子育てと仕事を両立したい男性へ。パパたちの体験談や育児の仕方を紹介

子育てと仕事を両立したい男性へ。パパたちの体験談や育児の仕方を紹介

2017.09.28

子育てと仕事を両立したい、そう思っているのはママだけじゃなくパパも同じ気持ちではないでしょうか。子育てしたいけれど時間が取れないなど、苦労はパパによってさまざまです。今回は子育てに奮闘しているパパにアンケート。子育てと仕事を両立する方法について考えます。

男性ならではの大変さ

子育てをしているパパはどんなときに大変だと感じるのでしょう。パパ特有の悩みについて聞きました。


ママじゃないと嫌!と言われてしまう

〈寝かしつけ〉「子どもの寝かしつけは、ママじゃないとできないです。抱っこしてあやしても、自分じゃ寝てくれません」(0歳児のパパ)

〈お風呂〉「息子は、パパといっしょにお風呂に入るのを嫌がります。
夕食中『嫌いな物を残すとパパとお風呂に入ってもらうよ!』というと嫌いな物でも食べるほど、パパじゃ嫌なのって思い、寂しくなります」(3歳児のパパ)

寝かしつけとお風呂に関しては、ママしかできないという答えが多かったです。子どもと接する時間が長いママのほうが、安心感を得やすいからかもしれません。


泣いている理由がわからない

「子どもがどうして泣いているのかわかりません。お腹がすいてるのか、オムツを交換してほしいのか。ママならすぐわかるようなことも、自分では判断できない場面が多いです」(0歳児のパパ)

子どもが泣いている理由を見つけるのはママも大変ですが、パパはもっと大変な思いをしているようです。


子育てを理由に仕事を休みずらい

「子どもが体調不良だったので、ママに代わって仕事を休んだときがありました。職場の人に『ママがいるのになぜ休むの?』と言われたことがあります。共働きなので仕事の都合にあわせて休みやすいほうが休むのがよいと思っているのですが、理解しがたい人もいるようです」(3歳児のパパ)

「子どもを理由に仕事を休む機会が増えると、昇進しにくくなりそうで不安になります」(1歳児のパパ)

子どもの事情で仕事を休むのはママも気を遣いますよね。パパが子育てに関して職場で理解してもらうのは、ママより大変な部分が多いようです。

パパの声から「仕事をしているので子どもと過ごす時間が短い」「仕事場での理解が得られない」という理由で、ママとは少し違う子育ての苦労が見えてきました。

シチュエーション別子育て法~ママからのアドバイス~

子どものお世話がうまくできない!そんなときってありますよね。ママはどうしているのでしょう?子どもによって対応はさまざまですが、どうしたらよいのかをママたちに聞きました。


子どものオムツ替え/お着替え

「オムツ替えと着替えはパパが苦手な育児です。子どもにパジャマを着せるときなど『お願いだから動かないで』と言っています。無理に急いで着せようとしないで、子どもの動きにあわせて着せればスムーズなのになと感じます」(1歳児のママ)

毎日必ず着替えはありますよね。子どもが小さいときは何度もオムツ替えが必要です。体を動かして替えずらいとき、力ずくで替えるのではなく、子どもの動きにあわせながらチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


食事

「子どもが嫌いなおかずを食べるとき、パパはおかずを人形に見立てて子どもの気をひこうとします。それに一生懸命になりすぎて、結局食べられないことが。子どもにしっかり言い聞かせる時期だと思うので、あやしたりせず食べたあとに褒めることが大切だと思います」(3歳児のママ)

子育て中、遊び要素を入れたほうがよいかは子どもの年齢や性格によって変わります。子どもが苦手なことを克服した後は、しっかり褒めることを大切にしていきたいですね。


お風呂の入れ方

お風呂に入れるパパ

「子どもとお風呂に入るとき『パパと入ればすぐにおわるよ』と声をかけていました。子どもはお風呂を早くすませたいんじゃなくて、お風呂で遊びたいんだよねぇ、と思います」(3歳児のママ)

育児=仕事と捉えると、やるべきことを早くすませた方がよいように感じますが、育児はスピード感だけが大切ではないと思います。子どもと楽しく過ごすことを忘れずに、子育てができるとよいでしょう。


寝かしつけ

「ミルクをあげたらひたすら抱っこで寝かしつけています。パパに任せたときに大泣きし、それ以降は私がやっています。添い乳してるわけじゃないので、根気強く何回もやっていけばパパもできるのでは?と思います」(0歳児のママ)

寝かしつけは、苦労する育児の一つかもしれません。だからこそパパにも協力してほしいと思っているママは多いかと思います。どう寝かしつけているかをママに聞いてみてはいかがでしょうか。

どんな抱き方?背中をトントンするスピードは?など具体的なコツを教えてもらうとよいかもしれません。寝かしつける回数を増やすことで、子どもはパパでも安心して眠りにつけるのではないかと思います。

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子育てと仕事を両立するための具体策

仕事をしながら子育てをするにはどうしたらよいのでしょう。パパとママの声を参考に考えました。


メリハリをつけて仕事をする

子育てをするには、子どもと過ごす時間を確保するのが何より大切だと思います。アンケートのなかには「子どもが産まれたことを機に、あまり残業しないよう意識して仕事をするようになった」と答えてくれたパパがいました。

子どもがいることを職場の人に伝えたことで、飲み会も早く帰れるようになったパパもいるようです。仕事や時間を自身でコントロールするのは難しいですが、意識することで変わる部分があれば嬉しいですね。


休日はできるだけ子どもと過ごす

仕事の都合で朝早く家を出て、夜遅く帰ってくるパパも多いですよね。仕事がある日に子どもと過ごすのが難しい場合、休日は子どもと過ごす時間を大切にしているパパが多いようです。遠出をしたり遊んだり、思い出作りを意識しているパパもいました。


パパ担当の育児を作る

ママが全部やってしまいがちな子どものお世話ですが、「これはパパ担当」というものを作るのはどうでしょう。子どもを起こす、送り迎えをする、お風呂に入れるなど、どんなことでも構いません。


パパが取り組みやすい子育てから始めてみると、少しずついろいろなことができるようになるかもしれません。


パパの担当が決まったらママは口を出さず、時間がかかっても見守ることが大切です。

仕事と両立をしながら子育てを楽しもう

子どもを肩車するパパ

子育ては大変ですが、それ以上に幸せを感じることも多いですよね。アンケートでは、子どもの成長を側でみていたいと答えるパパがたくさんいました。

男であるがゆえに子育てに参加しづらいときもあるかもしれませんが、仕事と上手く両立し、子育てを楽しめるとよいですね。

2017.09.28

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