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家計の赤字対策。赤字の原因と今日からできる対策とは
赤字の家計を見直す対策の機会は生活の変化と同時に訪れたりするものではないでしょうか。夫婦2人暮らしと赤ちゃんが産まれた後とでは、生活も変化します。ママの産休を機に世帯収入が減ったり、赤ちゃんにかかる出費が増えるなどの出費に対して、今すぐにできる対策についてご紹介していきます。
家計が赤字になりやすい原因
家計が赤字になりやすい原因として、収入減・支出増・家計管理不足の3つが考えられます。それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。
出産・育児で世帯収入が減少
出産を機にママが仕事をお休みすると世帯収入が減少するため、家計が赤字になる一つの原因になります。産前産後休業や育児休業中は給付金が支払われますが、給与の満額ではないので収入は減少する場合が多いでしょう。さらに、条件を満たすことができず育児休業給付金が取得できない場合は、収入がない状態となるかもしれません。
ベビー用品などの出費が増える
赤ちゃんが生まれると、食費や被服費、日用品代、医療費など、さまざまな出費が増えるでしょう。ベビーバスやベビーベッド、洋服、おもちゃなどをまとめて購入する場合は、家計を圧迫することも考えられます。
家計管理ができなくなる
赤ちゃんがいる生活のペースがつかめず、家計管理にまで手が回らなくなることも赤字になる原因かもしれません。以前はきちんとお金の管理ができていても、出産後、気づけば何カ月も家計簿を放置していたという人も少なくないようです。
赤字家計を防ぐ方法
赤字家計の原因がわかったら、次は対策方法を考えてみます。
家計簿をつけて収入と支出のバランスを見直す
家計管理の基本は、収入と支出を把握するところから始まるのではないでしょうか。まずは、現在の収支バランスを確認し、改善できるところがないか点検してみるとよいかもしれません。
管理方法は、市販の家計簿や自作のノート、パソコンの家計簿ソフトなどでもできますし、初心者向けの簡単で便利な家計簿アプリもたくさんあります。節約のために無理なく続けられる管理方法が見つかるとよいですね。
住居費や保険料など固定費を見直す
住居費や保険料も、収支バランスの見直しで大事なポイントだといわれています。住居費は、地域の家賃相場や住居形態によっても違うと思われるので、住居が賃貸の場合は収入に見合った部屋への住み替えを、持ち家の場合は金利が低いローンへの借り換えなどを検討してみてもよいかもしれません。
保険料は自己判断で安いプランや会社へ変更すると必要な保障内容が外れてしまう可能性があるので、専門家に相談してから判断したいですね。
夫婦のお小遣いを見直す
お小遣いも支出を見直す大切なポイントだといわれています。金額に決まりがない家庭は、お小遣いの上限を決めておくとよいかもしれません。お小遣いが定額になることへ抵抗がある人もいますが、お小遣いのやりくりで無駄遣いをしない癖がついたら総合的な家計管理にも活用できそうです。
不要なものがないか整理
赤ちゃんがいると、フリマに出店したりリサイクルショップへ持ち込んだりするのは大変なので、フリマアプリやインターネットのオークションサイトを使うと便利なのではないでしょうか。また、不用品を処分する過程で、家のどこに・何が・どれくらいあるかもチェックできるので、買い過ぎや類似品の購入を防げることにもつながるかもしれません。
日々実践できる赤字対策の節約方法
これまでは家計の総合的な見直しについて考えました。最後に、日常生活で実践できる節約方法をご紹介します。
ネットショップを利用して衝動買いを防ぐ
つい衝動買いしてしまう傾向にある人は、対策として家でゆっくり商品が選べるネットショップを利用することで、買う前に少し立ち止まって考える癖がつくかもしれません。ただし、ネットショップもクリックするだけで簡単に買い物ができるので注意が必要です。
予算内であっても、注文ボタンを押す前に、家に在庫があるものや、似たようなものは買わないなどのルールを決めておけば、不要な商品を購入する心配がないでしょう。金額の大きい商品を購入する前は、一度立ち止まって赤字にならないか家計簿を見たり、家族に相談したりなどのルール作りをしておくと役立つかもしれません。
光熱費の無駄をなくす
たとえば、エアコンの温度設定を季節に合わせて省エネ設定にし、あとは衣服で体温調整することもできます。また、シャワーの出しっぱなしを止め、お風呂の残り湯を洗濯に再利用して水道代を節約しているという人も。お風呂は家族が続けて入れば、沸かし直すためのガス代もかからないかもしれません。料理で沸かしたお湯は取っておき、洗い物に使えば食器の油汚れがよく落ちるので、水道代もガス代も節約することにつながるでしょう。
節約と改善を積み重ねて、家計の赤字対策を
赤字家計が続くと、家族の将来を考えて不安になってしまうかもしれません。固定費などの大きな支出の見直しと、日常的な節約が赤字対策のポイントになるようです。まずは家計の見直しなどの対策を練り、少しずつでも改善を始めたいものですね。