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児童手当はいつまでもらえる?年齢ごとの支給額など
児童手当制度についてくわしく紹介
児童手当はいつからいつまで支給されるのか気になるママやパパもいるのではないでしょうか。今回は、児童手当は何歳までもらえるのかや3歳で切り替わる年齢ごとの支給額、対象者の条件や月末生まれの子どもの申請期限などをご紹介します。
児童手当とは
児童手当とは、家庭の生活の安定のためや子どもの健やかな成長のために支給される手当金のこととされています。
児童手当の対象者は、どのような人なのでしょうか。また、児童手当は何歳から何歳まで支給されるのかなど気になることもあるかもしれません。
今回は、児童手当の概要や支給対象年齢、支給時期などについてご紹介します。まずは、児童手当とはどのようなものなのか調べてみました。
いつからいつまでもらえる?
児童手当は何歳までもらえる手当なのでしょうか。児童手当の対象者は、中学卒業までの児童を養育している人となっています。このとき、中学卒業までというのは、15歳の誕生日後の最初の3月31日までのことのようです。
また、何歳から支給されるのか気になりますよね。何歳からという決まりはなく、申請を行えば申請した翌月からが支給対象となります。
支給額
児童手当の支給額は、子どもの人数や年齢によって異なるようです。
- 3歳未満の子ども:一律15,000円
- 3歳以上小学校修了前:10,000円(第3子以降は15,000円)
- 中学生:一律10,000円
3歳未満か以上かによって金額は切り替わるようです。またこのときの第3子とは、18歳の誕生日後の最初の3月31日を迎えるまでの児童のうち、3番目以降の子どものことをいうようです。
例えば、4人兄弟のなかで第3子の子どもでも、一番上の子どもが19歳の場合などは、児童手当の支給対象の数え方では第2子と数えられます。
支給時期
児童手当はいつ支給されるのか気になりますよね。児童手当の支給時期は、原則毎年6月、10月、2月に前月分までの児童手当が支給されます。
例えば、6月の支給には2月~5月分が、10月の支給には6月~9月分があたるようです。いくつまで支給されるのかや、いつ支給されるのか、子どもの人数の数え方などを混乱のないようにしっかりと把握しておくとよいでしょう。
児童手当の申請について
児童手当はどのように申請するのかや、いつまでに申請を終える必要があるのかなど、児童手当を受けるときの手続きについて調べてみました。
申請方法
子どもが生まれたときの児童手当の申請は、「認定請求書」を現住所の市区町村に提出する必要があります。里帰り出産の場合も、申請先は現住所の市区町村となり、里帰り先での申請はできないようなので、パパにお願いするなどして申請を行うとよさそうです。
また、すでに支給を受けている場合でも、毎年6月に現況届を提出することでその年の児童手当の申請が行われるので、申請は最初だけではないということを覚えておくとよいでしょう。
必要なもの
児童手当の支給の申請をするときには、状況に応じて以下のものが必要になるようです。
【請求者が被用者の場合】
・健康保険被保険者証の写し
【平成30年5月~平成31年4月までに申請をする人で平成30年1月1日に今の市区町村に住民票がない場合】
・前の市区町村長が発行する児童手当用所得証明書 など
この他にも、口座番号のわかるものや印鑑、マイナンバーカードや通知カードなどが必要なこともあるそうです。必要なものは自治体によっても異なるようなので、申請に行く前に持ち物を確認するとよいでしょう。
申請期限
児童手当は、子どもが生まれてから15日以内に申請をする必要があるようです。認定を受けると申請月の翌月から児童手当の支給が始まるようですが、子どもが月末生まれの場合は、出産翌日がすでに翌月になっていることもありますよね。
しかし、月末生まれの子どもには特例があり、申請が翌月になってしまっても出産の翌日から15日以内であれば、申請月から支給が行われるとされています。申請が遅れると、遅れた分の児童手当をさかのぼって受け取ることはできないので早めに申請を行うとよいでしょう。
公務員の場合
ママやパパが公務員として働いている場合は、市区町村ではなく勤務先からの支給となるようです。以下のような場合は、そうなった翌日から15日以内に市区町村と勤務先の両方に申請をする必要があるとされています。
- 公務員になったとき
- 退職などで公務員でなくなったとき
- 勤務先の官署に変更があるとき
申請先が市区町村だけでないので、忘れないようにまとめて行うとよさそうです。
児童手当の所得制限
児童手当は、扶養親族の人数によって所得制限が設けられています。所得制限を超えた場合は、子どもの人数や年齢にかかわらずひとりにつきの支給額が5,000円となるそうなので、設定されている支給額の対象とはならないようです。
自分の家庭の扶養者人数は何人で、所得制限はいくらなのか把握しておくとよいでしょう。
児童手当の申請は忘れずに行おう
児童手当は、子どもの年齢が3歳未満か以上かや第3子の場合、扶養者の人数、所得などによって支給額が異なるようです。月末生まれの場合は申請期限が特例になるようですが、忘れないようはやめに行うとよいでしょう。
対象者になっているママやパパは、いつからいつまで受けられるのかや申請期限など児童手当について把握し、児童手当制度を活用できるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2018年12月28日時点で作成した記事になります。