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おせち料理の定番の中身は?ママたちが作った種類や詰め方の工夫
おせち料理を作ろうと考えたとき、定番のおせち料理の中身や種類が気になるママもいるのではないでしょうか。今回は、おせちの定番料理やシーン別に用意したおせち料理の種類、詰め方の工夫を体験談を交えてご紹介します。
おせち料理を手作りしたい
新しい年を迎える準備の一つとして、おせち料理を手作りしたいと考えるママもいるのではないでしょうか。おせち料理の定番や重箱に詰めるときの中身が気になるママもいるかもしれません。ママたちは、どのようなおせち料理を手作りしたのでしょうか。
おせち料理の定番の中身
おせち料理には、これだけは作っておきたいという定番の中身はあるのでしょうか。ママたちに、実際に作ったおせちの定番料理を聞いてみました。
黒豆
「新年もまめに暮らせ、まめに働けるように黒豆を作りました。実家に住んでいた頃に母に作り方を習い、結婚してからも毎年作っています」(30代ママ)
豆には丈夫や健康という意味があるようで、おせち料理に黒豆を作るママがいるようです。地域によってはシワができるように煮立たせて黒豆を作り、シワが寄るまで長生きできるようにという願いを込めて作ることもあるようです。
数の子
「我が家のおせちの定番料理は数の子です。プチプチとした食感が子どもにも人気があり、大人のおつまみにもなるので、たくさん作りました」(20代ママ)
ニシンの卵で作られる数の子のしょうゆ漬けを作ったママもいるようです。卵がたくさん産まれることから、子宝や子孫繁栄を祈るお正月の定番料理になっているというママの声もありました。
田作り
「農業をしているので、五穀豊穣を祈願して田作りを作るのが定番です。うちの地域では『ごまめ』と呼んでいます」(30代ママ)
農作物の豊作を祈る田作りもおせちの定番料理の一つといえるかもしれません。カタクチイワシの稚魚を甘辛く味つけた田作りは、子どもでも食べやすいかもしれませんね。
叩きごぼう
「私の実家がある関西地域では、おせちに叩きごぼうを作ります。ごぼうを叩くことで開運の縁起担ぎになると祖母から教えてもらいました」(40代ママ)
地中にしっかり根を張るごぼうをやわらかく茹で、叩いて味つけをした叩きごぼうを作ったというママの声がありました。ごぼうは、根が細く長いことから細く長く幸せに生きるという意味が込められているようです。
【シーン別】ママたちが用意したおせち料理の種類
お正月をいっしょにお祝いする人やおせち料理を食べる人数によって、用意するおせちの種類を考えることもあるかもしれません。シーン別にママたちが用意したおせちの種類をご紹介します。
家族だけで食べる場合
「おせち料理の定番から、祝い肴3種といわれる黒豆と数の子、田作りを用意しました。他にはローストビーフやたこのマリネを作り、自分たちで食べたいと思っているものを中心に中身を考えました」(30代ママ)
「3人家族なので、いろいろな種類を少量ずつ作るのは大変だと思いました。煮物と焼き魚、きんぴらごぼうを手作りしました」(20代ママ)
家族でおせち料理を食べる場合、手作りしやすいおせちの種類を数品用意したママもいるようです。何を用意しようか迷ったときは、家族に食べたいおせち料理をリクエストしてもらうのもよいかもしれませんね。
親戚と食べる場合
「お正月は親戚が集まるので、一度にたくさんの量を作りやすいものを用意しました。筑前煮と黒豆を煮ている間に、田作りや紅白なますを作ると短時間でおせちの準備ができました」(30代ママ)
「親戚には年配者も多いので、食べ慣れている定番のおせち料理の方が口にあうかなと思いました。栗きんとんや伊達巻はやわらかめに作ると、食べやすかったようで好評でした」(40代ママ)
お正月に親戚も集まる場合、人数や年齢を考えておせちを用意したママもいるようです。大勢で食べることを考えて、なるべく多くの種類のおせち料理を用意したというママの声もありました。
子どもが多い場合
「子どもが多く集まるので、子どもが食べやすいおせち料理を意識しました。田作りや伊達巻を甘めの味つけにすると、喜んでたくさん食べてくれました」(30代ママ)
「小さな子どもも食べやすいように、大人用とは別に子ども用のおせちを作りました。だし巻き卵とカニクリームコロッケ、黒豆にはピックを刺してかわいい見た目になるように工夫すると子どもたちに好評でした」(20代ママ)
子どもがたくさん集まる場合、子どもも食べやすい味つけにしたり、子ども用のおせちを用意したりと工夫したママもいるようです。子どもの好きなキャラクターのかまぼこをおせち料理に使うと喜ばれたというママの声もありました。
おせち料理の詰め方の工夫
おせち料理を重箱に詰めるとき、きれいに見える詰め方が気になるママもいるのではないでしょうか。実際に、ママたちが実践したおせち料理の詰め方の工夫をご紹介します。
重箱の段数にあわせて中身を詰める
「三段の重箱に詰めるとき、段数にあわせて中身をどこに詰めるか考えました。一段目はおせちの定番料理、二段目は酢の物や焼き物、三段目には煮物を入れました」(30代ママ)
用意する重箱の段数にあわせて、中身を詰めたママもいるようです。事前に、段数ごとに入れる中身を決めておくと、詰めるときのレイアウトも考えやすかったというママの声もありました。
仕切りや小物を使う
「仕切り板で重箱を仕切りました。市松模様のように仕切り、9種類の中身を盛りつけるとき、同じ色の料理が隣にならないように詰めるときれいな見た目になりました」(20代ママ)
「おせち料理は茶色や黒い料理が多いので、彩りよく飾りつけたいと思いました。水引や南天の実や葉を飾ると、華やかな見た目になっておいしそうに見えました」(30代ママ)
重箱を仕切ったりお正月らしい飾りを使ったりすると、簡単に華やかな見た目になったというママの声もありました。黒豆やイクラは豆鉢に入れてから重箱に入れると、色移りなく取りわけやすくなるかもしれませんね。
形の崩れにくいものから詰める
「煮物を詰めるときは、れんこんや里芋など形の崩れにくいものから順番に詰めました。こんにゃくやたけのこは空いた隙間に入れると、バランスよく詰められました」(20代ママ)
形の崩れにくいものから重箱に詰めると、他の料もを配置しやすくなるようです。同じ空間にいろいろな種類を詰めるときは、メインになるものを決めてから詰めるのもよいかもしれませんね。
シーンにあわせておせち料理の中身を考えよう
おせち料理を作るとき、何種類の料理を用意しようか、どのような詰め方をしたらよいのか気になるママもいるのではないでしょうか。定番のおせち料理の中身には、黒豆や数の子などを用意したママもいるようです。
重箱の段数によって詰める中身を考えながら、いっしょに食べる人や集まる人数にあわせて、おせち料理を用意してみてはいかがでしょうか。