交えてお伝えします。
市区町村の役所窓口で
20代ママ
家族の住民票の写しは、区役所の戸籍住民窓口で受け取りました。パソコンからダウンロードしておいた交付申請書に記入してから行ったので、短時間で手続きができたと思います。
市区町村の役所窓口へ交付申請書や必要書類を提出すると住民票を発行してもらえるようです。パソコンやスマートフォンからダウンロードした住民票の交付申請書は、窓口以外では使用できない場合もあるため、役所へ確認しておくとよいかもしれません。
コンビニエンスストアの多機能端末で
30代ママ
我が家の場合は、近所のコンビニエンスストアでマイナンバーカードを利用して住民票の写しを取得しています。店舗に設置された多機能端末機にマイナンバーカードをセットして、暗証番号を入力して取得しました。
マイナンバーとは、2016年に導入された国民に個別の管理番号をつける制度のようです。
大田区のホームページを見ると、マイナンバーカードを使ってコンビニエンスストアで住民票を受け取ることができると記載されています。
コンビニエンスストアによって発行できる端末や方法が異なるため、気になる場合は最寄りの店舗に確認しておくとよさそうですね。
郵送で
30代ママ
私は郵送で住民票発行の手続きを行いました。区役所のホームページからダウンロードした請求書に必要事項を記入して、本人確認ができる書類のコピーや返信用封筒などといっしょに郵送すると、後日区役所から住民票の写しが送られてきました。
大田区のホームページには、住民票の郵送請求の仕方が記載されています。郵送で取得したい場合は、住所のある自治体のホームページで確認するとよいかもしれません。
住民票を異動する方法
引越しなどで住所を移動するときは、住民票の異動も必要になるでしょう。住民票を異動する方法についてママたちに聞いてみました。
転出届と転入届を提出する
20代ママ
引越し前に住んでいた市区町村に転出届を出すと転出証明書がもらえます。その後、移動先の市役所で転出証明書と転出届を提出して住民票の異動手続きを行いました。14日以内に出すよう決まっているので期限内に手続きをしました。
転出先が大田区の場合、転出証明書は引越しをする日の2週間前から手続きができると記載されています。引越しをする際は当日までに転出の届け出は済ませておくとよいでしょう。
転居届を提出する
30代ママ
同じ市の中で住所が移動したので最寄りの市役所に転居届を提出しました。「住民異動届」の転居届にチェックを入れて必要項目を記入し、本人確認書類と印鑑を提出すると手続きが済みました。手数料はかかりませんでした。
大田区のホームページには「住み始めた日から14日以内が届出期間」と記載されています。転居届が市区町村に受理されると住民票を異動できたことになり、次回からは移動先の新しい住所が記載された住民票の発行が可能になるようです。
必要な準備をして家族の住民票を取得しよう
住民票の写しは、家族の住所が移動したときやパスポートを新しく作る場合などに取得が必要になるようです。マイナンバーカードを使って手続きをしたり、委任状を用意して代理人に手続きをしてもらったりしているママやパパがいました。
住民票を異動する場合は引越し先によって手続きが異なるようです。自分の家族がどの方法にあてはまるのかを確認して、スムーズに住民票の取得ができるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年12月5日時点で作成した記事になります。
夫の転勤で住所を移動するときに住民票の異動が必要になりました。隣の県に引っ越すときには、どのような手続きをするとよいのか気になります。