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4人家族の生活費や支出の内訳。食費の全国平均とママの節約意識
4人家族の生活費の平均や支出の内訳など、4人家族の平均生活費どれぐらいなのでしょうか。4人家族のママとなると、食費の節約などに頭を悩ますことも多いですよね。今回は4人家族の平均生活費を調査してみました。
4人家族の生活費、全国の平均金額
総務省では日本国内の家計の支出を計るため、毎年家計調査という指標を公開しています。
これによると、4人家族の1カ月にかかる生活費の平均は314,599円でした。
1番お金がかかっているのは食費で80,704円。食費に次いで交通通信費(ガソリン代、携帯料金を含む)46,152円、教養娯楽費(学習用机、文房具などを含む)30,999円、教育費28,375円、水道代22,936円という結果であることがわかりました。
ガソリン代の値上げや、スマートフォンを持つ子どもが増えてきていることが関係しているのか、交通通信費の支出の割合が2番目に多いことに驚きました。
あくまで平均値ではありますが、食費や水道代など、意識すれば節約できそうな項目が平均より上だった場合は、日々の生活費を見直してみるのもよいかもしれませんね。
4人家族の生活費事情って?
4人家族のママたちは、日々の生活費についてどのように感じているのでしょうか?実際にママたちの生の声を聞き、4人家族の生活費事情を探ってみました。
子どもが2人になって増えた出費
「子どもが2人になったことで、おもちゃやお菓子にかかる出費が倍に。下の子が上の子のおもちゃを欲しがり、上の子が下の子のお菓子を欲しがるなど、とにかく”自分も同じものが欲しい”現象が発生。おかげ様で、おもちゃもお菓子も全く同じものを2個買わなくてはいけないという出費が増えました……」
本当は節約したい食費
「夫婦共働きのため、ときには夕飯の時間が遅くなってしまうこともあります。
大人だけならいくら夕飯が遅くなっても我慢できますが、子どもが2人ともお腹を空かせていたらもうアウト。どんなに言い聞かせてもご飯を待とうとしてくれません。
子ども2人の”ご飯待てない騒動”に負けてしまった日は、つい外食や出来合いのもので夕飯を済ませがちに。本当は食費を節約したいのですが、なかなか上手にできません」
教育費が工夫できるように
「上の子にはスクールなどに通わせてさまざまな習い事をさせていましたが、下の子ができて習い事などにかかる教育費を見直すように。
きちんと調べてみると、自治体の体験教室や無料の講座など、お金をたくさんかけなくても参加できる学びの場がいろいろあるんだということを知りました。
そのような教室をうまく活用するようになり、教育費をだいぶ節約できるようになりました」
子ども2人のママになると、子ども1人のときにはなかった大変さがいろいろとあるようです。節約を頑張ろうとしても、子どもが小さいうちはどうしてもうまくいかないこともありますよね。
無駄な生活費の支出を減らすためにも、食材はまとめ買いしてスーパーに行く回数を減らすなど、地道な努力を重ねていくことが大切なのかもしれません。
男の子と女の子でかかる費用の違いは?
一口に4人家族と言っても、子どもが男の子か女の子で生活費の出費ポイントは異なってくるでしょう。どのような出費の違いがあるのでしょうか?
男の子の場合
「我が家には2人男の子がいますが、テレビでやっている戦隊もののおもちゃや、好きなアニメのグッズをとにかく欲しがります。
お店に行って視界に入るたびにねだられるので、そんなに頻繁に買ってあげるわけにはいかないのですが……。
それでも休日に子どもが好きな戦隊もののフェアがやっているときは、子どもが喜ぶので連れて行くように。連れて行った手前、フェアの会場で全力でねだられるとついつい買ってしまいます。ヒーローに憧れる息子を頼もしく思い、つい我慢させられずに過ごしています」
女の子の場合
「上の子が男の子、下の子が女の子ですが、下の子にはつい洋服やヘアアクセサリーなどにお金をかけてしまいがちです。
着飾りたいわけではないのですが、やはりピンクやフリルなどのかわいらしい洋服を着せたくなってしまい、上の男の子より衣類関係の出費は多くなっているなあと感じます。
上の子は服を新調してもすぐ泥だらけにしたり穴をあけたりしていましたが、下の子は新しい服を着せるとすごく喜んでくれるので、買った甲斐があるなと。とは言え買い過ぎてもすぐにサイズオーバーしてしまうので、気をつけるようにしています」
子どもが男の子か女の子かで、出費のポイントも異なってくるようですね。子どもがどんなものが好きなのかによってお金のかけ方も変わってくると思いますが、急な出費が続いてしまった月は他の項目を頑張って節約するなど、うまくやりくりする必要がありそうです。
家族の生活費を節約しよう
4人家族の生活費の平均や内訳について考えてみました。食費や娯楽費などある程度管理しやすい支出は、しっかり把握して少しでも節約したいですね。
※記事内で使用している参照に関する内容は、2017年11月13日時点の情報となります。