教育熱心はどこまで?
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不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
生後3ヶ月を迎え、お食い初めを終えたゆめこ。
まだまだ赤ちゃんの顔をしていますが、なんだか最近うっすら顔の方向性が決まってきたように思います。
頭の中心の髪の毛がいつもぴょこんと立ち上がっており、毛量は違えど兄妹モヒカンで揃えてくるのだなと、変なところで感心しています。
さて。
先日、夫が得意げに
「子供って、うるさくしてるからって起きるわけじゃないんだよね。静かにしててもカーテンの音だったり、スマホをテーブルに置く音なんかで起きたりするんだよ」
などと話しており、おうおう今更かいと思わないでもなかったのですが、
「そういえばまめは新聞配達のバイクの音が遠くで聞こえるだけで起きて大変だったよねえ」
と続いたその言葉で閃きました。
赤ちゃんとはいえひとりの人間なのですから、当然好みがあってしかるべきです。
嫌いな音を極力立てないようにしてあげればゆめこは睡眠の邪魔をされることもありませんし、私たちだって神経をとがらせて音を立てないように生活しなくてもいいのではないか。
さらに、好きな音がわかれば起きている時も、より心地よく過ごすことができるのではないか。
そうと決まれば実験開始です。
おせんべいを噛み砕く音で覚醒して朝まで泣かれた、まめが生後6ヶ月ごろのあの苦い思い出をもとに、様々なものが落ちる音から摩擦音、歯磨きの音、キュウリをかじる音など、思いつく限りの音を聞かせて反応を見てみました。
まだまだ実験過程ではありますが、現段階で分かっていることは
どうやらゆめこは「ダルシマー」(金属の弦をバチで叩くことでとんでもなく綺麗な音色を奏でる楽器。この実験のために動画サイトで世界の楽器の音色を調べていて初めて知りました)の音色がお好み。聞かせると必ず笑顔を浮かべるほどです。
逆に苦手な音は、缶飲料の蓋をあける「プシュっ」という音。
どんなに気をつけて開けても起きてしまうので、一旦キッチンを出て、洗面所の前まで行って開けています。
Profile
イラストレーター。2015年に生まれた2歳の息子まめくん(愛称)とのほっこりかわいらしいエピソードを連載。2017年8月に第二子ゆめこさん(愛称)を出産し、連載にも登場し横峰家の子育てや家族のエピソードを執筆。Instagramでは30万人以上のフォロワーで人気沸騰中。
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