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0歳児を保育園に預けるのは寂しい?預ける時間や母乳への対応、一日の過ごし方など
子どもを0歳から保育園に預けることを寂しいと感じたり、できれば預けたくないと不安に思っているママもいるかもしれません。今回の記事では、実際に0歳児を預けた経験があるママたちの感じたことや、一日の生活と保育時間、母乳で育てていても預けられるのか、病気などの体調管理について元保育士の筆者やママたちの体験談と併せてご紹介します。
0歳児の保育園入園
0歳のときから保育園に預けることに不安を感じ、寂しい、預けたくないと思っているママもいるかもしれません。実際に0歳から子どもを保育園に預けた経験のあるママたちはどのように感じていたのでしょうか。
「10カ月のときに入園しました。入園が近づくにつれて平日子どもとのんびり過ごすこともなくなるのかと思い、寂しい気持ちになりましたが、挨拶ができるようになったり、できることが増えたので、保育園のおかげだと感じています」(1歳女の子のママ)
「私がいなくても保育園でご機嫌に過ごす日が増えると、安心すると同時に寂しい気持ちもありました。しかし今では、保育園での生活を通して思いやりの気持ちが育まれたり、お友だちと仲よく遊ぶ姿が見られ安心しています」(3歳女の子のママ)
最初は寂しい気持ちや預けたくないと思う気持ちもあったけれど、保育園での集団生活を通してできることが増えたり、よかったと思えることが多くあったというママの声がありました。
0歳児の入園時期や保育時間
0歳の保育園入園について、何カ月から入園できるのか、一日何時間預けられるのか気になりますよね。0歳児の入園時期や保育時間に決まりはあるのでしょうか。
入園時期
一般的には産休明けの生後57日以降から、という保育園が多いようですが、預ける施設によっては入園できる月齢が決められていることもあるようです。
保育時間
0歳児でも保育時間に特に決まりはないようですが、保育園によっては0歳のときは延長保育ができなかったり、預かることができる時間が決まっているところもあるようです。
入園時期や保育時間はそれぞれの保育園によって違いがあるので、保育園に確認をしてみるとよいかもしれません。
0歳児の保育園での一日
初めての保育園での生活で、どのように一日を過ごしているのだろうと気になるママもいるかもしれません。0歳の子どもたちは、保育園での一日をどのように過ごしているのでしょうか。
遊び
同じ0歳クラスでも、月齢によって遊びの時間の過ごし方はさまざまなようです。保育園では、午前中にお散歩に行くところもありますが、生後数カ月の場合は抱っこで保育園の周辺を歩くということもあるそうです。
1歳近くなると、お散歩用のベビーカーに乗って少し遠くまで行ったり、公園で遊ぶこともあるようです。
食事やミルク
保育園で給食が提供されているところでは、個人の離乳食の進み具合に合わせたものを提供してくれるようです。保育園の多くは、ミルクを飲んでいる場合、普段ミルクを飲んでいる時間や量で保育園でも対応してくれるそうです。
入園の際の面談などで、しっかりと現在の離乳食やミルクの状況を伝えておくとよいかもしれません。
お昼寝
0歳のお昼寝は、時間や回数が個人で変わりますが、午前中やお昼ご飯のあとなどにお昼寝をしているようです。お昼寝のリズムを作ることができるように部屋のカーテンをしめるなどして環境を作り、保育士さんが歌を歌ったりオルゴールを流すなどしてお昼寝を行うそうです。
お昼寝の布団は、保育園で用意があったり各自でタオルケットを用意するなど保育園によって違うようなので、確認をするとよいかもしれません。
0歳児を預けるときの注意点
0歳から保育園に預けるときは、どのようなことに注意するとよいのでしょうか。
ミルクや母乳
「もともと母乳とミルクの混合で育てていたのですが、保育園に入る時期には完了食の予定だったので日中は母乳をミルクに切り替えました。寝るときは母乳をあげることもありました」(3歳女の子のママ)
入園前に母乳をやめなくてはいけないのかと悩むママもいるかもしれません。保育園によっては、そのときの授乳の仕方にあわせて対応してくれるようです。保育園により対応が異なるようなので、確認をしておくとよいでしょう。
母乳に対応していない場合は、ミルクに慣れておく必要があるようです。母乳とミルクをうまく使い分けることができるとよいかもしれませんね。
体調
「毎日体温と寝た時間、起きた時間、朝食のメニューを記録していました。病気になったときは保育士さんも参考にしてくれていたようです」(1歳女の子のママ)
「アレルギー体質や熱性けいれんなど体調面で気をつけることがあり、登園時間には余裕をもって、先生にしっかり伝えるようにしていました」(10歳女の子のママ)
保育園に通い始めると病気をもらいやすいのでは、と不安に思うママもいるかもしれません。保育園は、0歳の子どもにとって初めての集団生活の場となり、人とかかわる場面も増えるので、日頃から体調管理に気をつけるとよいかもしれません。
また、病気になったときの参考として、普段から食事や体温を記録して、保育士さんに伝えておくとよさそうですね。
持ち物
「保育園で水分補給をするときのためにストローのついたコップを用意しました。ミルク缶は保育園で用意してくれていましたが、哺乳瓶はプラスチック製のものを二本用意してほしいといわれました」(3歳女の子のママ)
哺乳瓶や粉ミルクなど、普段使いなれているものを持ってきてほしいという保育園もあるようです。粉ミルクは園で準備をしているところもあるようなので、気になる場合は確認してみるとよいかもしれません。
その他にも、おんぶひもや寝るときのタオルケットなどが必要な場合もあるようです。
保育園は成長の場のひとつ
0歳で保育園に預けることに対して、寂しいと感じたり、預けたくないと思うママもいるかもしれません。しかし、保育園での一日の生活を通して生活リズムがつくられたり、保育園ならではの経験ができることもあるようです。
保育園に通い始めたら病気になったときの参考に、普段から生活の記録をつけておくとよいかもしれませんね。母乳やミルクの対応、入園時期や保育時間などは保育園によってさまざまなようなので、相談してみてはいかがでしょうか。