【産婦人科医監修】妊活の準備は何をする?妊娠前の検査や男性が心がけること

【産婦人科医監修】妊活の準備は何をする?妊娠前の検査や男性が心がけること

パートナー同士で支え合いながらプレ妊活を進めよう

将来出産することを考えて、妊活を考える方もいるでしょう。妊活の準備をすることをプレ妊活と言いますが、具体的に何をすればよいのでしょうか。プレ妊活で行うことや妊娠前に受ける検査、準備で男性が心がけることや2人目について解説します。

杉山太朗(田園調布オリーブレディースクリニック)

プレ妊活とは

妊活を始める前に、準備をすることはあるのでしょうか。妊活について調べるなかで、「プレ妊活」というワードを目にしたことがある方もいるかもしれません。

プレ妊活とは、将来出産するために行う準備のことを言います。プレ妊活は、妊活や妊娠についての知識を得ながら生活習慣を見直したり、自分の身体を知るための検査を受けることを言います。

本格的に妊活を始める前に、自分とパートナーの体の状態を知り、準備を進めましょう。

プレ妊活は何をする?

プレ妊活では具体的に何をしたらよいのか、準備するものはあるのか気になることもあるでしょう。妊活の準備について解説します。

基礎体温の計測を習慣づける

体温計
Rido/Shutterstock.com
プレ妊活は、基礎体温の計測を習慣づけることから始めましょう。基礎体温とは本来寝ているときの体温のことを指します。

朝起きたら動かずに、横になった状態で毎日同じ時間帯に体温を計測しましょう。

基礎体温を計測することにより、生理日や排卵日、ホルモンの状態など、妊活をするうえで必要な情報を得ることができます。

基礎体温計を使って基礎体温表に記入しましょう。基礎体温を記録できるスマートフォンのアプリを活用する方法もあります。

個人差はありますが、女性の体には「低温期」と「高温期」があります。疑問や気になることがある場合は、医師に相談しましょう。

生活習慣を見直す

赤ちゃんを産むための身体づくりには、健康であることが重要です。妊活の準備では、食生活や休養、睡眠時間など生活習慣を見直しましょう。
  • タンパク質
  • ビタミンA
  • ビタミンB群
  • ビタミンE
  • 亜鉛
  • カルシウム
上記の栄養素など、妊活の準備をするなかで女性が摂りたい栄養素はさまざまあります。いろいろな栄養素を摂れるように、バランスのよい食事を心がけることが大切です。

体の冷えや睡眠不足は、妊活に影響を及ぼす場合があります。温かい飲み物を飲んで温活をしたり、睡眠時間をしっかり確保できるように早寝早起きを意識しながら妊活の準備をしましょう。

ブライダルチェックを受ける

病院で診察を受ける女性
szefei/Shutterstock.com
妊娠や出産に影響を与える病気を持っていないかなどの検査することを、ブライダルチェックと言います。

女性だけでなく、カップルで受けられるブライダルチェックもあります。ブライダルチェックは結婚をする前でも受診可能なため、妊活をしている人は積極的に受けるとよいでしょう。

妊娠前に行う検査

妊娠前に行う主な検査は以下の通りです。
  • 性病の検査
  • 風疹の抗体検査
  • 子宮がんや乳がんの検査
  • 子宮筋腫や卵巣嚢腫などの婦人科疾患の検査
  • 甲状腺の検査
  • 歯の検診
これらの検査で、自分は赤ちゃんを妊娠できる体かを確認することができます。

検査後に体に異常が発見された場合は、病気の治療や不妊治療を進めることができるため、早めにしっかり検査を受けることが大切です。

歯周病は早産のリスクが高まるという報告があります。口腔環境を整えることも妊活の準備で大切なことです。

妊活の準備は男性も必要?

妊活の準備は、男性にとっても重要なことです。生活習慣の見直しや妊娠前に行う検査を確認しましょう。

偏った食生活や睡眠不足、肥満などの生活習慣病やストレスなどが原因で、精子を作る力が弱まると考えられています。

不妊の主な疾患は、「造精機能障害」や「性機能障害」などがあげられます。精子を作る機能が正常に働かない状態のことを造精機能障害と言います。

造精機能障害は、喫煙やアルコールの大量摂取、サウナや長風呂などの高温環境が造精機能に影響を及ぼすという報告があります。

熱を発するノートパソコンを膝の上に置いて作業することも、よくないとされています。

2人目の妊活の準備について

2人目の妊活の準備について気になる方もいるかもしれません。2人目の妊娠を望む方のなかには、1人目は不妊治療なしで出産できたのに2人目がなかなか妊娠できないという人は多いようです。

年齢を重ねると、卵子の数や質が低下し、妊娠の確率が低くなると考えられています。また、男性も加齢とともに男性ホルモンを作る力が低下します。

1人目を出産したことで生活環境が変化し、育児に追われて性行為の回数が減るということもあるかもしれません。

2人目の妊活の準備では、夫婦間でのコミュニケーションやスキンシップを増やすことも大切です。

ストレスも妊活に影響を及ぼす場合があります。ストレス解消を心がけ、バランスのよい食生活や、適度な運動を取り入れるなど生活習慣を見直しながら妊活の準備をしましょう。

妊活の内容を知って準備をしよう

くつろぎながら話をする夫婦
milatas - stock.adobe.com
本格的に妊活を進める前に、妊娠や妊活のことについて調べながら準備をしたいと考える方もいるかもしれません。プレ妊活として、基礎体温計や基礎体温表を準備するとよいでしょう。

妊娠前は、性病検査や風疹の抗体検査など、男性が受ける検査もさまざまあります。生活習慣を見直して、パートナー同士で支え合いながら妊活の準備を進められるとよいですね。

監修:杉山太朗(田園調布オリーブレディースクリニック)

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杉山太朗(田園調布オリーブレディースクリニック)

杉山太朗(田園調布オリーブレディースクリニック)

信州大学卒医学部卒業。東海大学医学部客員講師、日本産科婦人科学会専門医、母体保護法指定医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医。長年、大学病院で婦人科がん治療、腹腔鏡下手術を中心に産婦人科全般を診療。2017年田園調布オリーブレディースクリニック院長に就任。

患者さんのニーズに答えられる婦人科医療を目指し、最新の知識や技術を取り入れています。気軽に相談できる優しい診療を心がけています。

田園調布オリーブレディースクリニック

2020年03月18日

専門家のコメント
18
    りお先生 保育士
    基礎体温を3ヶ月くらいつけて、自分の生理周期と排卵日を把握しました。
    これは絶対やった方がいいです!!

    私の友だちは、これをやり、高温期と低温期なく、排卵をしていないことがわかり、産婦人科で治療を受けていました。
    その後、排卵するようになり、今は二児の母です😁

    私は問題なく、生理から14日か15日後に定期的に排卵していることがわかったので、それに合わせて妊活をスタートさせました。
    えり先生 保育士
    もともと、排卵機能に問題があり治療をしていたので、妊活は長そうだと思いました。
    しかし、まず行ったのは基礎体温を計ること、葉酸を夫婦で飲む事です。また、生姜湯をのんで身体をあっためました。
    同時に、もともとの身体のこともあったので、早めに受診していろいろと検査もしましたが、途中でそれらがストレスになり、おもいきって休憩したら、自然に妊娠できました。
    そこまで長くはかかりませんでした。
    デリケートなことなので、いろんな思いの方がいらっしゃいますよね。
    子どもを望む方みんなに、赤ちゃんが来てくれますように。
    いちご先生 保育士
    基礎体温はあまり当てにならなかったので(私の場合。)排卵検査薬で毎月チェックして排卵日の特定をしていました。
    すー先生 保育士
    1人目の時は特に何もしていませんでしが、2人目は葉酸サプリを飲み排卵検査薬を使い排卵日を確認していました。あまり神経質にならないようにいいタイミングで赤ちゃんできたらいいなと思うようにしました。
    ひよこ先生 保育士
    基礎体温のチェック、明朝からやってみようと思います!ブライダルチェックが夫婦で受けられるところがあると拝見して良かったです。3ヶ月後に挙式の予定なので、いいタイミングで記事が読めました☺︎
    めい先生 保育士
    妊活では基礎体温をつけることから始めてみました。生理不順だったので、排卵日が分かることは一番大事でした。
    せおみ先生 保育士
    私もブライダルチェックはしました。結婚前から産婦人科には通っていたので、婚約をした時にそのまま、妊娠希望を伝え色々な検査をしました。女性も男性も、検査方法は様々ですが、麻疹風疹などの予防接種を打つ事もよいと思います。検査をして、安心する事で妊娠もしやすくなるかもしれないですよね。
    ぺち先生 保育士
    基礎体温を3ヶ月分つけて産婦人科に持っていき、排卵日を教えてもらいました。基礎体温をつけるこは、自分の体を知ることにもなるのでとても大切でした。今は、ブライダルチェックなどしに行く人もいるみたいですね。旦那さんもいろいろ協力してくれるとありがたいですね!
    とーち先生 保育士
    皆さん書かれていますが、基礎体温をはかりました。

    生理もいつも予定日通りにきていたので、比較的妊活しやすかったです。

    ただ朝動く前に基礎体温をはかるということを忘れがちでした。
    めるちゃん先生 保育士
    アプリで生理日を管理し、排卵日あたりに、排卵検査薬を使って確認してました。また、葉酸サプリも飲んでました。
    めめ先生 保育士
    基礎体温は妊活を始める数ヶ月前からつけ始め自分の生理周期などを記録していました。普段から測っておくと生理がいつくるかわかるので便利です。
    こと先生 保育士
    アプリに毎月、生理の日を登録することと基礎体温はできるだけ毎日はかるようにしてました😊✨
    1人目妊娠中の血液検査で風疹の抗体の数値が低かったので2人目妊娠までに予防接種をしました!
    まあ先生 保育士
    もう少ししたら子どもが欲しいと思っております。妊活はまだしていませんが、自分も夫も共に体調を安定させることが大切なのですね。
    なごみ先生 保育士
    1人目の時は特に何もしていませんでしたが、妊娠してからは葉酸サプリを飲んでいました。旦那は風疹の予防接種を受けに行ってました。
    cocoまま先生 保育士
    男性側も産婦人科を受診する事をおすすめします。嫌かもしれませんが…とても協力的な方なのかなと周りは見るのかなと思います^ ^
    のの先生 保育士
    妊活を開始するにあたり、葉酸サプリの服用を始めました。また、朝ごはんを必ず食べることを意識していました。
    のんの先生 保育士
    旦那さんと一緒に受診することをお勧めします。
    嫌がられる旦那さんもいらっしゃいますが、
    妊娠出産子育てと言うのは、奥様も旦那様も関わっているということを忘れないでほしいですね。
    まな先生 保育士
    自分の生理周期を把握し、アプリで管理していました。
    基礎体温などの記録は特にしていなかったので、2人目の時には記録しておこうと思いました。

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