里帰り出産の生活費。金額の相場や生活費の渡し方、現金以外のお礼のアイデア

里帰り出産の生活費。金額の相場や生活費の渡し方、現金以外のお礼のアイデア

里帰り出産をするときに、生活費をどの程度渡すべきなのか悩むママやパパもいるのではないでしょうか。今回の記事では、里帰り出産の生活費の相場や生活費の渡し方、封筒の選び方や書き方、現金以外でお礼をするアイデアについて、ママたちの体験談をもとにご紹介します。

里帰り出産の生活費

里帰り出産をすることになり、里帰り中の生活費について考えるママもいるのではないでしょうか。実家といえど食費や家事、育児の手伝いを無償でお願いするのは気が引けますよね。里帰り出産中の生活費の悩みをママたちに聞いてみました。

「里帰り出産をすることになったのですが、産前を含めて3カ月もお世話になるので、どのくらいの金額を渡したらよいのかわからなくて困りました」(20代ママ)

「里帰り出産をする前から父に『生活費は一切受け取らない』と強く言われてしまったのですが、母子ともにお世話になるのにお金を払わないのは申し訳なく、対応に悩みました」(30代ママ)

里帰り出産での生活費の相場がわからなかったり、生活費を入れることを断られてしまったりすることに悩んだママもいるようです。実家の負担にならないような形で、感謝の気持ちを伝えられるとよいですね。

里帰り出産の生活費の相場

里帰り出産の生活費の相場はどれくらいなのでしょう。生活費として渡した額についてママたちに聞いてみました。


滞在する期間で決める

カレンダー
iStock.com/MicroStockHub

「産前産後あわせて2カ月里帰りをしました。インターネットで調べたり友人に聞いたりして5万円くらいが相場かなと思い、キリもよいので5万円渡しました」(20代ママ)

滞在する期間によって生活費の額を決めたというママの声がありました。自宅での食費や光熱費などを基準に、どれぐらいの期間滞在するのかで考えるとよいかもしれません。ママの体調や赤ちゃんの様子で滞在期間が延びたので、その分プラスしたというママもいました。


滞在する人数で決める

「実家には1カ月滞在しました。私だけでなく上の子もいっしょにお世話になるので、相場より少し多めの5万円を渡しました」(30代ママ)

上の子もいっしょにお世話になった場合、相場よりも金額を多めにしたというママの声がありました。子どもの生活費は大人の半額くらいを目安に考え上乗せするとよいかもしれません。

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里帰り出産の生活費の渡し方

里帰り出産の生活費を渡すタイミングや、渡すときに使う封筒はどのようにしたらよいのでしょう。里帰り出産の生活費の渡し方についてママたちに聞いてみました。


渡すタイミング

「里帰り初日に、『よろしくお願いします』と夫から渡してもらいました。最初は断られましたが最終的には受け取ってくれ、そのお金を使ってちょっと豪華なおかずを用意してくれました」(30代ママ)

「帝王切開での出産で、体調次第で里帰り期間を延ばす可能性もあったため、最終日にお世話になった期間分の生活費を夫から渡してもらいました」(30代ママ)

里帰り出産の生活費を初日に渡したというママもいれば、最終日に渡したというママもいました。花束の中に封筒を忍ばせるなど、渡し方に工夫をしたというママの声もありました。


封筒の選び方、書き方

お祝い袋
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「生活費は水引が印刷されたのし袋に入れ、夫婦の名前を書いて渡しました。両親からは大げさだよと言われましたが、きちんとしたいという気持ちが伝わっったのか、受け取ってもらえました」(30代ママ)

「事前に『実家なのだから生活費はいらない』と言われていたので、かしこまりすぎないほうが受け取ってもらえるかと思い、『ありがとうございます』と書かれた封筒に入れて渡しました」(20代ママ)

里帰り出産の生活費は、のし袋の他、定形の白い封筒や感謝のメッセージが書かれた封筒に入れて渡したというママの声がありました。のし袋を使う場合は紅白の蝶結びの水引が印刷されている封筒を使い、表書きは「御礼」や「感謝」とするとよいようです。名前は世帯を代表してパパの名前だけを書いたというママもいれば、パパママ両方の名前を書いたというママもいました。

現金以外でお礼をするアイデア

生活費を現金で渡すことに抵抗があったり、渡したけれど断られてしまったというママもいるかもしれません。現金以外でお礼をするアイデアについてママたちに聞いてみました。


金券で渡す

「現金だと受け取ってもらえないと思ったので、旅行好きな両親にあわせて生活費分の旅行券を渡しました。里帰り出産中家事をしてくれた母にとってもよい気分転換になったようでした」(40代ママ)

旅行券や商品券、お食事券などの金券を渡したというママもいるようです。両親の趣味や好きなものにあわせた金券で渡すと、「自分たちのために選んでくれた」ということが伝わり、抵抗なく受け取ってくれるかもしれませんね。


品物を贈る

「里帰り出産がちょうど梅雨にかかる時期で母が洗濯物が乾かないと悩んでいたので、生活費を現金で渡すかわりに除湿器をプレゼントしました。洗濯物も乾くしカビ対策にもなるととても喜んでくれました」(30代ママ)

里帰り出産の生活費として、品物を贈ったというママもいるようです。ご両親が欲しいと思っているものを購入したり、古くなった家電を買い替えたりなどすると喜んでくれるかもしれませんね。


いっしょに食事に行く

「里帰り出産中の家事はすべて母に任せてしまっていたので、お礼と労いの気持ちを込めて、夫が迎えに来てくれる里帰り最終日にみんなで食事に行きました。準備や片づけをする必要がないし、夫も含めてみんなで楽しく食事ができてよかったです」(20代ママ)

生活費を現金で渡すかわりに、いっしょに食事に行ったというママもいるようです。家族みんなでにぎやかに食事をすれば実家の父母も喜んでくれるかもしれませんね。

里帰り出産の生活費は気持ちが大切

赤ちゃんを抱く祖父母
iStock.com/iryouchin

里帰り出産中のお礼を伝える手段として、生活費を受け取ってもらえるとママもパパも嬉しいですよね。もしも断られてしまった場合は、封筒を変えたり、相場の金額分の品物を贈るなど渡し方に工夫をするとよさそうです。感謝の気持ちをしっかり伝えられるとよいですね。

2018.10.06

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