萎んだ風船のワンちゃんを復活させよう!
空気の大きさを操る楽しい理科実験をご紹介いたします。親子で楽しむ教育エンターテインメント、KIDSNA for Kids 第3弾!
マイナス196℃の超低温の液体チッ素を使って風船を冷やしてみました。すると、一気に風船がしぼみました。次にその風船を液体チッ素から取り出すと、逆に膨らんでいき元どおり。いったいどういうことなのか、見ていきましょう!
空気は、温度によってその体積が変化します。冷やされると小さく、温められると大きくなります。
今回の実験では、膨らんだ風船をマイナス196℃の液体チッ素で一気に冷やすしてみました。すると、風船の中の空気の体積が小さくなり萎んでいきました。逆に、温められると体積が大きくなり、膨らんで風船は元の大きさになったのです。
バルーンアートのワンちゃんの中の空気も、温度によって大きくなったり小さくなったりしたのです。
体積の変化を利用したものに温度計があります。
メモリに使われているエタノールという液体が、冷やされると体積が小さくなりのでメモリが下に下がります。逆に温められると体積が大きくなりメモリが上に上がるという性質が利用されています。
監修
理科実験教室アインシュタインラボ
代表 北原淳
「感動する科学体験・発見する喜び」を広めるため、神奈川県・東京都にて理科実験教室を運営。その他、全国の幼稚園、小・中学校、企業、テレビなど各種メディアにて活動中。