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子どもがおせちを食べないときの作り方。ポイントや工夫など
おせちを食べないときに用意したメニュー
子どもがおせちを食べないとき、どのような工夫をするとよいのか気になるママやパパもいるのではないでしょうか。今回は、子どもが食べたくなるおせち作りのポイントやおせちメニュー、子どもがおせちを食べないときに用意したメニューを体験談を交えてご紹介します。
子どもがおせちを食べない悩み
お正月料理におせちを用意する家庭のなかには、子どもがおせちを食べてくれないことが気になることもあるようです。ママたちに、子どもがおせち料理を食べない悩みを聞いてみました。
30代ママ
20代ママ
年末から時間をかけておせち料理を作りました。折角用意したのに、子どもが食べないのは残念な気持ちになります。
子どもがおせちを食べないことで、いろいろな悩みを抱えるママの声がありました。ママのなかからは、子どもがおせちを食べないと、おせち料理とは別に子どもが食べたい料理を作るのは大変だという声も聞かれました。
子どもが食べたくなるおせち作りのポイント
子どもが喜んで食べてくれるようなおせちが作りたいママもいるのではないでしょうか。ママたちに聞いた、子どもが食べたくなるおせち作りのポイントをご紹介します。
味つけ
40代ママ
うちの娘は少し甘めの味つけが好きなので、おせちの煮物や煮豆を普段よりも甘めにしました。昨年はおせち料理を食べないですごした娘でしたが、今年の味つけは気に入ったようでたくさん食べてくれました。
子どもの好みの味つけを意識しておせちを作ったママがいるようです。他にも、紅白なますやタコの酢の物を作るとき、酢の量を少なめにして酸味を抑えると子どもにも食べやすくなるかもしれません。
大きさ
20代ママ
子どもにとっての食べやすさを意識して、食材を小さめに切りました。一口大にしたおせち料理に子どもの好きなキャラクターのピックを刺して盛りつけると、嬉しそうに食べてくれました。
子どもが食べやすい大きさにすることも、子どもが食べたくなるおせち作りのポイントのひとつかもしれません。子どもの口の大きさにあわせたサイズにすることで、食べ慣れないおせちもパクっと食べてくれたというママの声もありました。
盛りつけ
30代ママ
子ども用のおせちは、大人用とは別にワンプレートに盛りつけました。うちの子は電車が好きなので、新幹線をモチーフにしたお皿に、いろいろな種類のおせちを少しずつ盛りつけると完食してくれたので嬉しかったです。
子どもが喜ぶ盛りつけの工夫をしたママがいるようです。ママのなかからは、大人用のおせちは重箱に入れ、子ども用のおせちはお弁当箱に入れて食卓に出したところ「遠足みたいで楽しいね」と言って子どもが嬉しそうに食べ始めたという声も聞かれました。
子どもが喜んだおせちメニュー
実際に、子どもが喜んだおせちのメニューをご紹介します。
和風のおせち
20代ママ
うちの娘は卵焼きが好きで、普段もよく作っています。おせちをあまり食べない娘ですが、卵焼きに似ている伊達巻は口にあうようでたくさん食べてくれました。
40代ママ
我が家の子どもたちが好きなおせち料理は栗きんとんです。子どもは「モンブランみたいでおいしい」と言い、毎年最初になくなる定番メニューになりました。
甘めの味つけの伊達巻や栗きんとんを喜んで食べた子どもがいるようです。他にも、キャラクターがあしらわれたかまぼこを盛りつけると、子どもが自分のお皿に乗せて最後まで取っておくほど喜んだというママの声もありました。
洋風のおせち
30代ママ
うちの子はお肉が好きなので、ローストビーフをおせちに加えました。いっしょにおせちを囲んでお正月の食事ができて嬉しく思います。
20代ママ
にんじんとたまねぎのマリネを作ったところ、子どもに好評でした。和食の酢の物よりも食べやすかったようで、我が家の定番おせちメニューになりました。
ローストビーフやマリネなど洋風のおせち料理は、普段から洋食を食べ慣れている子どもに食べやすいかもしれません。ママのなかからは、白身魚と野菜を組みあわせたテリーヌやチキンパテなどを用意すると、子どもがたくさん食べてくれたという声も聞かれました。
子どもがおせちを食べないときに用意したメニュー
子どもがおせちを食べない場合、別のメニューを用意したいと考えるママもいるかもしれません。ママたちに、子どもがおせちを食べないときに用意したメニューを聞いてみました。
エビグラタン
40代ママ
おせちを食べない場合でも、縁起がよいとされる食材を使って子ども用のメニューを作りたいと思いました。エビには「腰が曲がるまで長生きできますように」という意味があるそうで、エビグラタンを用意しました。
おせち料理ではうま煮として調理されることがあるエビは、長寿の意味がこめられているようです。ママのなかからは、たくさん作ったエビピラフを小分けにして冷凍保存しておくと、必要な分だけサッと温め直して食卓に出しやすかったという声も聞かれました。
にんじんと大根の肉巻き
30代ママ
紅白なますを食べない子どものために、同じ食材を使って肉巻きを作りました。スティック状に切ったにんじんと大根を豚肉で巻いて焼き、醤油や砂糖で味つけするだけなので簡単です。
紅白の食材を使い、新しい年を迎えられた喜びを表現した肉巻きを作ったママがいるようです。大人用のおせちと同じ食材を使うので、短時間で準備や調理ができるかもしれません。
れんこんのきんぴら
20代ママ
れんこんを輪切りにし、きんぴら炒めを作りました。煮物に入っているれんこんは厚みがあって気に入らなかったようですが、薄めに切ったきんぴらなら子どもも食べやすいようでした。
将来の見通しがよくなるといわれるれんこんを使ったメニューもあるようです。お正月料理にれんこんを使うときは、穴の向こう側が見えるように輪切りにするのもポイントのひとつだと考えるママもいました。
子どもが食べやすいお正月料理を用意しよう
子どもがおせちを食べないとき、どのような工夫をすると食べてくれるのか悩むママもいるようです。子どもが食べたくなるおせち作りのポイントとして、味つけや盛りつけを意識するのもよいかもしれません。
和風のおせちが苦手な子どものために、洋風のおせちを作ったママもいました。縁起がよいとされる食材を使い、おせち以外のメニューも作るなど工夫し、子どもにとって食べやすいお正月料理を用意できるとよいですね。
お正月の文化を大切にしたいと考えておせち料理を用意しましたが、味つけが気に入らないようで息子が食べてくれませんでした。新しい年に最初に口にする縁起のよい料理なので、子どもにも食べてほしいです。