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安産祈願の初穂料はどう納める?のし袋の名前の書き方や金額のマナー
用意する金額や新札を使用など
安産祈願で神社などに初穂料を納めるときのマナーについて知りたいママやパパもいるのではないでしょうか。今回の記事では、安産祈願の初穂料の金額のマナーや新札を使用するか、のし袋は必要か、中袋なしやありの場合などで違う名前の書き方を、体験談をもとにご紹介します。
安産祈願の初穂料
安産祈願とは、一般的に妊娠5カ月目に入った最初の戌の日に安産を願って神社などにお参りすることを言うようです。
戌の日にお参りするのは、犬は多産で安産であるということから、犬にあやかり安産であるようにと願いを込めたためとされています。
安産祈願などの祈祷やお祓いのときに神社に納めるお金のことを初穂料と言うようです。初穂とはその年に初めて収穫された作物のことで、その昔初収穫された作物を神社に奉納していたことから、祈祷などで支払うお金のことを初穂料と呼ぶようになったそうです。
安産祈願の初穂料に関するマナーにはどのようなことがあるのでしょうか。
安産祈願の初穂料はどのように渡した?
安産祈願の初穂料はどのように納めればよいのでしょうか。経験のあるママたちに聞いてみました。
30代ママ
30代ママ
以前、交通安全の祈願に来たときに、係りの人がのし袋から出すのを大変そうにしていたので、今回は水引が印刷されている封筒を用意してそれにお金を入れていきました。
30代ママ
私が安産祈願した神社では何の祈祷かや金額、名前などを書く専用の用紙があるのでのし袋は必要ないと言われました。用紙とお金をそのまま係の方に渡しました。
安産祈願の初穂料をどのように渡すかはさまざまなようです。神社によってはやり方が決まっている場合もあるようなので、お参りに行く予定の神社に問いあわせをして事前に確認してみるのもよいかもしれません。
初穂料のお金で気になること
安産祈願の初穂料を用意するときにお金について気になることもあるのではないでしょうか。ママたちはどのようなことが気になったのか聞いてみました。
初穂料の金額
20代ママ
初穂料はいくら包めばよいかわからなくて調べました。神社のホームページに5000円からと書いてあったので、その通りの金額をのし袋にいれました。
30代ママ
前に安全祈願をお願いしたことがあったので、初穂料の金額は6000円からと知っていました。今回は安産祈願なので10000円払うことにしました。
初穂料の金額は5000円から10000円程度が目安となりそうです。神社によって金額が決まっている場合もあれば、納める人の気持ちで多めに納める場合もあるようです。いくら納めればよいのかは、家族と相談して決められるとよいかもしれません。
新札にするべき?
30代ママ
安産祈願として神社にお渡しするお金なので、新札を用意しました。新札だとこちらの気持ちも引き締まるような気がしました。
20代ママ
のし袋を使わずお財布から直接出したので、新札ではありませんでした。ただ、あまりしわなどがないきれいなお札を選んで渡しました。
安産祈願の初穂料は新札でないといけないということはないようです。安産祈願として納めるお金なので、なるべくきれいなお札を用意できるとよいかもしれませんね。
どういう向きで入れる?
30代ママ
のし袋にどういう向きでお金をいれればよいかわかりませんでした。母に聞いて、お札の人物が見えるように表を上側にして中袋にいれました。
のし袋に入れるときのお金の向きが気になったというママがいました。お金の向きも特別な決まりはないようですが、向きが揃っているだけで気持ちよく感じるかもしれませんね。
初穂料ののし袋の名前と金額の書き方
初穂料をのし袋に入れる場合、名前や金額の書き方について知りたいと考えるママもいるかもしれません。中袋がある場合と中袋なしの場合にわけてご紹介します。
中袋がある場合の書き方
30代ママ
のし袋の表には水引の上に『初穂料』と書き、下に夫婦の名前を連名で書きました。中袋には表に金額を書き、裏に住所を書きました。
のし袋の表書きは、水引の上に「初穂料」と書き、下に名前を書くようにするとよいようです。名前は夫婦連名でも苗字だけでもよいとされています。金額を中袋の表に書くときは大きめに書くとよいようです。
中袋なしの場合の書き方
30代ママ
のし袋の表の水引の上に『初穂料』、下に苗字を書きました。中袋なしのものだったので、裏に金額と住所を書きました。
金額が多くない場合は中袋なしでも問題ないようです。中袋がないのし袋の場合、裏に金額と住所を記入する場所が設けられているものもあるようです。
金額の書き方
30代ママ
金額の書き方を普通の漢数字にするか、大字や旧字など難しい漢字を使ったほうがよいのか悩みました。慣れないので普通の漢数字を使って書きました。
初穂料の金額を書くときに「大字」や「旧字」などが使われることがありますが、これは後から金額を書き換えることができないようにするためということが理由のようです。
大字や旧字でなくてはいけないということはないようなので、慣れていない場合は漢数字を使って書いてもよいかもしれません。金額の一番上には「金」と入れるとよいようです。
安産を願う気持ちで納める初穂料
安産祈願での初穂料は目安となる金額があるようですが、神社によって金額が決まっている場合もあるそうです。
のし袋が必要か、新札を用意するかは特に決まりがないようですが、安産を願う祈願なのできちんとしたいと考えるママもいるようです。
のし袋に書く名前や金額の場所は決まっているようなので、中袋なし、ありを確認してそれにあわせて書き方を注意するとよいかもしれません。
生まれてくる子どもの安産を願う気持ちを込めて、初穂料を用意できるとよいですね。
安産を願う祈願でもありますし、初めて経験するご祈祷でもあったので、母に初穂料の納め方について聞き、紅白蝶結びののし袋にお金を入れて神社の受付で渡しました。