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カブトムシの育て方。用意するものや気をつけることとは
幼虫から成虫まで
子どもとカブトムシを育てたいと思うママやパパもいるのではないでしょうか。専用ケースに入れたり、ペットボトルに土を入れて幼虫から育てるなど、育て方はさまざまあるようです。餌は何をあげるのか、湿度はどうするのか、幼虫からさなぎ、成虫になるまでの育て方を体験談をもとにご紹介します。
カブトムシはどうやって手に入れる?
カブトムシを育てたい場合、どのように入手すればよいのでしょうか。ママたちの体験談を聞いてみました。
捕まえる
30代ママ
20代ママ
幼稚園にカブトムシの幼虫がいたらしく、家で成虫になるまで育てていました。
自然のカブトムシを捕まえて育てたというママもいるようです。
幼虫の場合は、秋から冬にかけて倒木の下や、腐葉土の下を探して捕まえたという意見もありました。
成虫の場合は7~8月頃になると森の中で見かけるようになるようです。砂糖やはちみつを使ってしかけを作ると捕まえやすくなるでしょう。
購入する
30代ママ
子どもがお店で売っていたカブトムシをみて「育てたい」というので買いました。
自然で捕まえることが難しい場合は、幼虫、成虫、それぞれ通販やお店で買うこともできるようです。
成虫は7~8月になるとお店や通販で購入することができるという意見もありました。
カブトムシを育てるケース
カブトムシを育てる場合、どのような入れ物を用意すればよいのでしょうか。
専用のケース
20代ママ
カブトムシ専用のケースを買って土や木、おがくずなどを入れて育てていました。
カブトムシを育てる専用のケースでカブトムシを育てるママやパパもいるでしょう。
幼虫を飼う際に役に立つ仕切りがついているケースや、複数匹飼うための大きなケースなど、種類はさまざまあるようです。
ネット通販でも簡単に手に入るため、手軽に準備できそうですね。
ペットボトル
30代ママ
幼虫から羽化するまではペットボトルの上の方を切って土を入れて育てていました。
専用ケースがなくても、幼虫から成虫に羽化するまではペットボトルでも飼うことができるようです。
2リットルの大きめなペットボトルを使うとよいでしょう。ペットボトルの上部を切って作るため、切り口で指をケガしないようにビニールテープを巻くなどの工夫をするとよいかもしれません。
虫かご
30代ママ
成虫をとってきてひと夏虫かごで育てました。子どもといっしょに観察するのが楽しかったです。
成虫を捕まえて、虫かごで育てるママやパパもいるでしょう。
子どもといっしょに図鑑を見ながら成長を見届けるのも夏の思い出になって楽しかったというママの意見もありました。
育て方のポイントとは
カブトムシは幼虫から育てる場合と成虫から育てる場合があるでしょう。それぞれ育て方のポイントをご紹介します。
幼虫から育てる場合
カブトムシの幼虫は、腐葉土や朽ち木を食べて成長していくようです。
家庭で用意できない場合は、おがくずや飼育マットという土を買って、その土の中で育てるとよいかもしれません。
また、育てていると幼虫のフンが増えてくることがあるため、定期的に掃除をするとよいでしょう。
一般的にカブトムシは8~9月頃に卵から孵化し、5~6月になると、さなぎになりはじめます。この時期は羽化するまでに自分の部屋をつくり、静かにすごす期間です。
カブトムシの部屋を壊さないように成長になるまで静かに見守ってあげましょう。
成虫を育てる場合
さなぎから成虫になったら、直射日光の当たらない場所で育てるとよいでしょう。
転んでしまったときに起き上がれるように、止まり木を入れておいたり、定期的に霧吹きなどで土を湿らせるなどして飼育するとよいかもしれません。
また、1つの入れ物の中に2匹以上カブトムシを入れてしまうとけんかしてしまうこともありますので、1匹ずつ飼うとよいでしょう。
カブトムシを育てる際に注意すべきことは?
カブトムシを育てる場合、どのようなことに気をつけるとよいのでしょうか。
餌を切らさない
餌は毎日あげるようにしましょう。
旅行などで家を空けることがある場合は、ゼリーなどをいつもより多めに置いておくと安心かもしれませんね。
その他スイカやバナナなど、餌のパターンを変えて食べる様子を楽しんだというママの意見もありました。
適度な温度と湿気を保つ
カブトムシの幼虫は、冬の間も外で過ごします。家の中で育てる場合も涼しい場所に置き、様子を見て霧吹きで水分を与えるなど温度や湿度の環境を整えてあげるとよさそうです。
また、夏は直射日光が当たってしまうとケース内の温度が高くなってしまいますので、日陰になる場所に置いて育てるとよいでしょう。
コバエやアリ対策
カブトムシの餌になる腐葉土や飼育マットには、コバエがよってくる場合があるようです。
カブトムシの入れ物にコバエを避けるシートを貼ったり、家の中でもコバエが増えないよう対策をするとよいでしょう。
また、スイカやバナナを餌にする場合は、アリが寄ってくることもあるようです。
放っておくと生臭いにおいもしてしまうので、カブトムシが食べ終わったあとはすぐに捨てましょう。
夜中の羽の音に注意する
カブトムシの成虫は夜になると活発に動き始めます。
成虫を育てる際は、夜中にケースの中で飛び回ることもあり、音が鳴って子どもが寝れないことがあったというママの意見もありました。
夜は、ケースを寝室から遠い場所に置いておくとよいでしょう。
ケースに複数匹入れない
カブトムシは複数匹を同じケースで育てると餌の取り合いや、雌の奪い合いのためけんかしてしまうことがあるようです。
けんかをすると寿命が縮まってしまうこともあるようですので、1つのケースにつき育てるのは1~2匹までにするとよいかもしれません。
上手にカブトムシを育てよう
カブトムシは幼虫からさなぎ、成虫になるまで育てることができます。
買うこともできますし、野生のカブトムシを捕まえる楽しみを味わうのもよいでしょう。
カブトムシの幼虫は専用ケースのほかにもペットボトルで飼うこともできるようです。
餌となる腐葉土や朽ち木など土を入れ、定期的に掃除をしてあげると成虫まで育つ過程を楽しめるかもしれませんね。
今回ご紹介した育て方を参考にカブトムシを育ててみてはいかがでしょうか。
おじいちゃんが仕掛けを作ってカブトムシを採ってくれていました。