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畳の掃除はどうする?子どものお漏らしや嘔吐したときなど、お掃除方法
畳の掃除はどうやっていますか?畳に尿や便がついた、ゲロなど嘔吐した、という場合もあるかもしれません。汚物がついた場合どうやって掃除をすればよいのでしょう。基本的な畳のお手入れ方法や、畳を汚した子どもへの接し方を合わせてご紹介します。
子育てしやすい畳部屋
クッションなどがなくても横になれる畳は、子どものお世話がしやすく、ママにとっても嬉しい場所ですよね。遊び部屋としてはもちろん、どれだけ寝返りをうっても落下などの心配もないので、布団を敷いて寝室として利用しているご家庭も多いのではないでしょうか。
子どもがいても安心して過ごせるよう、畳はできるだけ清潔な状態を保ちたいですよね。畳はどのように掃除をするとよいのでしょう。普段の掃除方法やお漏らしや嘔吐した場合など、小さな子どもがいるご家庭だからこそ知っておきたい畳の掃除方法についてご紹介します。
基本的な畳の掃除方法
いつもやっている畳の掃除方法として、掃除機を利用しているママも多いかもしれません。フローリングの部屋と同じように掃除できるので比較的手軽にできますよね。畳に掃除機をかけるときは、畳の目にそってかけると細かいゴミまで吸い取ってくれるようです。畳同士をまたぐとへりが弱ってしまう場合もあるようなので、1枚ずつ丁寧にかけられるとよいですね。
畳表面のコーティングが落ちないよう、一般的に水拭きはあまり推奨されていないようです。汗などの汚れで畳がべたついてしまったときは、蒸発しやすいようお湯に浸した雑巾をかたく絞って拭く方法もあるようです。水分が残るようであれば、から拭きをしたり窓を開けて換気をするなど、畳に湿気がこもらないよう気にかけられるとよいですね。
お漏らししたら?畳の掃除方法
子どものオムツ替えをしているときや、就寝中にお漏らしをして畳が汚れてしまう場合もありますよね。尿や便などの汚物がかかってしまったら、どのように畳を掃除すればよいのでしょう。
水分が多い場合
尿や水分を多く含む下痢ぎみの便が畳についてしまったとき、まずは大まかにふき取るママも多いかと思います。その際は尿などが畳に広がらないよう注意できるとよいでしょう。
尿の汚れで気になる臭いには、市販の消臭スプレーなどがよいようです。除菌スプレーを吹きかけるのもよいかもしれません。汚物を拭き取った後に消臭や除菌スプレー、その後は低温のドライヤーで乾かしたり、から拭きできるとよいでしょう。ドライヤーをあてる際は畳が焦げないよう注意できるとよいようです。
その他にも、尿がついた部分を拭き取る前に粉末洗剤やベビーパウダーなどを直接振りかけ、水分を吸わせてから掃除機で吸引する方法、その後から拭きする掃除方法もあるようです。
夜中に子どもがお漏らしして翌朝気づいたときなど、畳に染みがついてしまう場合もありますよね。畳についた染みに対しても有効的な場合もあるようです。拭き取ってもとれない染みがついてしまったら、試してみてはいかがでしょうか。
固形物が多い場合
子どもの便などの固形物がついてしまった場合、まずはビニール袋などで手を覆い、取れる範囲で取り除くようです。畳のすき間に便が入りこんでいるようなら、畳を傷つけないよう歯ブラシでやさしくかきだせるとよいでしょう。その後は食器用洗剤などの中性洗剤と混ぜたお湯に雑巾を浸し、かたく絞って畳を拭くと、消臭と漂白が一度にできるようです。
気になるようであればその後さらに除菌スプレーをふきかけてもよさそうですね。仕上げに低温のドライヤーなどをあて、時間をかけずに畳を乾かせられるとよいようです。
嘔吐のときに気をつけたい畳の掃除
子どもが体調不良のときなど、畳の上にゲロを吐いてしまう場合もあるでしょう。嘔吐をしたときの畳の掃除はどうすればよいのか、注意点とあわせてご紹介します。
感染しないよう気をつけよう
畳の部屋に限りませんが、子どもが嘔吐したときはいっしょにいる家族や周りの人が感染しないよう注意できるとよいようです。畳の部屋できょうだい揃って過ごしていたら、掃除が終わるまで別の部屋に移動できるとよいでしょう。
ゲロを掃除するママやパパは、手袋とマスクをつけて掃除したほうがより安心かもしれません。子どもの服にも汚物がついているようならすぐに着替えさせ、汚れた服はすぐに洗濯するか、袋に入れて密閉できるとよいようです。窓を開けるなど換気も忘れず、掃除する環境を整えられるとよいでしょう。
嘔吐したときの畳の掃除方法
掃除する人はまず手袋とマスクをつけ、新聞紙や使い古したタオルなどを使って大まかにゲロを取り除きます。畳に広がらないよう気をつけ、使用した新聞紙などはビニール袋にいれて密閉、そのまま処分しましょう。お湯に浸した雑巾を硬く絞り畳を拭き、ウイルスなども殺菌できるスプレーをかけるとよいようです。
スプレーの代わりに薄めた消毒液を雑巾に浸し、絞って拭きとる方法もあるようです。消毒液を自宅で作る方法もあるようなので、子どもの体調がすぐれない場合は作って用意しておいてもよさそうですね。尿や便のときと同様、最後はから拭きや低温のドライヤーをあて、しっかり水分を取り除けるとよいようです。
子どもが畳を汚したときの接し方
子どもが畳にお漏らししてしまったときなど、掃除が負担になってつい子どもを叱ってしまう場合もあるかもしれません。嘔吐したときに畳の掃除に対してあせる気持ちが顔にでてしまう場合もあるでしょう。
畳を汚してあせってしまうのは、子どもも同じかもしれません。まずは子どもに優しく声をかけてみてはいかがでしょう。「お漏らししても大丈夫だよ」「吐いちゃったね、つらかったね」など、子どもの気持ちを優先した言葉を伝えると安心してくれるかもしれません。
畳の掃除方法がわかっていれば、ママやパパの気持ちにもゆとりができそうですよね。
きれいな畳で気持ちよく
子育てしているご家庭にはあるとうれしい畳ですが、小さな子どもがいるから汚物で汚れてしまう場合もあるかもしれません。基本的なお手入れ方法だけではなく、尿や便などのお漏らしに対する畳の掃除、ゲロなどを嘔吐に対する畳の掃除方法を知っておくとより安心して過ごせそうですよね。きれいな畳を維持できるような掃除をしてみてはいかがでしょうか。