サンクラフトのよく切れる本格派「子ども用包丁」がリニューアル発売
日本の食育実践の先駆者のひとり・坂本廣子氏監修、家庭でできる食育・ハンズオン実践をサポートする包丁。押し切りができない子どもでも食材が切りやすい刃の形で、右利き・左利き用をそれぞれ用意
「サンクラフト」の子ども用調理道具シリーズ「台所育児(1993年~)」の「子ども用包丁」が、開発当時のコンセプトはそのままにより使いやすくリニューアル。
公式オンラインショップ「サンクラフトキッチン」にて発売中となっており、それにあわせ、クリスマスや誕生日、入園・入学、進級祝いにもぴったりなギフトセットも同時発売。
11月20日(土)には、リニューアルした「台所育児」の使い心地を試せる体験イベント「ひとりでできるもん!子どもたちだけでデコプレートを作ろう!」も開催される。
※イベント詳細:http://kojosankanbi.jp/(関の工場参観日2021のワークショップとして実施)
「子ども用包丁」は、食育の重要性を40年以上前から提唱した日本の食育実践の先駆者のひとり、食育・料理研究家 坂本廣子氏(2018年没)と「サンクラフト」が生みだした、子どもでも使いやすい包丁。
コンセプトは「子どもだからこそ玩具ではなく、本物の包丁を使って料理を」。「子どもが初めて持つものは玩具ではなく本物を持たせたい」という考えのもと、坂本氏が当時のサンクラフト(旧/川嶋工業株式会社)を訪れたことが商品化のきっかけとなった。
料理は、五感を使ってさまざまな発見・体験を積み重ねることができるハンズオン(体験学習)のひとつ。
一見難しそうな料理をやり遂げた経験と達成感は、子どもの自己肯定感を高め、自信に繋がるきっかけに。さらに、料理を作る人の気持ちを理解し、作った料理を食べてもらう喜びを知る経験となり、相手の立場に立って考える力や自分自身で生きる力を育む。
そのような坂本氏の熱い想いに共感した「サンクラフト」が、包丁製造技術を生かし製品化。
1993年の発売より「切れ味のいい子ども用包丁」として支持され続けている包丁を、より使いやすくするため「サカモトキッチンスタジオ」とやり取りを重ね、今回のリニューアルとなった。
「子ども用包丁」は、刃物のまち岐阜県関市で作られる、子どもの少ない力でもよく切れるように考えられた、切れ味のよい本格派包丁。
切れ味の悪い包丁は使う際に余計な力がかかり、思わぬ大きな怪我になる場合も。また、切れ味のいい包丁は、子どもには危ないと思われがちだが、一見危ない本物の道具だからこそ子どもは扱い方に注意を払い体で使い方を覚えていくという。
刃の形は、押し切りができない子どもでも食材が切りやすい形を採用し、利き手に左右されず使えるように、右利き・左利きで刃付けの方法を変更。
大人用のペティナイフでは身幅(刃の高さ)が狭く、食材を切る際に刃が隠れてしまうこともあるが、「台所育児」の包丁は身幅が十分にあり、食材を切った時も常に包丁が目視できるので安全に使うことができる。
ハンドルは、滑らずしっかり握れる太さに設計。子どもの手にフィットし、正しい位置で持てるように後ろはカーブして短く作られている。
また、収納や持ち運びの際に便利な専用の刃先カバーや、家庭でも実践しやすいイラスト入りの取扱説明書付き。
説明書には、子どもが安全に包丁を使える環境の整え方や、具体的な包丁の使い方が書かれており、子どもと楽しく料理に挑戦できる。
「自分でできた!」と自信をつけるための工夫がいっぱいの「子ども用包丁」。子どもの料理デビューにぜひ、取り入れてみては。
問い合わせ先/サンクラフト