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子どもに食べさせたい幼児食のマグロレシピ。おいしく食べられる調理方法のコツや親子での楽しみ方
竜田焼きやピラフなどマグロを使った幼児食レシピ
幼児食にマグロを使いたいとき、どのように調理すればよいのか迷う保護者もいるかもしれません。マグロをおいしく食べられるポイントや冷凍方法、竜田焼き、チーズ焼き、マグロハンバーグなど幼児食メニューにぴったりのマグロ料理の幼児食レシピを保護者からの体験談を交えて紹介します。
マグロの栄養と幼児食への取り入れ方
マグロは、幼児の成長に欠かせない栄養素を多く含んでいます。特に良質なたんぱく質や、ビタミンB群が豊富です。ビタミンB は、エネルギー代謝を助け、幼児の活発な活動をサポートします。また、マグロに含まれる DHA は、脳の発達に重要な役割を果たします。
取り入れる際の注意点
30代ママ
30代ママ
以前、鮮度が落ちたマグロで幼児食メニューを作ったら、娘が食べてくれませんでした。それ以来、新鮮な魚を選ぶことを心がけています。オリーブオイルで軽く焼いたり、しょうゆベースの味付けにすると、娘もパクパク食べてくれます。
マグロは比較的骨が少ない魚ですが、小さな骨が残っていることがあります。調理前に丁寧に確認しましょう。また、魚に限らず新鮮な食材を選ぶのは幼児食の基本です。適切な保存方法で管理することも忘れずに行いましょう。
幼稚園・保育園のお弁当に使うコツ
20代ママ
幼稚園のお弁当に初めてマグロを入れた時、大きすぎて娘が食べづらそうでした。それからは一口サイズに切るようにしています。マグロハンバーグにすると、さらに食べやすくなります。
30代ママ
保育園の遠足のお弁当にマグロの竜田焼きを入れたら大好評でした。冷めてもパサつかないので、お弁当にぴったり。チーズ焼きにすると、大人も子どもも喜ぶメニューになりますよ。
幼児食は食べやすさが重要。マグロは小さく切るか、ハンバーグにするなど工夫を。カジキなど他の魚でも応用できます。緑黄色野菜と彩りよく組み合わせると栄養バランスも見た目もよくなります。また竜田焼きやチーズ焼きなどは、冷めてもおいしく食べられるのでお弁当におすすめです。
幼児食でマグロをおいしく食べるためのポイント
幼児食にマグロを使った保護者はどのような工夫をして調理しているのでしょうか。魚の調理は難しいと敬遠している方も多いようですが、おいしく食べるポイントをおさえればマグロレシピは簡単にできて幼児食にも最適です。
幼児食にマグロを取り入れた保護者においしく食べるためのポイントを聞いてみました。
マグロの臭みを取る
30代ママ
マグロは水で洗ってから酒や塩をふりかけて時間をおき、キッチンペーパーで水気を取って料理に使います。マグロ特有の臭みが取れて、魚が苦手な娘も食べやすいようです。
マグロの臭みをとるために調味料を活用している方がいました。マグロを水洗いすると水っぽくなるのではないかという声もありましたが、実際に水洗いしてもおいしく食べられたようです。
マグロの加熱時間に気をつける
30代ママ
マグロのソテーを作るときは、フライパンで焼くときの加熱時間に気をつけています。以前マグロを長めに焼いたときに固くなり、大人でも食べにくくなってしまったことがありました。それからは、マグロの加熱時間を短くするようにしています。
刺身用のマグロで炒めものを作るときは身がくずれやすいため、気をつけながら炒めたという声もありました。マグロを使う際は加熱時間や炒め方を考えて調理しましょう。
マグロと相性がよい調味料を使う
30代ママ
マグロはやわらかく味が浸みこみやすいので味噌煮を作っています。マグロに味噌やしょうゆ、生姜などを加え、鍋で煮こんでいます。幼児食として娘に与える分は塩分が強くならないように煮込み時間に気をつけています。
マグロは味が浸みこみやすいため、煮込み料理に使うと調理時間も短縮できそうですね。マグロに塩やしょうゆで味つけして子どもが好きな竜田焼きや唐揚げ、フライを作っている方もいました。
加熱したマグロは肉に比べて味が淡泊に感じる場合もあるので、ケチャップやマヨネーズなどをつけてさまざまな味を楽しむとよさそうですね。
マグロの冷凍・解凍方法
マグロの冷凍保存と解凍の方法をご紹介します。
冷凍方法
生のマグロを冷凍するときは水分をキッチンペーパーで取り、小分けにしてラップで包み、密閉保存袋に入れて空気をしっかり抜いてから保存するとよいようです。
調理したマグロを冷凍するときは水分を飛ばし、冷ましてからラップで包み、密閉保存袋に入れて冷凍しましょう。
傷みにくさを考えて短時間で凍らせたいときは、マグロと保冷剤をいっしょに密閉保存袋に入れて冷凍保存するのも一つの方法です。
解凍方法
マグロを凍ったまま焼くと表面だけ焦げてしまい、中まで火が通らないこともあるため、加熱時間に気をつけましょう。
電子レンジで解凍する際はマグロをクッキングペーパーで包むとよいでしょう。クッキングペーパーを使って加熱すると余分な水分を吸収してくれるようです。
幼児食に作るマグロのアレンジレシピ
幼児食に作るマグロのアレンジレシピをご紹介します。
マグロの照り焼き
- 刺身用のマグロを食べやすい大きさに切り、小麦粉をまぶす
- フライパンに油を引き、マグロの両面に 焦げ目がつくまで焼く
- 2に醤油とみりんを混ぜたものを加え、焦がさないように気をつけながら絡める
マグロが固くならないように加熱時間に気をつけましょう。小麦粉をまぶすとマグロの脂が閉じ込められてしっとりと焼きあがるようです。
マグロと野菜の味噌煮
- 白菜、ピーマン、玉ねぎを食べやすい大きさに切る
- 刺身用のマグロを食べやすい大きさに切り、フライパンに少量の油を引いて、両面に焦げ目がつくまで焼く
- 1と水、鰹だしを鍋に入れて煮る
- 3に2と砂糖と味噌を加え、さらに煮る
- 4に水溶き片栗粉を入れてとろみをつける
野菜が苦手な子どもも味噌煮の味つけは甘みがあるので食べやすいかもしれません。水溶き片栗粉は、片栗粉の量が多いとダマになりやすいため気をつけましょう。
マグロのピラフ
- 炊飯器に研いだお米、水を入れる
- バター、コンソメ、コーン、マグロの水煮フレークを適量入れて混ぜ、炊飯する
バターは塩分が強くならないように無塩バターを使いましょう。炊飯するときにカレー粉を混ぜるとカレーピラフになり、違った味を楽しめるでしょう。
カジキマグロハンバーグ
- カジキマグロをみじん切りにし、玉ねぎ、パン粉、卵、塩コショウを混ぜる
- 1を成形し、フライパンで両面をこんがりと焼く
- お好みでケチャップやデミグラスソースをかける
幼児食レシピの定番、マグロハンバーグをカジキでアレンジ。魚の旨味と野菜の甘みが調和し、大人も楽しめる一品です。ビタミンBが豊富で、成長期の子どもに適しています。娘の幼稚園のお弁当に入れると、喜んで食べてくれるでしょう。
マグロの竜田焼き
- マグロを一口大に切り、しょうゆ、酒、生姜汁に漬け込む
- 1に片栗粉をまぶし、オリーブオイルを引いたフライパンで焼く
- レモン汁をかけて完成
竜田焼きは、しょうゆベースの味付けで子どもに親しみやすい幼児食レシピです。オリーブオイルを使うことで、ヘルシーに仕上がります。レモン汁でさっぱりと食べられ、大人の食事としても楽しめます。保育園でのお弁当にも適した、食べやすい一品です。
大人と子どもがいっしょに楽しむマグロ料理
マグロは幼児食だけでなく、大人の食事にも適しています。家族みんなで同じ料理を楽しむことで、食事の時間がより楽しいものになるでしょう。
たとえば、マグロのステーキを作る際、子ども用には小さくカットし、大人用はそのままのサイズで提供するなど、同じ料理でも工夫次第で幼児から大人まで家族で楽しめます。
マグロを使ったレシピで幼児食と家族の料理を作っている保護者に、家庭の食卓でどうやってマグロを取り入れているのか、声を聞いてみました。
20代ママ
我が家の娘は、幼稚園に上がってからマグロ料理を喜んで食べるようになりました。特に、マグロの竜田焼きは大好きで、お弁当に入れると喜んで食べてくれます。
30代ママ
先日、娘の保育園の栄養士さんから、マグロにはビタミンBが豊富で、子どもの成長に欠かせない栄養素だと教えてもらいました。それ以来、マグロ料理をもっと積極的に作るようにしています。最近では、マグロとチーズの焼き物をよく作るのですが、娘もチーズが大好きなので、いつも完食してくれます。
20代ママ
うちの子は魚が苦手で、特に骨のある魚は嫌がっていたのですが、マグロハンバーグなら喜んで食べてくれるんです。細かく刻んだマグロに、パン粉や卵、玉ねぎなどを混ぜてハンバーグを作り、しょうゆで味付けをします。子どもはハンバーグの形が好きなので、パクパク食べてくれます。
このように、マグロは栄養価が高く、さまざまな調理法で楽しめる食材です。幼児食メニュー の幅を広げ、子どもの成長をサポートできるうれしい食材と言えるかもしれませんね。
幼児食にマグロを使ってレシピの幅を広げよう
今回は幼児食で使うマグロについて体験談を交えて、おいしく食べるポイントやマグロの竜田焼きや照り焼きのレシピなどを紹介しました。
マグロはやわらかく、さまざまな味つけにあう食材のため、お弁当のおかずとしても活用している方もいるようです。
毎日のご飯のバランスを考えて、幼児食にマグロを活用しましょう。
娘が2歳の時、初めてマグロを食べさせたとき小さな骨が残っていて、娘が喉に詰まらせそうになってヒヤッとしました。それ以来、マグロは必ず丁寧に骨をチェックしてから調理するようになりました。