1歳児がよろこぶソーセージやベーコンを使った離乳食や幼児食レシピ。与えるときのポイント

1歳児がよろこぶソーセージやベーコンを使った離乳食や幼児食レシピ。与えるときのポイント

ポトフやチャーハンの作り方

2020.03.13

1歳の子どもが食べられるソーセージやベーコンを使ったレシピには、どのようなものがあるのか気になるママやパパもいるかもしれません。ソーセージやベーコンを取り入れるときのポイントはあるのでしょうか。1歳児が食べられる離乳食や幼児食のレシピをご紹介します。

1歳児はソーセージやベーコンを食べられる?

ソーセージ
SoNelly/Shutterstock.com

1歳をすぎると、食べ物の好みが出てきたり、食べられるものが増えたりして、食事への興味が増す子どももいるのではないでしょうか。

厚生労働省の資料によると、1歳~1歳半頃は離乳食完了期とされています。子どもの離乳食の進み具合に合わせて、1歳半前後を目安に幼児食に移行する子どもが多いようです。

子どもが食べるメニューを考えるなかで、1歳児はソーセージやベーコンを食べられるのか迷うこともあるかもしれません。ソーセージとベーコンを茹でて塩抜きをしたものを、離乳食完了期から子どもに与えているママもいるようです。



出典:授乳・離乳の支援ガイド/厚生労働省

ソーセージやベーコンを1歳児に与えるときのポイント

ベーコン
Diana Taliun/Shutterstock.com

ソーセージやベーコンを使った料理を用意するときに、どのようなことを意識しながら調理すればよいのでしょうか。

原材料を確認して選ぶ

1歳の子どもが安心して食べられるソーセージとベーコンを選びたいですよね。ソーセージやベーコンには、香料や着色料などの食品添加物や、塩分などさまざまなものが含まれているようです。1歳の子どもが食べることを考えて、食品添加物が少ないものを選ぶとよいでしょう。

ソーセージとベーコンを選ぶときは、国産の食材を使ったものを用意していたというママの声がありました。

サイズや塩分控えめな味つけなどが、子どもが食べやすいように加工されたソーセージがあるようです。離乳食や幼児食に使える子ども用のソーセージを選ぶのもひとつの方法かもしれません。

塩抜きする

ソーセージとベーコンは塩分が多いので子どもに与えるときは、塩抜きをするとよいようです。鍋に水を入れて沸騰させ、切ったソーセージ、またはベーコンを入れて数分茹でましょう。塩分の濃さが気になる場合は、茹でたお湯を1度捨ててから再び茹でるとよいようです。

薄味を意識する

1歳の子どもが食べやすいように、薄味を意識しながら用意しているママやパパは多いでしょう。

ソーセージとベーコンにある塩気を考えて、他の調味料の量が少なめになるように意識しながら調理していたというママの声がありました。スープなどの料理は野菜を多く入れることで、薄味になるように作り方を工夫した人もいるようです。

食物アレルギー表示を確認する

ソーセージやベーコンの原材料である豚肉は、アレルギー症状を引き起こしやすい特定原材料等28品目のひとつです。また、製造過程において、卵・乳・小麦などの特定原材料7品目を使用しているものがあります。

はじめて与えるときは食物アレルギー表示をしっかりと確認し、最初は一口から始めて徐々に量を増やすようにしましょう。


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1歳児が食べられるソーセージやベーコンを使ったレシピ

1歳児がおいしく食べられる、ソーセージやベーコンを使った料理の作り方をご紹介します。料理が得意ではないママもぜひ参考にしてみてください。

ポトフ

  1. かぶ20gの皮をむき、厚さ7mmのいちょう切りにする
  2. かぶの葉少々をみじん切りにする
  3. 玉ねぎ10gを薄切りにする
  4. にんじん5gとじゃがいも10gの皮をむいて、一口大のらん切りにする
  5. キャベツ1/4枚を2cm大に切る
  6. ソーセージ2本を食べやすい大きさに切って塩抜きする
  7. 鍋にだし汁1カップと、1~6を入れて、やわらかくなるまで煮る
  8. 7に塩少々を加えて味つけする

食材を取り分けながら調理して、大人用と子ども用のポトフを作ることができるようです。かぼちゃやさつまいも、大根を加えてもおいしく食べられるでしょう。ペンネなどのショートパスタを入れると主食にもなりますよ。

ソーセージ入りチャーハン

  1. ソーセージ1本を細かく刻んで塩抜きする
  2. 玉ねぎとにんじんを10gずつみじん切りにする
  3. にんじんを茹でる
  4. フライパンに油を熱して、玉ねぎを炒める
  5. 3ににんじんとご飯10gを加えて炒める

玉ねぎとにんじんの他に、キャベツやブロッコリーを取り入れてもよいようです。

チャーハンに使う野菜を変えると、いろいろな味を楽しめるでしょう。

レタスとベーコンのスープ

  1. レタス1/2枚を細かく刻む
  2. ベーコン1/2枚を細切りにして塩抜きする
  3. 鍋に2と水1/2カップ、ベビー用の顆粒コンソメ少々を入れて煮る
  4. 3に1を加えて、ひと煮立ちさせる

ベーコンの塩気があるため、コンソメの量は控えめにするとよいでしょう。

作り方がとても簡単なコンソメを使って作るレタスとベーコンのスープは、パンやパスタなどの洋食のレシピにぴったりかもしれません。

ベーコンと豆腐のおじや

  1. ピーマン5gと、なす10gを細かく刻む
  2. ベーコン10gを細かく刻んで塩抜きする
  3. フライパンにごま油少々を熱して、1と2を炒める
  4. 鍋にベビー用の顆粒和風だし少々と、水50mlを入れて火をつける
  5. 4にご飯60gを加えて蓋をし、ご飯がやわらかくなるまで煮る
  6. 別の鍋で湯を沸かし、豆腐15gを入れて茹で、水切りする
  7. 5に6を加えてすりつぶしながら煮る
  8. 7に3を加え、トマトケチャップ小さじ1/2を加えて味つけする

味が濃くならないようにトマトケチャップの量を調節しましょう。和風だしをコンソメに変えて洋風の味つけにしもおいしく食べられるようです。

イタリア風彩りベーコンピラフ

  1. ベーコン15gを細かく刻んで塩抜きする
  2. 玉ねぎとにんじんを15gずつみじん切りにする
  3. お米1合を研ぎ、通常と同じくらいの水加減で炊飯器に入れる
  4. 玉ねぎ、にんじん、ベーコンと、冷凍のコーン、枝豆などを適量入れる
  5. ベビー用の顆粒コンソメ少々を入れる
  6. 炊飯器で炊く
  7. 炊きあがったら、塩で味を調整し、ピザ用チーズを散らす

野菜はお好みのもので、アスパラガスやじゃがいもを入れてもおいしいですよ。野菜で彩りがよくなると、子どもも食べてみたくなるかもしれません。

ベーコンポテトサラダ

  1. じゃがいも1個は洗った後ぬれたままクッキングペーパーで包み、さらにラップでふんわり包んで、レンジ(600W)で約3分加熱する
  2. 皮をむいてボウルに入れ、熱いうちにフォークなどでつぶす
  3. きゅうり1/2本は、縦に切ってから薄くスライスする
  4. ベーコン15gを細かく刻んで塩抜きする
  5. じゃがいも、きゅうり、ベーコンをボウルで合わせ、マヨネーズ大さじ1/2とよく混ぜる

    じゃがいもとベーコンは相性がよく、ポテトサラダにすると1歳の子どもも喜ぶかもしれません。

ベーコン入りトマトスープ

  1. ベーコン1/2枚を細切りにして塩抜きする
  2. トマト1/2個はざく切りにする
  3. 鍋に水1/2カップ、1と2、ウスターソース少々を入れて煮る
  4. 味見をして塩分を調整する

パンとごはんのどちらにも合うイタリア風のトマトスープです。味付けはウスターソースと塩の加減で調整するとよいでしょう。ゆでたショートパスタを入れて食べてもおいしいですよ。

また、市販のコーンスープの素を使ってコーンスープを作り、そこにベーコンとペンネショートパスタを入れたコーンスープパスタも簡単で幼児食にもおすすめです。



1歳児の食事にソーセージやベーコン取り入れてみよう

離乳食を食べる赤ちゃん
surachet1969/Shutterstock.com

1歳の子どもにソーセージやベーコンを与えるときは、原材料を確認しながら食品添加物の少ないものを選ぶとよいようです。茹でて塩抜きをしたり、使う調味料の量を減らしたり塩分を工夫をしながら調理するとよいでしょう。ソーセージやベーコンをいっしょに食べることで、苦手な野菜も食べられるようになることもあるかもしれません。

チャーハンやスープなど、1歳の子どもが食べられるソーセージやベーコンを使ったレシピはさまざまあります。子どもがよろこぶ料理メニューを用意して、ママやパパもいっしょに食事を楽しめるとよいですね。



※記事内で使用している参照内容は、2020年1月31日時点で作成した記事になります。

※今回の記事でご紹介したものは、離乳食・幼児食の一例です。新しい食材や料理を取り入れる際は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

2020.03.13

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