1歳の子どものごはんにほうれん草を使おう!パンケーキやおひたしなどの簡単離乳食・幼児食レシピ

1歳の子どものごはんにほうれん草を使おう!パンケーキやおひたしなどの簡単離乳食・幼児食レシピ

1歳の子どもがほうれん草を食べないときの工夫

2020.03.13

1歳の子どもにほうれん草を使った離乳食や幼児食を食べさせたい時、どのようなレシピがよいか悩むママもいるのではないでしょうか。ほうれん草が嫌いな子どもにはどのような工夫をするとよいのかなども気になりますよね。今回の記事では、1歳の子ども向けの簡単ほうれん草レシピや食べない時の工夫、冷凍保存方法、ほうれん草に含まれる栄養素やアレルギーについて、ママたちの体験談を交えながらご紹介します。ほうれん草レシピを覚えて、毎日の食事がより楽しめるとよいですね。

1歳の子どもがよろこぶほうれん草の簡単レシピ

ほうれん草は、鉄分やビタミンC、ビタミンK、葉酸など豊富な栄養素を含む緑黄色野菜です。ぜひ毎日の子どもの献立に取り入れたいですよね。ここではまず、1歳の子どもに与えるほうれん草の簡単レシピをご紹介します。


ほうれん草のパンケーキ

1.ほうれん草を電子レンジで加熱し水気を切る

2.1と少量の牛乳をミキサーにかけペースト状にする

3.2とホットケーキミックス、卵、バターをボールに入れて混ぜ、薄く油をひいたフライパンで焼く


ほうれん草のみどり色がきれいなホットケーキミックスで作れるパンケーキです。シロップなどをかけなくても自然な甘みでおいしく、手づかみ食べにもぴったりですよね。


ほうれん草オムレツ

1.みじん切りにした玉ねぎを電子レンジで加熱し、ほうれん草は茹でて穂先のみ細かく刻む

2.ボウルに1と卵、牛乳、砂糖、マヨネーズを入れてよく混ぜる

3.熱したフライパンで2を両面しっかり焼く


朝食やお弁当のおかずにもおすすめなほうれん草のオムレツです。作り方としてオムレツをひっくり返すのが難しい場合は、お皿に一度うつしてからフライパンにスライドさせて戻すと、成功しやすいというママの声もありました。


ほうれん草とささみのおひたし

1.ささみを茹でて食べやすい大きさにほぐす

2.耐熱皿に1と食べやすい大きさに切ったほうれん草を入れる

3.2を電子レンジで30秒程加熱する

4.3に少量の醤油を加えて味を整える


ほうれん草のおひたしを、子どもが1歳のころから作っていたというママがいました。

おひたしだけでもおいしいですが、ささみも加えるとより食べ応えがあり大人と子どもで取り分けていっしょに食べてもよいですね。また、ささみは中までしっかり加熱しましょう。


ほうれん草とひき肉のあん

1.ほうれん草を塩ゆでし食べやすい大きさに切り、ねぎはみじん切りにする

2.フライパンにごま油を熱し、1とひき肉、だし、しょうゆ、砂糖、水を加えて煮る

4.水で溶いた片栗粉を加えてとろみをつける


ひき肉が苦手な子でもあんのとろみで食べやすいメニューです。作り方としてお好みで豆腐を混ぜたりご飯にかけてもおいしく食べられそうですね。


ほうれん草の煮込みうどん

1.ほうれん草とうどんを食べやすい大きさに切る

2.にんじんとキャベツを千切りにする

3.鍋でだし汁を作り、1と2を入れて煮込む

4.少量の醤油で味を整える


ほうれん草や冷蔵庫にあまっている野菜を使って、煮込みうどんを作ったというママの声も。

ほうれん草のほか玉ねぎやもやしを加えるなど、いろいろなアレンジをたのしめそうですね。


【体験談】1歳の子どもにほうれん草で作った料理は?

ママたちは1歳の子どもにほうれん草を使ってどのような料理を作ったのでしょうか。体験談を聞いてみました。

40代ママ
40代ママ

ほうれん草は離乳期から雑炊によく入れていました。子どもが1歳のときもよろこんで食べてくれましたよ。

30代ママ
30代ママ

子どもが1歳のとき味噌汁によくほうれん草を入れていました。今でもよく作っています。

40代ママ
40代ママ

ほうれん草の胡麻和えや和え物は大人も大好きなのでよく作り、子どもといっしょに食べています。

ほうれん草は1歳の子どもの食事に取り入れやすく、よく使っていたというママの声がありました。

ほうれん草は火の通りが早いので調理しやすいというママの感想もありました。ママたちが作っていた料理を、1歳の子どもに食事を作るときの参考にするとよいかもしれませんね。

1歳の子どもがほうれん草を食べないときの工夫

ほうれん草
iStock.com/Lecic

1歳の子どもの食事にほうれん草を使いたいけれど、子どもがほうれん草が苦手で困っているママもいるかもしれません。

子どもがほうれん草を食べないときはどうしたらよいのでしょうか。いくつかのアイデアをお伝えします。


下ごしらえを丁寧に行う

ほうれん草のえぐみが苦手だという子どももいるかもしれません。ほうれん草についている泥をしっかり洗い流したり、多めのお湯で茹でてアク抜きし流水にさらすなど、下ごしらえは丁寧に行ってみましょう。

このような下ごしらえをあらかじめすることで、ほうれん草のえぐみを減らすことができるようです。また、ほうれん草を洗ってラップに包み、電子レンジで2分程加熱をしてもえぐみが少なくなるようなので、試してみるとよいかもしれませんね。


調理法を工夫する

例えば子どもがほうれん草のおひたしが苦手だった場合は、オーブン料理や炒め物にしてみてはいかがでしょうか。

ほうれん草の調理法を変えると、それまでとは違った味や食感を楽しめるので、子どもが食べてくれるきっかけになるかもしれません。


組み合わせを工夫する

ほうれん草と合わせる食材や調味料を工夫してみるのもひとつの方法です。

子どもの好きな食材と混ぜ合わせたり、マヨネーズなどの調味料を活用してほうれん草の風味を隠すようにアレンジしてみてもよいかもしれませんね。

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1歳の子どもの食事に使うほうれん草の冷凍保存方法

ほうれん草は冷凍保存が可能なようです。冷凍保存する前にほうれん草をやわらかく茹でておくと、1歳の子どもの食事を作るときに使いやすいでしょう。

細かく刻んで1回分ずつラップに包んだり、シリコンカップに小分けにしたりして冷凍保存すると、使いたいときに分量を量る手間が省けて便利かもしれませんね。

ほうれん草に含まれる栄養素やアレルギー

ほうれん草のポタージュ
sasazawa - stock.adobe.com

ほうれん草に含まれる栄養素やアレルギーについてご紹介します。


ほうれん草に含まれる栄養素

多くの野菜は、ビタミンやミネラル、食物繊維など体に必要な栄養素を豊富に含んでおり、健康に欠かせない食品です。

特にほうれん草には、βカロテンが多く含まれており体内でビタミンAに変換されると、皮膚や粘膜の健康を保つ働きも。またカリウムも多く、体内の余分なナトリウムを排出して高血圧の予防にも役立ちます。


参考:

厚生労働省 健康日本21アクション支援システムhttps://kennet.mhlw.go.jp/information/information/food/e-03-015


ほうれん草のアレルギー

ほうれん草にはヒスタミンという物質が含まれ、それが原因で皮膚のかゆみや赤み、じんましんといったアレルギーのような症状を引き起こす場合もあるようです。

症状がひどい場合は、アナフィラキシーショックを起こす可能性もあるため十分注意しましょう。


ほうれん草を使って1歳の子どもがよろこぶ料理を作ろう

子ども 食事
leungchopan/Shutterstock.com

今回は1歳の子どもに作るほうれん草を使ったレシピを、ママたちの体験談をもとに紹介しました。ほうれん草の火の通りが早い特長を活かし、味噌汁や煮込み料理に手軽に使っているというママの声も複数ありました。

ほうれん草のおひたしや和え物などの定番メニューも、加える食材をアレンジすることでレシピの幅が広がるかもしれませんね。

ほうれん草を使った料理を1歳の子どもがよろこんで食べてくれるとよいですね。


※今回の記事でご紹介したものは、離乳食・幼児食の一例です。新しい食材・料理を取り入れる際は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

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