汐見先生に聞く、「子どもの自信」を育てるためにできる3つのこと

汐見先生に聞く、「子どもの自信」を育てるためにできる3つのこと

今回の記事では、保育の分野で第一人者である東京大学名誉教授の汐見先生に、習い事についてお話を伺いました。習い事を通して育まれる子どものさまざまな力やそのために親ができるコミュニケーションについて教えていただきます。

今の時代、「身体を育てる習い事」が大切

「習い事」を通して子どもの可能性を広げたり、夢中になれるものを見つけてほしいと考えるママやパパも多いのではないでしょうか。

子どもの習い事について、幼児教育の専門家である汐見先生に詳しいお話を伺いました。

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汐見先生

日本では昔から「数え6歳6月6日」が習い事を始めるのに最適といわれています。

数え6歳というのは今でいう4、5歳で、ちょうど「自分でやってみたい」「お友達みたいにできるようになりたい」と考え始める年齢です。

習い事は、まずは体験などで実際にやってみて子どもが「やっぱり好きじゃない」と感じることもあるので、いくつかの習い事の中から選んでいくのがいいと思います。

その中で、身体を育てる習い事は特に大切です。

というのも、日本全体で子どもの運動能力は低下傾向にあるからです。これは、昔のように走り回れる場所、身体能力を伸ばせる環境が少なくなっているのが原因の1つだといわれています。

幼少期から運動を始めるメリットとは
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実際に読者親子がスイミングの習い事を体験!

そこで今回は、KIDSNA STYLEの読者親子に、実際にスイミングの習い事を体験してもらった時の様子をレポートします。

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はなみちゃんママ「水泳教室に通っていて、クロールはできるようになったようですが、実際どのくらい泳げるようになったか見てみたいです」

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かいとくんママ「子どもの習い事としては定番の水泳ですが、具体的にどういう力が身につくのか知りたいです」

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元日本代表でもある土肥亜也子コーチが、2人それぞれのレベルにぴったりのレッスンを行います
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レッスンが始まる前、楽しみな様子のはなみちゃんとかいとくん

子どもの「自信」を育てる3つの秘訣

習い事を通して子どもはさまざまな力を身につけます。「親としてどうサポートすることができるのか」について汐見先生に伺いました。


①その子なりの「目標」を大切にする

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汐見先生

目標を持つことは大切です。

ただ、目標にもそれぞれの子どもの個性が出ます。5歳の頃から「世界一になりたい」という子もいますが、子どもがみんな世界を目指すとは限りません。

その子なりの目標を大事にしてあげてほしいです。

親は、どんな目標でも応援するスタンスで見守りつつ、少しずつ目標をレベルアップさせていくとよいでしょう。その過程で小さな成功体験をその都度褒めてあげてください。

また、子どもは見たことのないものを目標にすることはできません。

たとえば、音楽ならどれだけいい演奏を聴かせるか、水泳なら楽しそうに泳いでいるのを見せることが重要です。

子どもの「自分もあんなことできたらいいな」という気持ちが、目標につながります。


②親が即実践するべき「褒めの極意」

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汐見先生

◆褒めの極意その1

苦手なことを良くするよりも、得意なことを褒めて伸ばしてあげましょう。

そうすることで子ども自身が何が得意なのかを理解して、自分で自分を伸ばしていくことができるようになります。

◆褒めの極意その2

何でもかんでも「頑張ってるね」と抽象的に褒めているだけではだんだん響かなくなっていきます。

大切なのは子どもに「どう思った?」と聞いてあげて、子ども自身の認識を深めるお手伝いをしてあげることです。そして、子どもなりの答えを出したことに「わかってるんだ!すごいね」と褒めてあげてください。考えて答えを出すことが楽しくなります。

◆褒めの極意その3

習い事をしているとつまずくこともあると思います。その時に、子どもがつまずきから何を学べるかも親の声かけしだいです。

例えば、「悩めるようになるなんて、すごい!」「前にはなかった進歩だよ!」と、つまずいて悩んでいること自体を成長として褒めてあげるのも良いかもしれません。

親は、うまくいかなかった子どもを一切攻めずに「うまくいく方法を一緒に考えてみようか」というスタンスで接してあげてください。

失敗から学ぶことを考える力を身につけることができたら、習い事だけでなく、生きていく上で役立ちます。人生に「失敗」なんてありません。


③健全な競争心が向上心につながる

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汐見先生

最近は、運動会でもかけっこは同じくらいのタイムの子同士で走ることもあるようですが、かつては健全な競争心が人間の向上心を支えていました。

競い合い、支え合うことで本当の仲間になることもあります。

身近に「すぐに追いつかないけど上手な子」がいたらいい目標になり、向上心も育まれます。

競い合うことに対して必要以上にネガティブになる必要はないと思います。

子どもの主体的に学ぶ力を伸ばす

3つの秘訣を満たすコナミスポーツクラブのスイミングスクール

そんな3つの秘訣を満たす習い事が、コナミスポーツクラブ キッズ向けスクール「運動塾」のスイミングスクールです。

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運動塾のスイミングスクールでは、徹底した教育を受けたスタッフが子どもの年齢・体力・能力に応じた段階別指導で子どものやる気を応援し、成長を可視化する「進級システム」で子どもの新しいチャレンジをサポートします。

1つのことをやりとげたことで、子ども自身に「できた」という感激が生まれます。それが新たな意欲を生み、新しい体験にチャレンジしていく原動力になります。

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汐見先生

ある程度泳げるようになると、泳げることが生きるうえでの安心感につながります。

海や川、船に乗る時などにまったく泳げないと不安ですが、泳げると「万が一の時もなんとかなる」と思えます。

泳ぐ際、身体の力を抜く=身体をリラックスできるのもよいですね。あらゆるスポーツがそうだと思いますが、身体の力を入れる・抜くことは、身体の使い方の基本です。

そういう意味では、水泳は身体の使い方の基本ともいえます。

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子どもが自分を「客観的」に見ることは、能力UPにつながる?

コナミスポーツクラブの「運動塾デジタルノート」は、練習の前後に自分の泳ぎを動画で見ることができる画期的なシステムです。

最近よく耳にする「メタ認知(※)」の促進にも繋がりそうです。

「メタ認知」を鍛えることは、集中力やレジリエンス(精神的回復力)、自己肯定感、感情をコントロールする力などさまざまな育みが期待できると言われています。

※自分の思考や行動を客観的に把握し、認知すること


授業内動画で「気づく・すぐ実践」

コーチの言葉によるアドバイスに加えて、自分が泳ぐ姿をその場ですぐに見ることができ、子どもの「できた!」という感激や「がんばろう」という意欲につながります。

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お手本、上達ポイント動画で「予習・確認」

各級ごとにお手本や上達ポイントを動画で見ることができます。授業前にスマホで予習することもできるので、意欲やモチベーションがより保ちやすくなります。

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レッスンや進級テストの動画は「記録・記念」

普段のレッスンの様子や進級テストの動画を、ママやパパが離れた場所で視聴することも可能。家族でじっくり子どもの成長を確認、共有することができます。

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汐見先生

これは画期的なツールですね。子どもが自分の身体をどう使っているかを知ることができたら、運動能力は確実に高まります。

「運動能力が高い人には、自分の身体の動かし方をイメージできている人が多い」という研究もあります。

こうしてすぐに自分の動きを動画でチェックすることで、効率的に運動能力を向上させられると思います。

自分で自分を上手に高めていくための最高のツールになります。

また、自分を客観的に見てどこを伸ばしたらいいのかを考えることは、スポーツだけでなく、人生の糧になるでしょう。

親はつい子どもに対して褒め方が抽象的になりがちですが、一緒に動画を見ながらなら、子どもの「どこが」伸びているのかを見つけてあげることができそうです。

動画を見ながら「この泳ぎについてどう思った?」と声をかけて、子どもが自分の泳ぎを認識するサポートをしてあげると、さらに伸びると思います。

「運動塾デジタルノート」の詳細はこちら

子どものさまざまな力を育むコナミスポーツクラブのスイミングスクール

コナミスポーツ

コナミスポーツクラブのスイミグスクールを体験したはなみちゃんかいとくんがレッスンを受けてぐんぐん泳げるようになる様子を見たママたち。

はなみちゃんママ
はなみちゃんママ

水中カメラで泳ぎが見られるなんてすごいですね!

動画を見て自分に自信が持てたようです。親子のコミュニケーションにつながるのもよいですね。

かいとくんママ
かいとくんママ

子どもの成長を動画で見られるのがうれしいです。

子どもが自分を客観的に見られるので、モチベーションや改善策を見つける力にもつながりそうです。

親としては、動画から褒めポイントや改善ポイントを見つけられます。「これができないならこうしたら」など、子どもにかけられる言葉も変わりそうです!

経験豊富なコーチによる指導に「運動塾デジタルノート」が加わることで、子どものさまざまな力を育むことができるコナミスポスポーツクラブのスイミングスクール。ぜひ体験してみませんか。

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