子育ての不安。ママたちが思う原因と解消法を調査

子育ての不安。ママたちが思う原因と解消法を調査

イライラしないで笑顔で子育てを楽しむ秘訣

2020.03.04

子育てしていると、不安に思ったりイライラしてしまうときもありますよね。思い通りにいかないと、焦ったり悲しくなったりしてしまうママやパパも多いかもしれません。今回は周りのママの声を中心に、子育てに対する不安について調査しました。具体的な原因や相談などを含む解決策についてご紹介します。

子育てに対して感じる不安

子育てしていて不安に思ったり、イライラしてしまうのはどのようなときですか?赤ちゃん特有の悩みもあれば、ある程度大きくなったときに感じる悩みなどもありますよね。子育てを不安に感じる具体的な原因は何でしょう。周りのママの声を参考に、解決策などとあわせて聞いてみました。

【ママたちの声】子育てを不安に思う原因は?

子育て中のママたちは何が原因で不安を感じるものでしょう。ママの声を集めました。


授乳や食事

30代ママ
30代ママ

母乳が出るか不安だったし、授乳はいつまですればよいのかわからず不安でした。

30代ママ
30代ママ

3歳の長女は食が細く、0歳の長男は親が止めない限り食べ続け、食事を切り上げると毎回ぐずります。子どもたちが「食べたい食事量」と私たち親が思う「食べてほしい食事量」が違うので、このままでよいのか不安です。

赤ちゃんの時期は授乳について、離乳食や幼児食が始まったら食事について不安に思うママは多いようです。授乳方法や授乳回数、卒乳や断乳、離乳食の進み具合など、子どもの月齢や年齢によって悩みは絶えない場合も多いかもしれませんね。


寝かしつけや夜泣き

ベビーベッド
iStock.com/poligonchik
40代ママ
40代ママ

赤ちゃんのころは何度寝かしつけても眠りが浅く、まとまって寝てくれませんでした。イライラしてしまうし、いつまで続くのか不安がありました。

30代ママ
30代ママ

夜泣きが続いた時期は不安でした。授乳やおむつ替えしても泣くので原因がわからないことが1番つらかったです。

子どもの睡眠に関する不安の声も聞かれました。月齢が低い時期などは特に、眠りのリズムがまだ整っていないためなかなか寝られない赤ちゃんも多いかもしれません。夜泣きなどが続くとママも眠れないため、イライラしてしまうケースも多いようです。


子どもの交友関係

30代ママ
30代ママ

子どもが自分の世界にのめり込んでいるなと感じるときがあります。保育園で他の子どもたちと交友関係を築けているのか不安になります。

40代ママ
40代ママ

保育園の友だちが家に遊びに来たとき、おもちゃを全く貸せませんでした。保育園でもそういった態度を取ってしまっていないか心配です。

赤ちゃんの時期を過ぎ他の子どもと遊ぶ年齢になってくると、子どもが周りと交友関係を築けているか不安、という声も聞かれました。遊具の順番を守れるか、おもちゃの貸し借りはできるかなど、楽しく遊ぶためのルールを身に着けてほしいと願うママは多いようです。


子どもへの接し方

30代ママ
30代ママ

子どものことは大好きなのに、いっしょにいると疲れてしまうことがあります。そんなときに自分は現状のままでよいのか不安になります。

30代ママ
30代ママ

産後に仕事復帰した直後はきょうだい別々の保育園に通っていたため、送り迎えがとてもストレスでした。時間的にも精神的にもゆとりがない日が続き、帰宅後も子どもに優しくできず、これでいいのかと不安でした。

子どもには常に笑顔で接したいと思っていても、思うようにできない場合もありますよね。子どもへの接し方に不安を感じているママもいるようです。


金銭的な問題

30代ママ
30代ママ

学費や養育費など、将来のお金のことを考えると不安です。

30代ママ
30代ママ

子ども2人を保育園に預けているのでその分費用もかかります。今の時期だけとはわかっていても、金銭的な不安は消えません。

お金の不安は多くの人が共感しやすい部分ではないでしょうか。2019年10月より幼児教育・保育の無償化が始まりましたが、それでも養育費に対する不安は簡単には消えないのかもしれません。

出典:幼児教育・内閣府の無償化がはじまります/内閣府

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ママたち実践している子育て中の不安やイライラ解消法

話し合いをする女性
iStock.com/kohei_hara

子育て中に感じる不安やイライラに対してどのように向き合えばよいのでしょう。周りのママたちが実践している解決策を聞きました。


専門分野の人に相談する

30代ママ
30代ママ

子どもへの叱り方などうまくできていないと思ったら、保育園の先生に相談しています。保育園と同じ伝え方をした方が子どもも理解しやすいし、専門知識を持った先生からのアドバイスなら、私もパパも納得しやすいです。

30代ママ
30代ママ

子どもが保育園でお友だちと仲良くできているか気になり、面談のたびに先生に相談しています。保育園での具体的な様子を聞くと安心できるし、「大丈夫ですよ」と言われると不安も解消されます。

30代ママ
30代ママ

子どもの成長や発育面で不安があるときは、保育園の先生や自治体の保健師さんに相談しています。専門家に相談すると具体的に何を注視すればよいか教えてくれるので安心です。

保育園の先生や保健師さんなど、不安なことは専門分野の人に相談して解決しているママは多いようです。具体的なアドバイスをもらえると子育て方針もみつけやいかもしれませんね。


自分らしい働き方を見つける

30代ママ
30代ママ

出産後しばらく育児に専念していましたが、お金の不安や自己実現のために在宅ワークを始めました。育児と子育てを両立しやすく、金銭面の不安も以前より少なくなったと思います。

30代ママ
30代ママ

通勤に時間がかかり保育園の送迎が大変だったので転職しました。申請すれば在宅で業務もできるので前職より働きやすく、イライラする頻度減りました。

お金の不安や自分のやりがいを見つけるために働き出したママや、子育てと仕事を両立するため転職したママもいるようです。自分らしい働き方は人それぞれ異なります。子育てにかかる金銭的な不安や仕事との両立に不安を感じたら、働き方を考えてみてはいかがでしょうか。


一人になる時間を作る

30代ママ
30代ママ

ストレスがたまったら一人の時間を作り、気持ちを落ち着かせています。

30代ママ
30代ママ

産後すぐの時期は、パパが家にいるときは子どものお世話を任せて自宅で仕事をしていました。「母」でいなきゃいけない時間を減らすことで気持ちのバランスを保っていました。

イライラしてしまうときは、ママが一人で過ごす時間を作ってみてはいかがでしょう。「夫婦それぞれ、一人になる時間を作っている」という声も聞かれました。定期的に子育てから離れる時間があれば、穏やかな気持ちで子どもと向き合えそうですね。


孤育て環境を作らない

30代ママ
30代ママ

赤ちゃんの時期はよく子育て支援センターに行っていました。日中子どもと一対一で向き合うよりも楽しく過ごせて、ちょっとした不安や悩みをママたちと共有できるのがうれしかったです。

30代ママ
30代ママ

仕事から帰宅し一人で子ども二人の面倒をみるのがつらいときは、そのまま夫の職場まで車でお迎えに行き、一人で育児をする時間を少なくしました。子どもと接するときに第3者がいることで、落ち着くことができました。

孤育てとは、一般的に子どものお世話を一人でしている状況を意味するようです。つらいときこそ子育て支援センターなどを利用したり、パパや家族といっしょに過ごす時間を増やしてみてはいかがでしょう。赤ちゃん連れの外出は大変かもしれませんが、手間や時間がかかっても誰かに悩みを相談できると気持ちが楽になるかもしれません。

孤育てにならない環境作りは、笑顔で子どもと向き合うための重要なポイントと言えそうですね。

不安と向き合いつつ笑顔で子育てを楽しむために

赤ちゃんとママ
iStock.com/monzenmachi

子育てに対する不安やイライラの原因について聞いてみると、さまざまな声が聞かれました。共感できるママやパパも多いのではないでしょうか。

育児の不安やストレスを一人で抱え込まず、専門分野の人に相談したり子育てから離れる時間を作るなどして、子どもと楽しく過ごしていけるとよいですね。


※記事内で使用している参照内容は、2020年2月28日時点で作成した記事になります。

2020.03.04

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